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下町ロケット最終回ストーリーネタバレ!視聴率と感想まとめ!

更新日

この秋の大人気ドラマ『下町ロケット』最終回が放送終了し、男たちの壮大な夢にかけるドラマに、ひとまず幕が降りましたね。

この『下町ロケット』というドラマでは、数々の悪が登場し、その度に主人公・佃航平をはじめとする佃製作所の面々は、試練をくぐり抜けてきました。

現実社会では絶対に通用しないような話も、『下町ロケット』では、夢に情熱を傾け続けてきた正義が勝つ、というような勧善懲悪スタイルで、多くの視聴者を魅了し続けてきたことが、『下町ロケット』最大の魅力だった様な気がします。

さて、『下町ロケット』最終回では、どのような結末が描かれているのでしょうか?

そのストーリーのネタバレや、視聴率、筆者個人の感想などを交えて、本記事でご紹介していきます!

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下町ロケット最終回のストーリーネタバレ

下町ロケット

遂に『下町ロケット』が最終回を迎え、サヤマ製作所と佃製作所の完全決着となりましたよね。

サヤマ製作所の社長・椎名は、トップになることばかりに目を奪われ、気がついたら、データ偽装を施し、90日の動作保証すらなさない粗悪品バルブを日本クラインに納品していました。

『下町ロケット』最終回では、コアハートとして日本クラインに納品された現行バルブのデータ偽装が、帝国重工の高速耐久実験装置での検証によって明らかに…

さらに、帝国重工の宇宙航空部調達グループ部長の石坂が、椎名から賄賂を受け取っていたことも発覚。

この賄賂を受取の目撃者である、帝国重工・富山がデータ偽装の検証に協力してくれたことが、大きな決め手となったわけですが、これまで共に行動していた富山に裏切られるとは、石坂も椎名も、驚きのストーリー展開ですね。

さて、このデータ偽装が明らかになり、咲間倫子は週刊誌の記事にして、全てを明らかにしようとしましたが、アジア医科大の貴船と、サヤマ製作所の椎名が手を組み、訴訟を起こそうと計画。

世間に記事を出さないように圧力をかけていったのです。

咲間の上司で、週刊ポスト(ドラマ上の設定で実際の週刊ポストとは無関係)の編集長が、佃製作所を訴訟に巻き込むことを恐れ、記事掲載を控えようと咲間に指示を…

咲間も納得出来ない話ではありましたが、自分一人ではどうすることも出来ず、モヤモヤしているところに、佃航平が訪れ、

『自分たちのことはどうなっても構わないから記事を掲載して欲しい』

と嘆願するのです。

そして、咲間が

『正しいことを声に出せなかったら私たちは何のためにいるのでしょうか?』
『訴訟が怖くてジャーナリストなんてやってられません』

と編集長を説得し、記事が掲載されることとなりました。

このことがきっかけとなり、帝国重工の財前が、会議中に乗り込み、藤間社長にその事を報告した結果、石坂が処分を受けることに、さらにはサヤマ製作所との関係も凍結されることとなったのです。

まさに佃製作所と咲間倫子の大ファインプレーに見える話ですが、一番の功労者は、経理部長である殿村かもしれません。

「殿村直弘」役の立川談春

「殿村直弘」役の立川談春

彼は、ただ佃製作所の大番頭であるだけでなく、時に鬼となり厳しいことを提言しながらも、社長である佃航平が冷静な判断を取れなくなった時に最も冷静な判断をして、佃製作所を守り続けてきました。

これまでも殿村は、他の社員がバルブの特許の売却、使用権のレンタルでもめている間も、独り冷静に、何十年後の未来を考えた戦局を提唱し、時には帝国重工の威圧にも負けずに対等に渡り歩いてきた姿は、多くの視聴者も感動したと聞きます。

この『下町ロケット』最終回でも社長である佃航平が、椎名・貴船のデータ偽装記事の掲載中止を要求する訴訟を行うと、警告してきたことに憤りを持ち、椎名のところに乗り込もうとした際に必死に止めたのが殿村でした。

