のぞえもんのストーリー設定と連載中止の理由・原因を考察!

漫画

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のぞえもん


藤子・F・不二雄先生による大人気漫画『ドラえもん』。

そんな『ドラえもん』のパクリ設定?のような、大人向けの漫画『のぞえもん』。

そんな漫画が存在していたことを知っていますか?

『のぞえもん』は、単行本コミックス1巻が発売されましたが、

  • 発売後に僅か一週間で店舗から回収
  • 連載されていたコミックへヴンでの連載中止

になってしまったのです。

一体なぜ単行本コミックス1巻が回収され、『のぞえもん』の連載が中止になってしまったのか?

『のぞえもん』が、それほどにアウトな内容や設定だったのか?

などなど、気になることが多くありますので、当記事でお話していきましょう!

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『のぞえもん』のストーリー設定とは?

『のぞえもん』…。

もはや名前で既にアウトな気がしてならないこの漫画。

一体どういう設定、ストーリーなのでしょうか?

 

『のぞえもん』とは、

幼馴染の高校生グラビアアイドルに想いを寄せる冴えない高校生・たかしが主人公のラブコメ漫画

です。

そんなたかしを助けるため、未来から、

『未来のたかし』が作った小さな女の子型のロボット・のぞえもんがやってくる

という設定となっています。

さらに、のぞえもん、その妹のかりえもんが背負っている

『四次元ランドセル』に入っている未来のおもちゃ

によって、たかしはあんなことやこんなことに巻き込まれていく…。

というストーリーなのだそうです。

一般誌での連載作品でありながら、かなり過激な描写があり、一部からは大人気となっていました。

しかし、設定がどう考えてもアウトですよね。

しかも、相手はあの『ドラえもん』。

天下のS社にケンカを売ってしまったら、この先、業界で生き残るのはほぼ不可能でしょう。

せめて、『のぞえもん』の名前を変える…ということはできなかったのでしょうか?

上述したおおまかなあらすじを読むだけでも、誰もが

「どう考えてもこの設定はドラえもんだ…!」

と、気づくのは明らかだと思うのですが…。

そうです。

要するに、『のぞえもん』は、『ドラえもん』のパクリ漫画なのです。

 

『のぞえもん』が連載中止の理由は親会社の決定?

そんなパクリとも受け取られかねない…いや、もはや『ドラえもん』のパクリ設定が一部で人気を博していた『のぞえもん』。

2015年6月9日には、『のぞえもん』単行本コミックス第1巻が発売されたものの、

たった一週間で回収されてしまいました

重版が決定していただけに、この単行本コミックス1巻の回収は、読者、出版元ともに大打撃になったことと思います。

そして、追い打ちをかけるように『のぞえもん』の連載中止発表。

一体なぜ、『のぞえもん』の連載が中止になってしまったのでしょうか?

公式には、連載が中止になった理由は語られていません。

そこで、ネット上では、

「小学館を怒らせたなこりゃ…」

とか、

「藤子プロから警告されたんだろう」

さまざまな推測が飛び交うわけです。

ここで1つ、有力な噂が浮上しました。

どうやら、『のぞえもん』の単行本コミックス1巻の回収指示を出したのも、今回の連載中止の決定を下したのも、ドラえもんの藤子プロからの警告があったなどではなく、

『アサツー ディ・ケイ(ADK)によるものではないか?』

とのこと。

『のぞえもん』の出版元である日本文芸社は、ADKの完全子会社となっています。

そして、ADKは『ドラえもん』のアニメ版権を持っています

これらのことから、もう気づいた人も多いのではないでしょうか?

