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ユニクロの人気と売上が低迷する理由は商品価格の認識違いが原因?

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実用的でカジュアル、そしておしゃれな洋服を格安で提供し続けてきたユニクロ。

しかしこの数年で、ユニクロの売り上げは大きく低迷してしまっていますね。

一体、ユニクロに何が起きたというのでしょうか?

本記事では、なぜユニクロの売り上げが低迷してしまったのか、その原因を探っていこうと思います。

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ユニクロの売上が低迷…

大手ファッションブランドのユニクロ。

このところ、売上がかなり低迷しています。

例えば、2016年2月の中間連結決算では、

55.1%%減

という大幅な減益になっていますし、2016年8月期の決算では、

前期比22.6%減

という大失速…。

ユニクロといえば、一時期はものすごい売上を記録していた『奇跡の企業』とも言われていました。

現在のファーストリテイリングに社名を変更した際は、ユニクロの店舗数はわずか30ほど…。

そして、売上も約70億円となっていましたが、現在のユニクロは

全世界で3000店以上を展開

するに至ったのです。

そんなユニクロが、なぜ最近になって低迷しているのでしょう?

売上推移を調べてみると、2015年6月あたりから、国内での売上が低迷し始めたことがわかりました。

そして、上記のような大幅な低迷ですから、ユニクロの急速な売上低迷の理由は気になるところですよね…。

 

ユニクロの人気や売上が下がった理由

では、なぜユニクロの売上は低迷してしまったのでしょうか?

多少売上が減る程度なら、業界そのものの不振ということも考えられるわけですが、ユニクロだけが大幅に低迷。

となると、何かユニクロに問題があったとしか考えられません。

 

そこで、ユニクロの売上が低迷した理由を調べてみることに…。

すると、そこには、ユニクロの売上が低迷した2つの理由があったことが判明しました。

まずは1つ目ですが、

商品の値上げによってユニクロらしさが失われた

ということです。

ユニクロは、2014年、そして2015年の2度にわたって商品を値上げしました。

この値上げによって、従来のユニクロ商品の魅了であった

安さ

が失われてしまい、これが原因で消費者がユニクロから離れていったのです。

というのも、ユニクロは消費者からは、

「安い割にそれなりにいいものだなぁ…」

という認識を持たれていました。

つまり、安いからユニクロを選んでいたことであり、ユニクロの服が好きだ、という人はそれほど多くなかったわけですね。

「品質の割に安い!なら買うか!」

というのは、誰しも抱く感情ですよね。

そこに、ユニクロが商品の値上げをしてしまったため、

「もうちょっと出せばブランド物が買えるし、ならそっちでいいや…」

と、価格に見合わない品質だと判断されてしまったのです。

また、ユニクロの品質というのも、やはり低価格を売りにしていただけあって、驚きの高品質!ではありません。

あくまでも、

そこそこの品質で安い

と、コスパがとても優れていたのです。

それを値上げして、例えばジーンズであれば、主要な商品が5,000円近くになったのですから、

「安くもないのに、これまでと品質は変わらないし、これはいらないかな…」

となって、見限られてしまったのです。

 

こうしてユニクロは値上げによって、その客足が離れてしまったわけですが、ユニクロとしても値上げは仕方のないことだったことを忘れてはいけません。

アベノミクスによる円安で、原材料高となってしまい、コストが上昇。

原材料を輸入に頼っている以上、円安による企業への悪影響は避けられません。

まぁだからと言って、価格の割には安っぽい作りになってしまったのは、ユニクロの問題だと言えますが…。

 

続いて、ユニクロの売上が低迷した2つ目の理由をお話しましょう。

その2つ目の理由は、ズバリ…

トレンドに乗り遅れていたから

ということ。

ユニクロのビジネスは、基本的には

半年から1年前にデザインを決めて素材を調達して商品を大量に作る

ことが主流です。

いわゆる『スローファッション』と呼ばれる形態ですね。

いわゆる、定番商品を大量生産というスタイルなわけですが、このビジネススタイルには1つ、大きな落とし穴があるのです。

その落とし穴こそが、

店頭に商品が並ぶ頃には、既にトレンドが去っている

ということにあります。

つまり、

1年先の流行を読み違えると、大量の欠品ができてしまう恐れ

をはらんでいるのです。

 

ものすごく簡単に説明すると、例えば、猛暑に対応した服を1年後の夏に向けて大量に生産したとしましょう。

しかし、1年後の夏が冷夏になってしまったとしたら…。

当然ながら、売上が伸びるはずがありません。

実際のファッション業界は『○○スタイル』などという細かいトレンドもあり、そんな単純なことではないのですが、イメージとしてはこのような感じです。

また、大流行というものがなく、トレンドがばらけてしまうと、ニーズは幅広くなります。

スローファッションでは、その幅広いニーズにも対応できませんし、短期間でトレンドが変化していく状況にも対応ができません。

こういった、ユニクロの従来のビジネスモデルの弱点が露呈したことも、ユニクロの売上が低迷した理由の1つと言えるでしょう。

 

今後のユニクロの対策は?

ユニクロ

さて、ユニクロもただ売上が低迷していくことを黙って見ているわけではありません。

当然ながら、ユニクロもこの売上低迷に対し、しっかりと策を講じています。

2016年春からは、

再び商品を値下げ

し、低価格路線へ回帰しました。

さらに、東京・有明には物流倉庫と一体となったオフィスを建設しましたよね。

ユニクロはこの新オフィスで、

  • ネット通販への本格的な対応
  • トレンド・ニーズの変化にすぐ対応できるようにする

といった、ユニクロのスローファッション、その弱点の克服に取り組んでいるのです。

先ほども触れたように、ユニクロの売上が低迷している理由は、半年から1年前にデザインを決めて商品を生産しているため、トレンドに対応できない点にありました。

同じファーストリテイリングの子会社であり、ユニクロの兄弟のような存在であるGUは、低価格路線、そしてトレンドに敏感な対応を見せることで大幅に売上を伸ばしています。

このGUでの成功を、ユニクロも参考にすることで、再びユニクロの復活を目指しているのです。

 

まとめ

これまで常に右肩上がりで成長し続け、毎年2桁成長する『奇跡の企業』とまで言われていた、あのユニクロ。

ここ1、2年は売上が低迷しています。

その理由は

ユニクロの商品の値上げ。

そしてスローファッションの弱点とも言える、

トレンドに対応しきれない部分

にありました。

しかし、ユニクロもしっかりと対策を講じ、巻き返しを狙っています。

ユニクロは、繁栄から衰退までがマクドナルドみたいだと言われてもいます。

これが本当にマクドナルドみたいと言うのであれば、2016年にマクドナルドが果たしたように、ユニクロも売上のV字回復が可能なはずです。

今後のユニクロの復活に期待しましょう!

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