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セブンイレブンがブラック企業大賞2015受賞の理由は本部の搾取?

投稿日

昨今、悪質な労働環境や、法を無視した長時間労働をさせる企業のことを指す『ブラック企業』という言葉。

これまでは正社員のみが対象でしたが、ここ1、2年の間に、非正規社員を対象に、過酷な労働環境を強いる"ブラックバイト"と呼ばれる単語まで登場してしまいました。

これらのようなブラック企業の悪行や、問題を認知してもらうことを目標にして、『ブラック企業大賞』という企画が2012年に始まったことをみなさんはご存知でしょうか?

そして、先日、この『ブラック企業大賞2015』が発表され、その大賞に、なんと大手コンビニのセブンイレブンが選ばれたのです。

なぜ、セブンイレブンが、『ブラック企業大賞2015』に選ばれたのか?

当記事では、『ブラック企業大賞2015』に選ばれた、セブンイレブンについて、探っていきたいと思います!

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ブラック企業大賞2015でノミネートされたのは?

セブンイレブン

先日、『ブラック企業大賞2015』が発表されましたね。

ちなみに、今回の『ブラック企業大賞2015』でノミネートされていたのは、

・セブンイレブン・ジャパン

・暁産業

・エービーシー・マート

・フジオフードシステム

・明光ネットワークジャパン

・引越社関東

の6社です。

ブラック企業対策の『過重労働撲滅特別対策班』によって、初めて書類送検されたエービーシー・マート、ブラックバイトの象徴となった『明光義塾』で有名な株式会社明光ネットワークジャパン、さらに、シュレッダー係の男性を巡る一連の騒動で大きく話題となった『アリさんマークの引越し社』の株式会社引越社関東などがノミネート。

『アリさんマークの引越し社』については、副社長が問題となったシュレッダー係にハメられた、という話もあるので、正直なところ、まだ会社側が100%悪いとは言い切れないとも思いますが…。

これらの企業の中から、栄えある?大賞には、なんとセブンイレブンが選ばれましたが、その他の部門の受賞企業は、いったいどこになったのでしょうか?

まず、『ブラックバイト賞』は、賃金未払いにより、是正勧告を受けるなど、ブラックバイトの代名詞とも言われるようになった『明光義塾』を運営する明光ネットワークジャパンが受賞。

そして、『ウェブ投票賞』は、『アリさんマークの引越し社』で知られる株式会社引越社関東が受賞することになりました。

また、引越社関東は、『アリえないで賞』も受賞しています。

これは名前をかけたダジャレ?になるのでしょうか?

確かに、流出した動画にあった、恫喝とも受け取れる副社長の言葉を聞いてしまったら、

「あの対応はアリえない」

と言われても仕方ないと思います。

『ウェブ投票賞』で、圧倒的な得票を得てしまった引越社関東ですが、先ほども述べたように、会社側がシュレッダー係にはめられた可能性もあるため、引越社関東のみが、全面的に悪いとは言い切れません。

とは言っても、非があるのも事実ですから、このような不名誉な結果も仕方のないことかもしれませんね。

問題の渦中にいた副社長自体は、すでに謝罪をしていますし、非についても認めているわけですから、今後の取り組みで、世間からの信頼も回復してほしいと思います。

そして、『特別賞』は、暁産業株式会社が受賞しています。

暁産業は、未成年の従業員がパワハラを受け、最終的に自ら命を絶ってしまった、という悲惨な結果を引き起こしたという点が、大きなポイントになったのでしょう。

これらえのそうそうたる顔ぶれの中から、『ブラック企業大賞2015』の大賞になってしまったセブンイレブン。

一体なぜブラック企業大賞を受賞してしまうことになったのでしょうか?

その理由についても、調べてみました。

 

セブンイレブンがブラック企業の理由とは?

バツマークをする男性

『ブラック企業大賞2015』の大賞を受賞したセブンイレブン。

なぜブラック企業大賞に選ばれてしまったのでしょうか?