彼は、

『あんたはウチの大将なんだから、もっとドンと構えていればいい』

と叱咤し、佃製作所は何があっても元銀行員の自分が守るから、週刊ポストに言って、記事掲載を打診しに行くべき、というのです。

つまり、

『あなたの行くべきところは椎名のところではなく、週刊ポストだ』

とはっきり明示したわけ。

一つ間違えば、権力の前に屈して訴訟で会社が潰れてしまうかもしれないというのに、そのプレッシャーを全部背負ってまでも、『守り切る!!』と断言できるのは並大抵の話ではありませんよね。

そんなメンタルの強さと、誰よりも佃製作所を愛している姿が、実に世間から感動を生んでいるわけで、殿村部長がいたからこそ、佃製作所が権力に屈することなくサヤマ製作所のデータ偽装を暴くことが出来たわけです。

この一件が無ければ、当然ロケットのバルブシステム部品供給も、サヤマに奪われたまま、さらにはガウディ計画も頓挫していたことでしょう。

元々、白水銀行の凄腕銀行マンでありながら、中小企業に対して、なんとか応援したいという私情に駆られて、貸付を焦げ付けさせてしまい、出向というカタチで佃製作所に左遷させられた殿村。

そんな彼だからこそ、苦しい時になんとか助けようと必死になる姿が佃製作所社員にも伝わり、現在では最も頼りになる大番頭として認められているのです。

そんな殿村が下した判断は、佃製作所が大逆転する超ファインプレー。

結果、サヤマ製作所の椎名は、データ偽装によって巻き起こした業務上過失致死の容疑で逮捕。

コアハート計画もまた振り出しに戻り、日本クラインも佃製作所のバタフライバルブ(3年前の帝国重工のロケットエンジンに使用された佃製作所の特許技術)の特許侵害を犯していると訴えられ、製造中止になるはめに…

一方、佃製作所は、帝国重工・財前の働きかけによって、バルブの部品供給を再度締結し、その上で、ガウディ計画の支援が約束されました。

そして、人工心臓弁の機能も向上させ、新型人工弁ガウディが完成。

1ヶ月後、臨床治験までこぎつけ、一村医師の所属する北陸医科大の患者であり、いち早く人工弁を求めていた中島聖人くんが治験患者に選ばれ、手術は無事成功

その後も治験は順調に進み3年後、今度は種子島でロケット打ち上げも成功させ、ロケットバルブ・人工弁共に、佃製作所は成功を収めたのです。

世の中では、こんなにも都合の良いことは、多分ありえないことかもしれませんが、ドラマだからこそ、正義が勝って欲しい…

その多くの想いが、『下町ロケット』の根幹として描かれていったのだと筆者は考えています。

勧善懲悪も決して悪いものではありません。

その事を改めて痛感させられた…

そんなドラマとして、最後まで『下町ロケット』が描かれたと言って良いでしょう。

本当に時に悪事に加担する椎名達の意地悪さに苛立たされ、時に、空中分解していく佃製作所の姿にハラハラさせられ、さらには、裏に隠された説教の様な教えに耳が痛くなり、時折チャンネルを変えたくなってしまうドラマでもありました。

しかし、最後は、正しいと思い、信念を貫いてきた佃製作所の面々達が、織りなす情熱によって、正しい結果が返ってくる姿に爽快感が得られた素晴らしいドラマであり、このようなドラマがまた再び放送されることを、今後のドラマ界に期待しています。

 

下町ロケット最終回の視聴率は?

下町ロケット

『下町ロケット』の視聴率は、4話17.1%6話17.8%9話18.2%と、一時下落することはありましたが、多少落ちてもこれだけの視聴率を獲得し続けた素晴らしいドラマでしたよね。

そして、『下町ロケット』最終回の視聴率もネットニュースで発表され、22.3%という今期最高(ただしNHKを含めると、朝ドラ『あさが来た』の27.2%(12月4日放送分)が最高)視聴率をマークしました。

命の尊さを映しだし、多くの女性達が涙を流した、と高評価が得られたTBSドラマ『コウノドリ』ですら、最高12.6%(平均11.46%)ですから、『下町ロケット』最終回の22.3%数字がいかにとんでもない数字なのか、分りますよね。

最終的な『下町ロケット』の平均視聴率18.54%ですから、これだけテレビ離れが進んだ中で、この数字は、ただただ脱帽させられます。

ある意味で『下町ロケット』は、非現実的な世界を映しだしたドラマではありますが、ドラマだからこそ正義が勝って欲しい、と願う視聴者の感情が、この大きな結果をもたらしたのだと思いますよ。

 

下町ロケット最終回の感想は?

