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カシオペア廃止理由・原因は北海道新幹線!車両運転日はいつまで?

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車両の中に、寝床や個室が用意されている、『寝台特急』は、昔は庶民の旅の手助けとして、そして、現代では優雅な旅の象徴として、多くの方から親しまれてきました。

鉄道ファンの方はもちろん、鉄道車両に詳しくない方であっても、ミステリー作品などで題材となった、『ブルートレイン』ならば、一度は耳にした事があるのではないでしょうか?

そんな寝台特急ですが、まもなく、その姿が日本から消えることになります。

運行されている寝台特急の中で、最後の列車のひとつである『カシオペア』の運行が、来年を目処に廃止されることが、先日、正式に決定しました。

今年の3月に廃止された、ブルートレイン『北斗星』をはじめ、いま寝台特急が相次いで廃止されている理由は何なのでしょうか?

今記事では、カシオペアの廃止決定にあたり、その理由や、いつまで寝台特急が運行されるのか、その詳細を調査しました!

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東京から北海道をつなぐ寝台特急『カシオペア』

カシオペア

カシオペア

『カシオペア』は、東京の上野駅から、北海道の札幌駅までのあいだを、夜間に運行している、寝台特急列車です。

寝台特急と言うと、古くから運行されているイメージがあるかもしれませんが、カシオペアが運行を始めたのは1999年のことで、寝台特急の中では比較的新しい車両と言えます。

と言うのも、1980年代から本州と北海道をつないでいた、『北斗星』などの寝台特急を、さらにグレードアップしたものとして、カシオペアが登場したのです。

北斗星の人気もさることながら、カシオペアでは、全客席が上級のA寝台個室な上、ウェルカムドリンクやディナールームサービスといった、豪華サービスの充実度が評判でした。

サービスが高級な分、価格は北斗星よりもやや高くはなりますが、それでもカシオペアに好んで乗る人は多く、今なお根強い人気が残っています。

 

最後の寝台特急『カシオペア』が廃止決定

カシオペア

ところが、2015年に入ってから、本州と北海道を結ぶ寝台特急に、運行廃止の波が近づいてきたのです。

2015年3月13日に、カシオペアの先駆けである北斗星が定期運行を終了し、8月22日付で完全廃止されたことは、記憶に新しいかと思います。

また、青森ー札幌間をつないでいた、寝台特急『はまなす』についても、2016年3月で定期運行を終了する方向で、調整が進められています。

このような寝台特急の廃止については、カシオペアも決して無関係な話ではなく、はまなすと同様に、カシオペアも廃止されてしまうのではないか、という噂があがっていました。

そして2015年9月14日、JR東日本とJR北海道は、カシオペアの運行についても、2016年3月に廃止することを、正式に決定したのです。

1988年に青函トンネルが開通してから、様々な寝台特急が運行されていましたが、このカシオペアを最後に、本州と北海道を結ぶ寝台特急は、完全に姿を消すことになります。

 

カシオペア廃止の理由は北海道新幹線が開通?

北海道新幹線

北海道新幹線

そもそも、カシオペアなどの寝台特急が廃止される理由は何なのでしょうか?

その理由には、2016年3月に北海道新幹線が開業することにあわせ、在来線の設備が大幅に変更されることが影響しています。

北海道新幹線は、本州側の新青森駅から、北海道の札幌駅までを結ぶ路線として計画されており、その間の津軽海峡を渡るために、青函トンネルを通ることになります。

そのため、青函トンネルの架線電圧を、新幹線に電気を供給できるように、在来線用の2万ボルトから、新幹線用の2万5千ボルトに昇圧しなければなりません。

ところが、北斗星やカシオペアといった寝台特急に用いられている電気機関車は、2万5千ボルトの電圧に対応していないのです。

これらの寝台特急に限らず、現在の在来線は、どの車両も2万5千ボルトの電圧には対応していません。

つまり、青函トンネル内の電圧を2万5千ボルトまで昇圧した場合、現段階では、在来線の列車が青函トンネルを走行することは、不可能となります。

JRはこの問題について、貨物列車については、2万5千ボルトに対応した電気機関車を開発しているとのことですが、その他の在来線については、原則廃止とする方針のようです。

この高電圧化の問題にともない、北斗星やカシオペアは、青函トンネルを走行できなくなってしまうことから、全体的に廃止される運びとなっているわけです。

 

カシオペアはいつまで運行している?