アルバイトの低待遇や、薄給という意味も込められていると思いますが、それだけであれば、ブラック企業大賞にはならないと思います。

そもそも、コンビニでのアルバイト自体が基本的に薄給で、割に合わなさすぎるとも言われていますから、この問題自体はセブンイレブンに限った話ではありません。

まぁ、この薄給問題をずっと言われ続けていることも、それはそれでよくないことではあるのですが…。

実は、セブンイレブンの『ブラック企業大賞2015』の受賞理由が、上述のアルバイトへの低待遇や、過酷な労働環境にも繋がっているとのことなのです。

その受賞理由になった原因というのが、フランチャイズ加盟店に対する過重な負担です。

セブンイレブンとしては、フランチャイズ制度に対しては、

「共栄共存」

を提唱しているようですが、実態は真逆のようで、フランチャイズ加盟店から、いくつもの訴訟を起こされてしまっている始末。

例の1つが、フランチャイズの見切り品の販売を妨害したということで、フランチャイズオーナーとセブンイレブンが訴訟問題に発展したことです。

見切り品の販売とは、賞味期限が迫って廃棄寸前のお弁当や、おにぎりなどを、定価から値引きして販売すると言うもので、セブンイレブンはこれを行わないようフランチャイズ加盟店のオーナーに強制したそうです。

さらには、仕入原価ピンハネ問題や、廃棄ロスもロイヤリティに含めるというロスチャージ会計なども問題となり、これら全ての問題で、セブンイレブンはフランチャイズ加盟店から訴訟を起こされています。

それらに加え、販売ノルマをバイトに課し、未達成の場合は、自腹購入をさせられるというブラックバイトとしての実態も判明してしまいます。

アルバイトなどの従業員のみならず、フランチャイズ加盟店のオーナーに過酷な負担を課し、加盟店オーナーへ負担を強いた分、セブンイレブン本部の潤いとする悪質なフランチャイズ制度が、『ブラック企業大賞2015』の大賞となってしまった大きな理由なのでしょう。

廃棄ロス問題については、さすがにセブンイレブン側もまずいと思ったのか、廃棄商品の原価の15%を本部が負担するという方針を打ち出したようですが、システムの構造が変わったとは言えません。

セブンイレブンがコンビニ業界の売上1位を誇っているのは、フランチャイズ加盟店の多大な犠牲があってこそのものだったということですね。

利益のみを追求し続けて、フランチャイズなどは使い捨ての駒としか考えていない…

そのようにして発展を続けてきたのであれば、いつか限界を迎え、破綻に向かってしまいます。

そうなる前に何とか、セブンイレブンとフランチャイズオーナーとの間で、うまい落としどころをみつけて、対策をしてほしいものですね…。

 

おわりに

2015年の『ブラック企業大賞2015』は、セブンイレブンが大賞に選ばれました。

一般目線からだと、セブンイレブンが大賞ということに疑問を感じざるを得ないかもしれません。

そもそも、コンビニ自体が薄給でありながら割に合わない仕事内容というのは、よく知られた話ですからね。

実際に、このような認知が増えてきたからか、どこのコンビニもアルバイトが集まりにくくなっているそうです。

筆者もコンビニでアルバイトをしたことがありますが、真昼間でも店内にはオーナーと筆者しかいない状況で、オーナーは事務所に篭っているため、店内における作業は、筆者1人で全て行っていました

こうした事情ももちろん問題ではあるのですが、そもそもブラックバイトとなってしまったのは、『ブラック企業大賞』の受賞理由となった問題のしわ寄せに過ぎません。

全ては、セブンイレブン本部によるフランチャイズ加盟店オーナーに対する搾取とも呼べる内容が大きな問題なのです。

そのフランチャイズ加盟店のオーナーに対する搾取行為のしわ寄せが、結果的にアルバイトに及んでしまうこととなり、ブラックバイトが表面的な問題となってしまうという、負の連鎖が起きてしまっているのです。

また、フランチャイズ加盟店のすぐ近くに、セブンイレブン直営店をオープンさせたりするというようなことも、日常的に行っていますよね。

これは、たとえどちらかの店舗が潰れても、セブンイレブン本部は儲かるという仕組みで、まさにフランチャイズ店舗は、捨て駒のように扱われていると解釈しても、間違っていないように思えます。

この不名誉な『ブラック企業大賞』を受賞したことを機に、セブンイレブンは、本部の潤いだけを求めるのではなく、末端の店舗の労働環境の是正にも、しっかり取り組んでほしいと思いました。

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