下町ロケット

サヤマ製作所・椎名の偽装データによる医療事故が明らかになり、佃製作所の完全勝利で終えた下町ロケット…

正直いろんな意味で、この3ヶ月間、心を震え上がらせながら筆者はこのドラマを見続けていました。

中には、本当に耳が痛い話も次々展開し、時に目を背けたくなることもありました。

そんな筆者なりのかなり辛辣な『下町ロケット』の感想を、ここからお話していきます。

『下町ロケット』では、佃航平をはじめとする、非現実的でありながらも心が強く、夢と正義のために突き進んでいく人と、現実的に未熟で無能でありながら、権力を振りかざして楽することや、目先の利益ばかり追い求めていくタイプの人間心理が映しだされていました。

そのため、少しでも物事の善悪に葛藤しながら生きている人にとっては、非常に胃が痛くなるようなドラマでもあったように思います。

ちなみに、この後者のタイプとして象徴される代表的な例は、日本クラインや貴船教授、そしてサヤマ製作所・椎名ですが、現実社会に置き換えて言うなら、大なり小なり私達もその内の一人と言っても良いかもしれません。

もちろん、犯罪こそしていないものの、どこかで中里のように、常に言い訳や、何かの責任に転嫁して逃げていたり、帝国重工・石坂のように、利益を挙げて出世や賄賂に手を出す人も、大なり小なりいることでしょう。

法律に触れているか触れていないかのレベルは大した問題ではなく、問題は、欲望に駆られて、何かを犠牲にして、私達が生きているというその事実なのです。

当然、私にも悪の心というか、卑しい心は存在しますし、完全なる善人なんて、この世に存在していないわけで、はっきり言って、こんな話を聴くのも辛い、と思う人が大半でしょう。

でも、その裏で、『正しいものは正しい』と言いたい、という気持ちもあることも事実だと思います。

だからこそ、どんなに耳が痛い話であったとしても、『下町ロケット』のような勧善懲悪タイプのドラマに、多くの人が魅了されてしまうのだと、感じるのです。

この世に生きていれば、理不尽なことのオンパレードで、まともなことが限りなく少なく思います。

そこにメスを入れているからこそ、我々視聴者は、スカッと出来るのでしょうね。

さて、今回の『下町ロケット』最終回を観て、筆者は、貴船教授のこのセリフが胸を突き刺さりました。

それは、

『時間さえ貰えれば人は生き返るのか?』

と、日本クラインに激怒したあの言葉です。

これは、常に筆者が感じていることであり、どんな理由があったとしても、亡くなった命は返ってきません。

もちろん必死に命を救おうと努力しても、その結果命を落とすような事故となってしまうこともあり、そこを悪だと否定する気はさらさらありません。

問題は、『下町ロケット』のように目先の利益によって、全くの無関係な人の命を犠牲にして、そのことが明るみになって、初めて間違いと指摘していることにあります。

その最も大きな事案が、大昔から行われ続けてきた戦争にあります。

特に豊臣秀吉の時代には、朝鮮にまで戦争を仕掛けていったというのですから、いかに人間が愚かな生物であるのか痛感させられます。

そして、最大の疑問は、戦争に携わった大半の人間たちが、『何故、私たちは相手の生命を奪ったことを自覚していないのか?』ということです。

はっきり言って、筆者は第二次世界大戦中に生まれてもいませんし、そういう意味では全く無関係な人間です。

しかし、そんな筆者ですら、日本人として当時の日本人が愚かな戦争を犯してきた罪人である、と意識しながら生きているのに、当時の人間達が、自分のことしか考えず、やれ年金だ、介護だと自分のことばかり考える…

本当にこれで良いのでしょうか?

