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東京オリンピックエンブレム審査員・平野敬子の告発内容まとめ!

更新日

2020年に開催される東京オリンピック。

歓迎ムードもある中、膨らみ続ける予算、その分を国民負担となることから、現在、東京オリンピックの問題は、山積み状態ですよね。

そんな問題のうちの1つであり、東京オリンピック関連で、最もニュースとなったであろう、佐野研二郎氏による五輪エンブレム盗作問題。

一連の盗作問題によって、

「東京パクリンピック」

「東京コネリンピック」

などと、世間からの批判が殺到したのは、筆者の記憶に新しい出来事です

この問題について、審査員の1人で、最後まで佐野研二郎氏の作品に反対していた平野敬子氏が、自身のブログで五輪エンブレム問題の全貌を語っていたのを、ご存知でしょうか?

その告発した内容は実に衝撃的です。

そこで当記事では、東京オリンピックエンブレム審査員の平野敬子氏による、告発内容について、まとめてみます!

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佐野研二郎の東京オリンピック盗作問題まとめ

佐野研二郎

佐野研二郎

2015年に、日本のみならず、世界中を騒がせることとなった佐野研二郎氏。

事の発端は、2020年東京オリンピックのエンブレムが、ベルギー劇場のロゴに酷似している、とネット上で話題になったことから始まります。

当初、佐野研二郎氏は、

「事実無根である」

と、盗作を否定していました。

しかし、ネット住民による調査で、佐野研二郎氏がデザインした『サントリー夏のトートバッグ』のデザインにもパクリ疑惑が浮上。

そしてなんと、あらぬ事に佐野研二郎氏は、このデザインの責任を全て部下に押し付け、自らの関与を否定してしまうのです。

これで問題は終わった…と思いきや、今度は東京オリンピックエンブレムの原案が、個人ブログから盗用したものであると判明。

個人ブログの作者が、著作権を明記するコピーライトが記載していたのにも関わらず、それを削除し、あたかもオリジナルであるかのように見せたのです。

さすがに、ここまで発覚してしまうと、佐野研二郎氏も言い逃れができなかったのか、デザインの盗用を認めました

結局、芋づる式にこれまでのデザインのパクリ疑惑が浮上し続けた結果、東京オリンピックエンブレムのデザインも取り消しとなり、ひとまず、問題は終息へ…

普通に考えるなら、問題は終息に向かうはずなのですが、実際はそうはいきませんでした。

実は、東京オリンピックエンブレムの原案の時点で、デザインのパクリが裏では判明していたのに、それにも関わらず佐野研二郎氏のデザインが審査を通ったというのですから、

「これは組織ぐるみで怪しい…」

と、今度は東京オリンピックエンブレム選考委員会に疑いの目が向けられます。

東京オリンピックエンブレム

するとどうでしょうか、なんと審査員の永井一正氏は、東京オリンピックエンブレムデザイン審査において、不正をしていることが発覚します。

永井一正氏は、審査委員会の代表を務めており、東京オリンピック組織委員会の槙英俊マーケティング局長(当時)と、高崎卓馬企画財務局クリエイティブディレクター(当時)に、自身が推薦した8人を自動的に1次審査に合格させるよう働きかけていたのだそうです。

この永井一正氏と槙英俊・高崎卓馬両名による不正は、DVDにしっかりと映像が残っており、もはや言い逃れはできないものでした。

結局、東京オリンピックエンブレム問題の一連の責任をとる、という形で、槙英俊・高崎卓馬両名は更迭されることとなりました。

ちなみにこの2人は、何かと黒い噂が囁かれる電通の社員らしく、東京オリンピック組織委員マーケティングの選任代理店となった電通にも、何かしらの癒着があるのではないか、とネット上では、さらに疑いの目が持たれています。

 

審査員・平野敬子による内部告発の内容とは?

悩む女性

東京オリンピックエンブレムのデザイン審査員として、問題の渦中にいた平野敬子氏。

東京オリンピックエンブレム盗作問題や、佐野研二郎氏のコネ問題が世間で話題になってからは、かねてより抱いていた、東京オリンピックエンブレムの審査の不審点に対する疑念が、より一層強まった、といいます。

そして、未だ解決されない問題の状況を見て、ついに平野敬子氏は、内部告発を決意したのだそうです。

その告発の内容は、大きく6つに分かれているので、ここで1つずつ紹介していきますね。

内部告発1.公募期間の異様な短さ

まず、平野敬子氏が不審に思った点は、東京オリンピックエンブレムのデザイン公募期間だったそうです。

東京オリンピックエンブレムのデザイン公募期間は、2014年9月12日~11月11日までの約2ヶ月間で、申し込み後に応募の詳細情報が届く、という形だったため、実質上、エンブレム制作にあてられる期間は、1ヶ月ほどしかなかったとのこと。

