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MGS5TPPのカットストーリーネタバレ!未完成で評価急落の理由とは

更新日:

小島秀夫監督が手がけた最後の『メタルギア』作品、『メタルギアソリッド5 ファントムペイン』(以下MGS5TPP)。

しかし、『MGS5TPP』は、発売後に評価が急落してしまいました。

なんとストーリーの終盤部分がカットされており、『MGS5TPP』から、今後のメタルギアサーガに繋がる重要な部分が全くわからない状態だったのです。

ストーリーがカットされ、未完成のままゲームが世に送り出されるというのは、前代未聞で普通ならばあってはならないことです。

そこで当記事では、『MGS5TPP』の終盤のストーリーは、何故カットされてしまったのか?

また、カットされた部分は、どのようなストーリーの内容だったのか、探っていきたいと思います!

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『MGS5TPP』エピソード51 蝿の王国 ストーリーネタバレ

小島秀夫監督最後の『メタルギア』となった『MGS5』。

ストーリーの評判も

『第一章まではよかった』

と言われており、『MGS5TPP』の発売当初は、皆がおおむね高評価のレビューをしていました。

しかし、第二章を終えたあたりで一変。

ゲームクリアしたユーザー、限定版を購入していたユーザーから、徐々に『MGS5TPP』に対する批判の声が増大していきます。

その批判の声の最大の理由が…

「ストーリーが完結しておらず、未完成だった」

ということです。

唐突なストーリーの打ち切りとも思える終わり方に、『MGS5TPP』をプレイしたユーザーからは、

「小説で言えば、最後の数十ページが破り取られていたようだった」

という感想を語っています。

まさか、ストーリーが未完結でゲームが発売されたなんて…。

これはあってはならない話ですよね。

その例のひとつとして、『MGS5TPP』内では、

イーライがサヘラントロプスを奪い、第三の子供らと共に旅立っていったのですが、それについては何も語られていません。

『MGS5TPP』ゲーム内では、エピソード46『世界を売った男の真実』で終わってしまうのです。

イーライのその後については、限定版のムービーに収録されたエピソード51『蝿の王国』を見ないとわかりません。

つまり、通常版・ダウンロード版を購入したユーザーは、エンディング後に流れる年表によって、その出来事があったことを知るしかできないのです。

そして、2013年に公開されたPV動画がありましたが、この中で公開された映像の内、いくつかが本編では結局出てきていません。

このように、『MGS5TPP』には、未収録と思われる部分が多数あるのです。

 

さて、それでは、『MGS5TPP』が未完成だと言われるようになったエピソード51『蝿の王国』とは、一体どんな内容なのでしょうか?

ここで、『蝿の王国』のストーリーネタバレをざっとまとめてみますね。

サヘラントロプスを奪ったイーライ(後のリキッド・スネーク)は、アフリカで最後の英語株を持った声帯虫を拡散。

声変わりをしていない子供には感染しない特徴を利用して、子供だけの王国を築きます。

ダイアモンド・ドッグスは、イーライや子供たちを回収するために『蝿の王国』へ向かい、サヘラントロプスとの激闘の末、イーライを破りました。

そして、XOFに命を狙われたイーライを救おうとするのですが、投げ込まれたグレネードの影響で、ヴェノム・スネークの視覚障害がさらに顕在化してしまいます。

この視覚障害は、発作的に赤色が白色に見えてしまうという症状で、タイトルロゴ演出の伏線もしっかりと回収されているのです。

ダイアモンド・ドッグスは、イーライや子供たちを回収しようとしますが、なんとイーライが英語株に感染していることが発覚。

そこでダイアモンド・ドッグスは、イーライをそこに放置して、島全体を焼き尽くすことになりました。

島が焼き尽くされる直前、イーライは第三の子供(後のサイコ・マンティス)超能力で英語株が治療され、共に島を去り、

「まだだ、まだ終わってない」

イーライはそんなセリフを残し、エピソードは終了…

という流れです。

しかも、実は『MGS5TPP』は、このエピソードで終わりではないようです。

発売からしばらくして、PC版のデータ解析をしたユーザーが現れ、そのユーザーの解析により

『第三章:平和』

の存在が確認されます。

さらに、ザ・ボスと思わしきキャラクターのテクスチャが発見されたり、アメリカの『メタルギア』公式ツイッターが、

「エピソード51はエンディングではない」

と発言していることもその証拠ですね。

つまり、『MGS5TPP』には、エピソード51以降にも、さらに続くストーリーがあったはずなのです。

また、隠しエンディングと思われる映像も発見されました。

それが以下の映像、いわゆる『核廃絶エンド』です。

核が世界から消滅するため、メタルギアも作られなくなり、後のアウターヘブン蜂起、ザンジバーランド騒乱が起こらないパラレルワールドに進むエンディング…

ということになります。

これについては、様々なプレイヤーが試行錯誤し、このエンディングの条件を探していたのですが、しばらく謎でした。

しかし、誰も達成できないことを知ってか、後に『メタルギア』公式Twitterが『核廃絶エンド』の条件を発表したのです。

その内容によると…

  • 条件1:メインミッション31をクリアしている。
  • 条件2:核兵器を保有していない、かつ開発中でない。
  • 条件3:自身がプレイしているプラットフォームのサーバー上で特定の条件が満たされる。
  • 条件4:条件3を満たした後、自身がプレイしているプラットフォームのサーバー上で全ての核兵器が廃棄され、総核兵器数がゼロになった。

