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ヨーロッパ難民の人数は?急増した理由原因は欧米のアフリカ政策

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近年、ヨーロッパに難民がなだれ込んできて、大きな問題になっていますよね。

ヨーロッパ難民は、イギリスのEU離脱へ傾いた一番の原因とも言われています。

またヨーロッパ以外では、アメリカのトランプ大統領誕生の背景にも影響しています。

では、なぜヨーロッパへやってくる難民がここまで増え、社会問題になったのでしょうか?

本記事では、ヨーロッパ難民が急増した理由・原因、そして難民の受け入れに否定的な意見が増えてきた理由をお話していきましょう。

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ヨーロッパの難民が増えた理由・原因とは?

ヨーロッパの難民といえば、とくに

中東やアフリカからやってくる人

が多い印象ですよね。

そして、本来ならば救済されるべき存在の難民ですが、この1年ほどで忌避される存在となってしまいました。

では、なぜ難民に対する批判が高まってきているのでしょう?

実は、ヨーロッパにやってくる難民は、ある時を境に激増し、それが忌避される転機になったと言われています。

では、何が原因で多数の難民がヨーロッパになだれ込んでくるようになったのでしょうか?

 

ヨーロッパに難民が増えたその最大の理由は…

シリアの内戦

です。

現在では、難民の中でもシリア難民が一番多くなっています。

実際、シリアから国外へ退避した難民の数は2017年3月の段階で

500万人

を超えているのです。

それほどの人数が、主にヨーロッパを目指し、危険なシリアから命からがら逃げだしてくるわけです。

シリアでは現在、アサド政権と反体制派の衝突、さらにここにISなどのイスラム過激派が加わり、

全ての勢力が、それぞれの勢力と敵対している

という、もはや収拾のつかない事態になっています。

 

内戦が激化し、生活を営めないシリアの人々が難民となってしまうのです。

シリアの内戦を収めようにも、ロシアやアメリカ、EUなど、さまざまな国の思惑があるため、なかなか和平交渉が進まない現状…。

このシリアの内戦が終わらない限り、ヨーロッパへの難民増加が収まることがないでしょう。

肝心の先進国たちが、それぞれの利権を考えて行動しているわけですし、当分はシリア情勢が落ち着くことはないと見られています。

 

また、先ほど触れた難民増加の理由となったシリア内戦以外でも、ヨーロッパに難民が増加するターニングポイントとなる出来事がありました。

それが、2011年のリビア内戦です。

カダフィ政権が倒れ、『アラブの春』という、実質的な欧米支配の始まりとなったあの内戦です。

実はこの内戦中、故・カダフィ氏は

数百万のアフリカ人がフランス、イタリアに入るべく地中海越えを試みるだろう。

リビアは地域の安全に重要な貢献を行なっているのだ。

とコメントしていました。

つまり、アフリカのことを考え、アフリカを発展させようとしていたカダフィ政権を、欧米は利権のために潰してしまったのです。

この時、リビアからの難民が増えてしまった反省を、ヨーロッパが活かせればよかったのですが…。

残念なことに、その反省は活かさないまま、EUはシリアでアサド政権と対立。

シリア内戦をさらに激化させ、現在に至るヨーロッパ難民危機を引き起こしてしまったのですから、もはや自業自得とも言えます。

それでいて、今になって、

「難民はもう来るな!」

などと言うわけですから、何とも都合のいい話です。

自分たちが招いた出来事で困っているヨーロッパには、ぜひプーチン大統領が2015年の難民危機で語った、この言葉を贈りたいものです。

「地域の歴史的、宗教的、国民的、文化的な特徴を無視した彼ら(欧州)の基準の押し付けの結果だ。」

結局、欧米の対北アフリカ政策が招いた結果なのですから、しっかりと自分たちで責任をとってもらいたいものです。

 

難民の受け入れに反発する人々が急増の理由・原因

先ほど、ヨーロッパに難民が増えてしまった原因は、ヨーロッパ各国の自業自得だと言いました。

ただ、これは自分たちが招いたこととはいえ、ヨーロッパ各国の政府が悪いのであって、国民は悪くないのかもしれません。

だからこそ、ヨーロッパでは難民への批判、そしてこれまでの難民政策を主導してきた政府に対する不満が爆発しているのかもしれないですね。

では、なぜ今になって、ヨーロッパで難民受け入れに否定的な考えを持つ人が増えたのでしょう?