これは、利権を握っている審査委員がバックについているデザイナーが当選しやすいよう、ライバルを減らす作戦だったのでは?と、平野敬子氏は考えているとのこと。

内部告発2.電通の高崎卓馬による謎の指示

先ほども紹介した、電通の高崎卓馬氏が、

「今回の審査では展開性を重視して選ぶように」

という謎の指示を審査員に言ったのだそうです。

通常、デザイン業界では使われない言葉で、平野敬子氏は違和感を覚えて、

「純粋にロゴの評価で選んだ後に、そのエンブレムの形をどう応用するかは後から考えればいいのではないか」

と、意見をしたそうなのですが、受け入れられませんでした。

これも、佐野研二郎氏のシンプルなデザインを選ばせるための働きかけだったのではないかと考えているそうです。

内部告発3.招待作家の存在を隠されていた

永井一正氏と高崎卓馬氏は、審査委員に秘密で、一部のデザイナーを招待作家として、いわゆるシード枠を設けていたことは、報道でも明らかになりましたよね。

平野敬子氏は、この存在を知らされておらず、当然ながら、事実を知った際には不公平だと感じたのだそうです。

さらに、審査時に、

「これは招待作家の作品なのに残さなくていいのか」

という言葉があったとも語っています。

内部告発4.談合

ADCで審査員を務めている平野敬子氏は、ADCでは、一部の審査員による談合が日常茶飯事的に行われていると指摘しています。

受賞作品を見ると、一部の会社やその関連会社が何度も受賞しているのです。

平野敬子氏は、何万という応募から、毎回このような現象がおきるのはおかしい、と指摘。

中立な審査などは口だけで、コネと利権にまみれた、非常に真っ黒で汚い実態に、うんざりしているのだそうです。

確かに、東京オリンピックエンブレムデザインにも似たようなことがありましたね。

東京オリンピックエンブレムについては、応募資格自体を、ライバルを排除するためなのか、博報堂が関わる広告賞を2つ以上受賞していないといけない、という条件を設定しています。

さらに、東京オリンピックエンブレムや、毎日デザイン賞、トートバッグのデザイン賞は、受賞者・審査員ともに佐野研二郎氏を始め、佐野研二郎氏の元部下である長嶋りかこ氏、電通の高崎卓馬氏など、いわゆる身内で固まっている状態。

このような実情を知ってしまうと、もはやデザイン業界の賞など、何の価値もなく、全てが出来レースなのではないか?と疑ってしまいそうになります…。

内部告発5.五輪組織委員会の虚偽報告

武藤敏郎氏、槙英俊氏、そして、審査委員代表の永井一正氏が行った記者会見では、なんと虚偽の報告があったそうです。

会見では、

「後から出たもので時間がかけられていないから」

という理由で反対した、と説明されていました。

しかし、平野敬子氏は、もっと強く反対しており、

「選考で選んだデザインと全く違うものになっているので承諾できない。デザインに対する冒涜。延期してでも審査をやり直すべき」

とまで思っていたそうです。

オリンピック組織委員会としては、おそらくは、佐野研二郎氏のエンブレムが、全会一致で決まったことを演出したかったということなのでしょう。

内部告発6.秘密保持誓約書へのサインを求められる

上記のような不正なデザイン審査が平気で行われている…

その気になれば、情報をリークさせることなどは簡単でしょう。

しかし、東京オリンピック組織委員会は、この不正が明るみに出ることを恐れ、審査員のメンバーに、審査の過程を永久に口外しないことを求める誓約書へサインすることを求めてきたのだそうです。

「もし情報を流出させれば損害賠償請求を行う」

と、一種の脅しにも近い強行な態度だったそうですよ。

結局、平野敬子氏は、これに最後まで抵抗を続けたため、東京オリンピック組織委員会が折れ、誓約書にサインしないまま審査をすることができたとのこと。

以上が、平野敬子氏の東京オリンピックエンブレムデザイン審査の告発の内容です。

正直なところ、ここまでデザイン業界がコネと利権でまみれていたとは、思っていませんでした。

国を挙げて行うはずのオリンピックが、コネと利権で動いているなど、まさに言語道断で、許されないことですよね。

「何事も、所詮は出来レースなのか?」

そう思うと、あらゆる事柄に対して、素直な目でみることができなくなってしまいそうです。

 

おわりに

2015年、何かと世間を騒がせた五輪エンブレム問題。

はじめはお祭り騒ぎであったマスコミも深い追求を行わず、うやむやにして終わらせてしまおう、という空気に変化し、筆者としては、残念でなりません。

マスコミ業界の中心にいる電通に恐れをなして、事実を報道できないのでしょうか?

いまやデザインのパクリの常習犯であり、エンブレムについても盗作を行った佐野研二郎氏はもちろん問題なのですが、もっと問題にするべきは、組織ぐるみで不正が行われていたということでしょう。

筆者としては、諸悪の根源は、現在は更迭されたものの、組織委員会に社員を送り込み、さらに組織委員会のマーケティングを任され、利権をほしいままにしている電通だと考えています。

事実、東京オリンピックエンブレムデザイン選考において、不正を主導していた槙英俊・高崎卓馬の2名は、電通から出向してきていたのですから、関係がないとは言えないと思うのです。

結局、デザインの審査過程で不正が行われていたということは、今回の平野敬子氏の勇気ある告発がなければ、我々が知ることはなかったでしょう。

マスコミが恐れをなし、報道を避けていた内容を暴露した平野敬子氏には、筆者としては、心より称賛を送りたいと思いました。

これを機に、東京オリンピックエンブレム盗作問題の一番の問題が解決されるべく、さらなる追及が行われることを、願っています!

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