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遊離軟骨(関節ねずみ)の症状と手術治療から復帰までの時間は?

更新日:

みなさんは、遊離軟骨という病気を知っていますか?

別名、『関節ねずみ』とも呼ばれ、スポーツをしている人やスポーツファン、とくに野球ファンであれば聞きなれた名前だと思います。

この遊離軟骨(関節ねずみ)については、手術をする人もいれば、手術をしない人もいる不思議な病気でもありますね。

では、遊離軟骨(関節ねずみ)は、なぜ手術をする人としない人がいるのでしょうか?

当記事では、遊離軟骨(関節ねずみ)について、仮に治療で手術をした場合、復帰までどのくらいの期間を要するのかを調べてみました。

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関節ねずみと呼ばれる遊離軟骨の症状とは?

医者

野球ファンであれば、

関節ねずみ

という病気は聞きなれた名前だと思います。

また、テニスファンやゴルフファンも聞いたことがあるかもしれませんね。

プロ野球ファンかつ中日ファンの筆者としては、2016年のオフに小笠原慎之介投手が、関節ねずみの除去手術をおこなったことが記憶に新しいです。

野球やテニス、ゴルフファンに聞きなれた、この遊離軟骨(関節ねずみ)は、

  • 野球肘
  • テニス肘
  • ゴルフ肘

と呼ばれる症状に該当するものだからです。

そもそも、遊離軟骨(関節ねずみ)とは、一体何?という人もいるでしょう。

そこで、関節ねずみこと遊離軟骨について説明していきますね。

 

遊離軟骨(関節ねずみ)というのは、

関節内に、軟骨や骨の欠片が入り込む

現象。

この欠片が、自由に細かく動き回ることが、

『ねずみのようだ』

ということから、関節ねずみとも呼ばれているのです。

欠片が広い空間を動き回っている場合は、全く痛みはありません。

しかし欠片が関節の間に挟まってしまったり、狭い空間を動き回ってしまうと、激しい痛みに襲われます。

遊離軟骨(関節ねずみ)の症状としては、これらが原因による

激しい痛みや、可動域の低下

です。

とくに、脚の関節で見つかってしまった場合は大変です。

歩行すら困難になってしまう

ことがあるため、早急な手術が必要となるでしょう。

また、遊離した欠片が関節の中で栄養をもらい、大きくなることもあるそうです。

そうなってしまうと、さらに痛みやすくなります。

では、そんな遊離軟骨(関節ねずみ)ですが、どのような治療法があるのでしょうか?

 

遊離軟骨(関節ねずみ)の治療方法は?

上記で紹介したように、遊離軟骨(関節ねずみ)は、とても厄介な病気。

このため、遊離軟骨(関節ねずみ)が見つかると、まず治療を考えるわけですが…。

遊離軟骨(関節ねずみ)には、どんな治療法があるのでしょうか?

 

遊離軟骨(関節ねずみ)の治療法は2つあり、

  • 手術療法
  • 保存療法

の2つです。

保存療法はそのままの意味。

とくに軽度の遊離軟骨(関節ねずみ)の場合や、身体が成長期の人に対して処置することが多いみたいですね。

そしてもう1つが、手術療法。

関節鏡と呼ばれるものを使う、

『関節鏡視下手術』

によって治療をおこないます。

この手術をおこなうと、遊離した欠片が小さければ、だいたい約1時間ほどで手術は終わります。

通院も、1日~数日程度の入院で済むので、治療する人にとって、大きな負担にならないのが特徴的。

ただし、遊離体が大きくなってしまうと、関節を開いて取り除かないといけなくなり、大事になります。

なので、遊離軟骨(関節ねずみ)が見つかったら、基本的には早めに手術を受けることをおすすめします。

 

このように、基本的に遊離軟骨(関節ねずみ)は、手術をおこなうべき病気ですが、野球選手などを見ていると、

「手術をしない」

という人もいますよね。

ロッテの涌井投手などはその例。

彼は、2011年頃に遊離軟骨(関節ねずみ)が見つかりましたが、手術を回避しました。

では、なぜ人によって、遊離軟骨(関節ねずみ)で手術をしない選択をするのでしょうか?