おそらくですが、『のぞえもん』は、

『親会社であるADKの認可を得ていたわけではなかったため』

に回収された、ということです。

通常、外部からのクレームがきてから、回収の対応をしたのであれば、もう少し回収までに時間がかかるはずです。

しかし、今回の『のぞえもん』回収は、たったの一週間という異例の早さ。

そのため、ADK内部の会議などによって『のぞえもん』単行本コミックス1巻の回収、連載中止の旨が伝えられたのでしょう。

相手が国民的人気漫画でなければ、パロディを楽しむ範囲で済んだのかもしれません。

しかし、あの『ドラえもん』が相手です。

国民的人気漫画、しかも小学館の『ドラえもん』に酷似した設定の大人向けの漫画ということになれば、大事になりかねません。

そして、日本文芸社が『ドラえもん』のアニメ版権を持っているADKの子会社だったことも災いし、『のぞえもん』が連載中止になってしまったのでしょう。

日本文芸社がADKの子会社でなければ、『のぞえもん』の連載は続いていた可能性もあったと思います。

かなり昔の話ですが、『のぞえもん』と同じように大人向けの内容で、ドラえもんのパクリと思われる設定が存在する漫画に

『ヌルえもん』

というものがありました。

この『ヌルえもん』は、一水社から発売されていたのですが、当時はお咎めがなかったと記憶しています。

まぁ時代による寛容さがあったからとも考えられるため、『ヌルえもん』も、今なら即アウトになるかもしれませんが…。

『のぞえもん』の連載中止に関しては、公式発表ではコミックへヴンに

「内容に不備があると判断し、連載を中止させて頂きます」

と記載されており、単行本コミックス1巻の回収に関して、『のぞえもん』作者の藤崎ひかり先生は、

「詳しい事情説明もないので、どこともモメてないことは確かです」

と述べています。

結論としては、

アニメ版権を持つADKが会社の評判などに影響する前に手を打った

と考えるのが一番自然な流れではないでしょうか。

ただ、この『のぞえもん』作者の藤崎ひかり先生は、トレースパクリ問題で揉めたことのある人物…

もしかしたら、藤崎ひかりさんの案を、編集の人が元ネタを知らずに採用してしまったのかもしれません。

そうなると、『ドラえもん』の設定を知らない人が編集にいるのか?と言う話になりますが…。

 

『のぞえもん』の単行本2巻の発売は絶望的?

詳しい事情は発表されないまま連載中止となってしまった『のぞえもん』。

では、単行本2巻の発売はどうなるのでしょうか?

これについては、

残念ながら絶望的

と言わざるを得ません。

事実、2017年になっても何の音沙汰もありませんでしたからね…。

そもそも、『のぞえもん』単行本1巻が重版決定後に

「内容の不備のため回収する」

とのことで回収され、全国の書店はおろか、Amazonなどのオンラインショッピングサイトからも姿を消しました。

その後の『のぞえもん』連載中止発表です。

ということは、

『のぞえもん』1巻の再販も、単行本コミックス2巻の発売もないに等しい

ということでしょう。

もうこの世に『のぞえもん』が送り出されるということはなく、パクリ漫画として伝説となるのです。

『のぞえもん』は現在、ネットオークションでなんと

10,000円

を超える価格で取引されるほどのプレミアがつく漫画本になっているそうです。

持っている人は、手放さず大切に保管しておいてはいかがでしょうか?

もしかすると、何年か後に珍品中の珍品としてお宝になるかもしれませんよ。

 

まとめ

国民的人気漫画『ドラえもん』の設定と非常によく似ている大人向けの漫画『のぞえもん』。

重版が決定するほどの人気がありましたが、

  • 内容の過激さ
  • 出版元の親会社が『ドラえもん』のアニメ版権を持っていた

という条件が重なり、『のぞえもん』が存在することは許されなかったようです。

たった一週間で単行本コミックス1巻が回収されてから、『のぞえもん』の連載まで中止になってしまいました。

つまり、『のぞえもん』は、もう二度と日の目を浴びることが叶わなくなったわけですね。

一般誌でありながら過激な表現があり、なおかつ『ドラえもん』のパクリ設定だったので、いずれこうなるだろうとは思っていましたが…。

漫画設定に関して、攻める姿勢は大事ですが、攻めすぎると痛い目を見ることになることがわかった一件になりました。

いや、これに関しては漫画のみならず、何事に関しても言えることだと思います。

みなさんも攻める姿勢は大事ですが、限界の一線をしっかりと踏まえた上で行動しましょう!

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