カレンダー

惜しくも廃止されることが決定したカシオペアですが、この寝台特急の姿は、いつまで見られるのでしょうか?

カシオペアについては、北海道新幹線が開通する直前の、2016年2月までは、現在の運行を続ける予定となっています。

ホームページの運行日程を見てみると、2月29日の札幌発まで掲載されていますので、おそらくこの便が『最終列車』となるのでしょう。

その後、寝台特急としてのカシオペアは廃止され、特急列車から臨時列車へと降格する予定です。

臨時列車とは、その名の通り

「定期的ではなく、時々にしか運行しない列車」

という意味であり、イベントの開催や、団体ツアーの貸切が無い限り、原則運行されない列車となります。

とくに、現在の電気機関車では青函トンネルを走行することはできませんから、北海道と本州とを行き来するカシオペアの姿はもう見られなくなりますので、その姿は見逃せないものとなるでしょう。

 

カシオペアの車両は今後も活用される!

「もうカシオペアの姿は見られなくなるのか……」

と落胆しているファンの方、ここで悲観するのは、まだ早いかもしれませんよ!

先ほど書いた通り、カシオペアは比較的新しい寝台特急であり、カシオペア専用客車は、製造からわずか16年しか経過していません。

もちろん、これらの客車を引いていた、電気機関車の『EF510形』や『ED79形』についても、運用開始からまだ10年も経過していない、バリバリ現役の車両です。

『ブルートレイン』と呼ばれた北斗星の客車は、残念ながら解体されてしまいましたが、カシオペアの客車は解体されず、引き続き他の用途に使用される可能性があります。

たとえば、北海道新幹線の開通に合わせて、北海道内の各地をめぐる観光列車として、カシオペアを運用する計画が、持ち上がっているとのことです!

カシオペアクルーズ

カシオペアクルーズ

このような観光列車としては、すでに、北海道・東北の観光地を、4日間カシオペアに乗って巡る、『カシオペアクルーズ』が運行されています。

この『カシオペアクルーズ』では、車中泊とホテル泊を織り交ぜながら、各地の温泉をめぐり、高級日本料理を味わい、多くの自然と触れあえるなど、大変贅沢で、充実した旅が楽しめます。

運行は季節ごとに1本ずつ、1年で合計4本程度ですが、毎回抽選がおこなわれるほどの人気振りですし、北海道新幹線が開通すれば、今後もその需要が高まることでしょう。

むしろ、北海道新幹線が開通するからこそ、多くの人が北海道へ足を運びやすくなりますから、北海道の魅力を伝えるべく、カシオペアが活躍する機会も増えるはずです!

寝台特急としてのカシオペアが無くなるのは、少々名残惜しいところではありますが、今後も活躍の場が有ると考えれば、寂しさも少し晴れるのではないでしょうか?

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、2016年3月に廃止されることが決定した、寝台特急『カシオペア』について、その廃止の理由や、いつまで運行されているのか、といった情報をまとめました。

かつては優雅な旅行の代名詞であった寝台特急が、時代の流れとともに姿を消してしまうのは、やはり寂しい気持ちになります。

とは言え、カシオペアの場合は、車両が解体されるという運命ではなく、観光列車などで新しく生まれ変わる可能性が残されているのです。

運行本数こそ少なくなるかもしれませんが、北海道へ足を運んだ際には、寝台特急とは異なる姿で、みなさんに旅の素晴らしさを伝えてくれることでしょう。

それぞれの時代に必要とされる形で、いつまでも『カシオペア』の名を歴史に刻んでいってほしいものですね!

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