私たちは日々権力に屈し、無意識の内に、椎名のように、権力を持つ人間側に付いた悪人を守ることを善としてきたように思います。

トップに立つことに目がくらみ、悪の顔に染まっていくサヤマ製作所社長・椎名直之

トップに立つことに目がくらみ、悪の顔に染まっていくサヤマ製作所社長・椎名直之

それは、筆者にも言えることで、『どうせ大きな権力の前には、逆らうことなんてできない』という、一種の諦めが、知らず知らずの内に、その暴走行為を認めるだけでなく、時と場合によっては、自分たちの暮らしを優先させるために、その暴走行為に加担してしまっているのです。

正直、こんなことを書いていくのは怖いです。

ネット上で、どれだけ叩かれてしまうか分かりませんし、心が折れそうになります。

しかし、これだけは言っておきたいです。

国や天皇という権力者がしでかした、『戦争』という名の犯罪には、平気で加担し、戦争に反対してきた少数の人達を非国民とバッシングして、平気な顔をして生きてきた日本人が、原爆を落とされた瞬間に被害者面しているなんて、自分勝手過ぎると。

しかも、この人達は、北朝鮮の拉致問題、世界各地で行われているイスラム国などによる同時多発事件、オウム事件は、絶対に許さないなんて、身勝手な発言をし、挙句の果てに、かつては原爆を落とされても仕方のないような、戦争という悪事をしでかしているにもかかわらず、被害者面…

私達日本人は、真珠湾を攻撃し、中国、北朝鮮、韓国、ロシアと次々に戦争を仕掛け、どれだけの人々に無差別に迷惑をかけてきたことでしょうか。

どっかの議員が、日本のために広島・長崎に犠牲になってもらった、なんて馬鹿な発言していますが、そんなことは問題ではありません。

広島・長崎という地に原爆が落ちたことは不運以外の何物でもありません。

しかし、これが仮に、東京であろうが大阪であろうが落ちた場所は関係なく、原爆を2度も落とされるようなことを、かつての日本は、し続けてきたのです。

と、筆者は今一度、戦争を経験してきた全てのお年寄りたちに、声を大にして言いたいです。

当然、人に感謝し、思いやりを持ちながら、今を生きていかなければなりません。

それが贖罪であり、『下町ロケット』が鳴らした警鐘ではないだろうか、と思えて仕方ないのです。

ガウディ計画編で、娘のことを顧みず、仕事に没頭し、心臓病を患った娘に何一つしてあげることができなかったと、その贖罪としてガウディ計画に参加した桜田章のように、人のために何が出来るのか考え、日々生きなければならないのです。

もちろんそれは、簡単にできることではありませんが、難しいからといって諦めて楽な方にというのは、間違っています。

命は、一度失えば二度と戻ってきません。

まだ世の中の9割以上の人たちが、その事実を身近に理解していないように思います。

どうか、命の尊さを、この『下町ロケット』を通じて、一人でも多くの人に伝わり、無駄な争いが起こらないように、尊厳や思いやりのある社会が構築される世の中になってほしいと切に願います。

 

まとめ

ドラマ『下町ロケット』の放送が終了しました。

サヤマ製作所の社長・椎名は、コアハートのデータ偽装を起こしたため、業務上過失致死の容疑で逮捕され、勧善懲悪として、佃製作所の大逆転劇が描かれ、『下町ロケット』は締めくくられました。

そのことで多くの視聴者達の胸のつかえが取れ、スカッと終わり、視聴率も22.3%と、今期民放ドラマ最高視聴率を叩き出しました。

ただ、いろいろ考えさせられることを警鐘として鳴らしていることも分かり、このドラマを通じて生き方を考えなければいけない、と痛感していることも事実。

今後、このようなドラマをまた放送して欲しい、と願う気持ちと同時に、人の命の尊さが、無駄な争いや利権のために奪われてはいけない、と強く感じた次第です。

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