 

それを象徴する出来事が、ヨーロッパでいえば、

イギリスのEU離脱

という形で起きています。

なぜ難民に対し否定的な意見が増えたのかと言うと、やはりパリの事件やドイツの事件といった、

難民に紛れた反政府勢力・過激派組織が事件を起こす

ということが増加したことが大きな理由でしょう。

「難民なんか受け入れて、自国が危険にさらされるなんてこりごりだ!」

と、自国の危険度が高まってきたことが背景にあると思います。

とくに、2016年に起きたベルリンの事件は、真っ先に難民対策に乗り出したドイツの国民でさえも、

「難民なんて受け入れるな!」

「メルケルを引きずりおろせ!」

と、メルケル政権や難民を批判する人が急増したほど…。

事実、ドイツのメルケル首相も2016年には、

「時が戻せれば、もっと政府としてうまく対応できた」

と、当時のオープンドア政策による難民受け入れの方法は間違っていたことを認める発言をしています。

 

さらに、難民に紛れた反社会勢力・過激派組織の存在は、EU離脱といったヨーロッパに影響を与えただけではありません。

先ほども触れましたが、アメリカのトランプ大統領の誕生にも直結した出来事なのです。

ただ実際のところは、

難民=反社会勢力ではありません

難民に紛れて潜入しようとする反社会勢力が悪いわけです。

しかし、現在の難民システムでは、どの難民が危険をもたらすのか判別することは非常に困難。

そうなると、

「危険だと思われる人間は全員時間をかけて調べるしかない!」

となり、それがトランプ大統領の大統領令であったり、

「そもそもそんな検査に税金を使うなら、難民自体受け入れるな!」

と、難民受け入れ反対の世論へとつながっていくわけですね。

また、さらに言えば、難民の犯罪率も無視できない数字になってきている国もあり、

「犯罪者を国に入れるな!」

と批判されてしまうわけです。

ちなみに、難民受け入れは、当たり前ですが税金で賄われます。

国民の税金で難民を受け入れていることに対して、

「なぜ自国のことも満足にできていない状態なのに、他国の難民のために俺たちの税金が使われるんだ!」

と怒りを爆発させる人も少なくありません。

日本でもシリア難民の受け入れが決まりましたが、今紹介した、上記の理由から反対する人が多いですよね。

実際に、今の日本は社会保障費などが膨らんでいき、お金が十分に足りていない状態にあります。

それなのに、シリア難民を受け入れている余裕があるのか?と思ってしまうわけです。

このように、難民受け入れについては課題も多く、世界で保護主義的な動きが高まっている今、かなりデリケートな問題になるでしょう。

ただ救済の手を差し伸べるためだけに難民を受け入れる時代は、既に終わりを迎えたのです。

 

まとめ

ヨーロッパへやってくる難民は、年々増加し、とくにシリア難民は500万人を超えると言われています。

そして、難民は助けを求めてヨーロッパへやってくるわけですが、そのヨーロッパでも難民に対する否定的な声が高まり始めている状況…。

ヨーロッパ各国の国民は悪くないのかもしれません。

しかし、もとはと言えば、この難民危機を招いてしまったのは、

自国の利益に目がくらんだヨーロッパ各国の自業自得

という部分にあるわけです。

自分たちが引き起こした難民危機を、ヨーロッパはどう対応していくのでしょうか?

今後の対応に注目したいですね。

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