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ギリシャ経済危機の理由原因を解説!現在の状況と日本への影響は?

更新日

数年前から、ギリシャの経済状況が危機的状況にある、という報道を何回か耳にしたことがあるかと思います。

いわゆる

"ギリシャ危機"

と呼ばれる経済危機ですね。

この経済危機ですが、どうやら2017年に再び大きな転機を迎えると言われています。

そもそも、いったいなぜ、ギリシャはここまでの経済危機に陥ってしまったのでしょうか?

今回は、長年続いているギリシャ経済の危機的状況について、これまでの流れをまとめながら、最新情報について解説していきます!

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ギリシャ危機とは?

ギリシャ

まずはギリシャ危機について振り返ってみましょう。

ギリシャ危機とは、2010年頃から騒がれるようになったギリシャ共和国における経済危機です。

ニュースでも一時期、毎日のように報道されていたため、何となくでも知っている人は多いかと思います。

このギリシャ危機の発端は、2009年10月。

当時、政権交代があり、全ギリシャ社会主義運動のゲオルギオス・アンドレアス・パパンドレウ新政権が誕生したことにあります。

この新政権(当時)によれば、新民主主義党が率いていた旧政権は、財政赤字を隠ぺいしていたらしく、

GDPの4%程度と発表していたギリシャの赤字は、実際には13%ほどだった

というのです。

ギリシャはEUに参加し、ユーロを使えるようにするために、財政赤字を粉飾していたわけです。

つまり、EU加盟という目先の出来事のために、

「財政状況はそれほどひどくないですよ」

と、ヨーロッパ各国を騙していたことになります。

これにより、当然ながらギリシャの信頼は失墜。

各国の格付け会社がギリシャ国債の格付けを引き下げていきます。

そして、『ギリシャが債務不履行(デフォルト)に陥るのでは?』との不安から、ギリシャ国債が暴落…。

ギリシャはEU加盟国だったため、ギリシャ国債とともに、ユーロまで暴落してしまったのです。

そして、IMFやEUは、ギリシャに対して融資を行っていくわけですが、その金融支援もなかなか上手くいきません。

というのも、IMFとEU(とくにドイツ)、そしてギリシャが対立してしまっているからです。

何故対立しているかと言うと、

  • IMF→ギリシャに緊縮財政を、EUには債務削減を要請
  • EU→IMFが協力することを前提として、債務削減は受け入れられない
  • ギリシャ→難民問題まで起きてしまい、財政緊縮は限界に近づいている

と、それぞれがそれぞれの主張に反対する立場をとってしまっているのです。

この対立が原因となって、3回目のギリシャへの金融支援に遅れが生じています。

このことは現在まで尾を引いて、2017年には、再びギリシャに経済危機が訪れるのではないかと言われる状況を迎えてしまいました…。

 

ギリシャ経済危機の原因は過剰な公的サービス!

では、そもそもなぜ、ギリシャの経済危機は起きてしまったのでしょう?

その原因に迫っていこうと思います。

まず1つ目は、

ギリシャの公的サービスが過剰に充実していたこと

にあります。

具体的には、

  • 病院の診察料が無料
  • 大学の学費が無料
  • 公的年金は現役賃金の95%を保証

といった、世界でも類を見ないレベルの、高水準の福祉政策ですね。

同時に、これらの公的サービスを実現するために公務員も多く採用されており、

全労働人口の20%以上が公務員

だったそうです。

それなのに、経済成長戦略はなく、構造改革をしなかった。

これこそが、ギリシャ経済危機のきっかけを起こしてしまったのです。

それに加え、ギリシャはEUに加盟するため、財政状況を粉飾する嘘をつきましたね。

つまるところ、ギリシャ経済危機を招いた原因というのは、

ギリシャの自業自得

とも言えるわけです。

その結果、ギリシャは融資を受ける代わりに、財政緊縮を求められるわけです。

当然ながら、これにはギリシャ国民が反発します。

その結果が現在のチプラス政権、つまり、

国民に負担を強いることを許さないとする、緊縮財政反対派

の急進左派連合が、国民から大きな支持を集めることとなったのです。

 

ギリシャ経済危機の日本への影響は?

ギリシャと日本

ギリシャの経済危機は、日本に影響はあるのでしょうか?

これについても解説していきますね。

まず、ギリシャの経済危機そのものが直接日本に影響することは少ないです。

しかし、

ギリシャがEU離脱してしまう

事態にまで発展すると、日本にも影響が起きてしまうでしょう。

2016年に、イギリスのEU離脱が決定したことで、一時は円が不安定になりました。

日本円は世界的にはある程度

『信頼がある』

とされていますから、ギリシャがEU離脱することで、ユーロに対する不安が募り、

ユーロが売られ、円が買われる

という流れになってしまうと、円高ユーロ安を招くことになるでしょう。

そうなると、日本経済は再び停滞していく可能性があります。

つまり、ギリシャ経済危機によるギリシャの財政破綻が日本に影響を与えるのではなく、

ギリシャ経済危機 → 第二次リーマンショックを引き起こす → 世界経済が恐慌状態に陥る

という点で、ギリシャの経済危機が、日本でも危惧されているわけです。

まぁ、第二次リーマンショックと言うと、日本だけの問題ではなく、世界的な恐慌になってしまうわけですが。

まとめると、ギリシャ経済危機が日本に与える影響は…

リーマンショックやイギリスのEU離脱、トランプショックなどと同じで

円高になる

ことを頭に入れておくと、いいかもしれませんね。

また、世界的な影響としては、大恐慌に陥る恐れがあり、これもまた日本に影響するでしょう。

日本からは遠い国で起きていることではありますが、決して他人事だと思わないようにしてくださいね。

とは言っても、個人レベルでどうにかできる話ではないのも、また事実ですが…。

 

まとめ

2010年頃に発生したギリシャ経済危機について、ギリシャ経済危機が起きた原因・これまでの経緯などを紹介してきました。

2017年には、再びギリシャの経済が危機的状況となると言われています。

というのも、2017年7月には、ギリシャが初の国債返済の時期を迎えるからです。

さらには、ヨーロッパだとドイツで議会選挙、オランダでも総選挙、フランスで大統領選挙が行われます。

選挙の結果次第では、これまで行ってきたギリシャ支援の方針が一気に変わってしまうこともありえるのです。

現在、世界は経済、外交などあらゆる面で緊迫しているため、常に新しい情報を仕入れることが大切です。

皆さんも、しっかりと国際情勢をチェックしてくださいね。

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