というのが、『核廃絶エンド』を見るための条件のようです。

これでは、誰も達成できなくて当然ですよね。

なぜなら、プレイヤー1人だけではどうしようもない問題が絡んでいますから。

ちなみに、条件3にある『特定の条件』は、明かされないまま公式から達成がアナウンスされました。

条件3は知らないうちに達成していたらしいので、まぁ良いとして、難関なのは条件4ですよね。

これはつまり、

たとえばPS4でプレイしていたら、PS4で『MGS5TPP』プレイしている全ユーザーが核放棄をしていることが条件

になるからです。

一定数ならともかく、プレイしている全員が廃棄しないといけないとは…。

つまり、SNSなどを全く見ない人がサーバーに接続してプレイしていたら、『核廃絶エンド』の存在すらわからないわけですよね。

そうなってしまうと、『核廃絶エンド』は永遠に見ることができなくなってしまうのです。

こんな無理難題、一体どうしろというのでしょうか…。

 

『MGS5TPP』ストーリーカットの理由

メタルギアソリッド5

さて、ここで募る疑念は、なぜ『MGS5TPP』のストーリーがカットされてしまったか。

これについて、2つの理由があると思われます。

まず最初に、『蝿の王国』が収録されなかったり、『第三章:平和』のデータのみが存在したという理由。

これについては、言わずもがなだとは思いますが、

コナミ社内での騒動が原因

でしょう。

2015年3月の新役員人事に伴い、小島プロダクションが解散、コンシューマゲーム開発の縮小などが行われました。

おそらくは、これによって予算が打ち切られたか、開発期間を打ち切られ、否応なく『MGS5TPP』を世に送り出す…。

という結果になってしまったのでしょう。

もちろん、かなりの予算をかけ、開発期間が非常に長引いた小島プロダクション側にも問題があったとは思います。

たくさんの予算や開発期間を使っているのですから、あまりに長引けば会社の予算を食いつぶされていると思われても仕方がありません。

まあ、これについては詳しい予算金額などが明かされているわけではないので、憶測でしかありません。

ただ、コナミに対してこれだけは確実に言えるのは、

やはり、未完成品と思われるような商品を発売するということが、一番の問題だ

ということですよね。

「我々コナミは手抜き作品を作って売ります!」

と、宣言していることと同じなのでは?

と感じてしまいます。

人気シリーズを数多く終了させただけでなく、そのうえ手抜き作品を作っているわけですから、ユーザーをなめていると思われても仕方がありません。

 

さて、続いては2つ目の問題。

『MGS5TPP』PV動画で公開されていた映像が、いくつかカットされていることについてです。

これは、おそらく

表現上の問題だった

ということが考えられます。

PV動画内でカットされたシーンの例をいくつか挙げてみます。

  • 少年兵を訓練するシーン
  • 囚人を処刑するシーン
  • 焼け落ちた村でスネークが叫ぶシーン

これらが『MGS5TPP』からカットされたのは、海外版、日本版の双方のCERO表現によるものでしょう。

確かに、子供に銃を持たせたりというシーンは、海外では御法度で、即刻規制の対象となりますね。

同じように、暴力的なシーンも子供が対象にされているため、本編のムービーとしては使用できなかったのでしょう。

3つ目の焼け落ちた村に横たわる亡骸も、

日本のCERO表現では、『Z』に分類されるゴア表現に抵触する

ため、カットまたは他の形で再利用されたと考えられます。

このような表現規制については、現在規制が強まっている時代背景もあるので、どうしようもないですね…。

 

さて、こうしてCERO表現による一部シーンのカットや、社内事情による終盤のストーリーの大幅カットが行われた結果、ユーザーからは

「未完成で売り出すとは何事だ」

と、『MGS5TPP』に対して大きな批判が噴出する事態になってしまったのです。

「今後、何か制作する予定はない」

と、海外の『メタルギア』公式ツイッターがコメントしてしまった以上、続編の製作や有料DLCでのストーリー追加にも期待はできません。

小島秀夫監督が指揮するメタルギアシリーズが、このような不完全燃焼で終わってしまうのは、ファンとしては悲しみでなんともいえない気持ちになります…。

 

まとめ

満を持して発売…と思われた小島秀夫監督の最後のメタルギアシリーズ『MGS5TPP』。

システムもグラフィックもクオリティの高いゲームであり、最初から最後までプレイしても高評価は揺るぎないものだと思われていました。

しかし、最後は唐突なエンディングとなってしまい、まるで打ち切りのようなストーリー展開で終了してしまいます。

さらにその後、第三章のデータのみが解析されることがあり、あろうことか『MGS5TPP』は、未完成状態だったことが判明!

『MGS5TPP』はゲーム面での高評価の一方、ストーリー面では大炎上してしまい、シリーズ最低の低評価となってしまったのです。

これだけは、本当に残念でなりませんよね。

小島秀夫監督最後の『メタルギア』がどうしてこうなってしまったのか…。

ただただ悲しむことしかできません。

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