 

遊離軟骨(関節ねずみ)の手術をしない理由

遊離軟骨(関節ねずみ)の手術回避と言えば、先ほど少し触れた小笠原慎之介投手も、当初は

「手術回避か」

と言われていました。

しかし、最終的には手術に踏み切りましたね…。

では、なぜ人によって遊離軟骨(関節ねずみ)の手術を回避するのでしょう?

その理由を調べてみると、スポーツ選手にとっては悩ましい問題があることがわかりました。

というのも、遊離軟骨(関節ねずみ)には、

遊離軟骨ができやすい人がいて、手術をしたとしても再発する恐れがある

からです。

たとえばプロ野球では、肘の使い方が上手い投手には、遊離軟骨(関節ねずみ)ができやすいとのこと。

オリックスの金子千尋投手は、何度も遊離軟骨(関節ねずみ)ができてしまい、2回も手術を受けています。

小笠原慎之介投手が、遊離軟骨(関節ねずみ)の手術を悩んでいた理由には、

仮に手術をしたとしても、再発したり、手術前のピッチングができなくなってしまうこともある

といったリスクとの相談があったわけですね。

 

この遊離軟骨(関節ねずみ)を巡る手術論争を語る場合、1つの例に挙がるのが、先ほども触れたロッテの涌井投手です。

涌井投手は、遊離軟骨(関節ねずみ)の手術を回避し、保存療法を試みました。

しかし、保存療法で肘の痛みを回避するため、涌井投手は肘をかばうような投球フォームになってしまい、西武時代、一時期不振に陥ってしまったのです。

ただ、2015年には、遊離軟骨(関節ねずみ)が、別の箇所に遊離したためか、以前の安定したフォームで投げられたため、全盛期のピッチングを取り戻しました。

このように、遊離軟骨(関節ねずみ)が暴れ回らなければ、何の影響もないことから、選手によって、手術を回避することもあるのです。

遊離軟骨(関節ねずみ)というのは、われわれ一般人としては、すぐさま手術をした方が良い病気です。

しかし、プロスポーツ選手となると、遊離軟骨(関節ねずみ)の手術をするか否かというのは、今後のことも考えた場合、なかなか難しい選択ですね。

 

遊離軟骨(関節ねずみ)の手術からの復帰時期はいつ?

では、遊離軟骨(関節ねずみ)の手術をおこなうと、復帰までにはどれほどの期間がかかるのでしょうか?

 

一般人であれば、手術後から、とくにリハビリをすることもなく日常生活に戻ることも可能です。

ただ、これはスポーツ選手にしても一般人にしても言えることなのですが、

遊離軟骨(関節ねずみ)ができる時点で、該当箇所に負担が大きくかかっていたのは事実

そのため、やはり一般人であっても、該当箇所のリハビリをおこなうことは大切だと思います。

このあたりは、医師の指示にしっかりと従ってください。

また、スポーツをしていた場合の復帰時期ですが…。

基本的には、遊離軟骨(関節ねずみ)は

手術後から約2ヶ月ほどでスポーツに完全復帰

することができます。

ただ、

遊離箇所や軟骨の大きさによっては3~4ヶ月かかる

そうですね。

プロスポーツ選手であれば、念には念をということで、さらなるリハビリをおこなって、

復帰まで半年ほどかけるというケース

もあります。

いずれにしても、日常生活に影響が出かねない病気です。

後回しにせず、しっかりと治療をおこなうことが大事ですね。

 

まとめ

遊離軟骨(関節ねずみ)は、関節内に、軟骨や骨の欠片が入り込むことで、可動域の低下や激痛を引き起こす厄介な病気です。

基本的には、手術によって治療をすることになります。

スポーツをしている人はもちろん、スポーツをしていない人でも遊離軟骨(関節ねずみ)は起こりうるもの。

もし遊離軟骨(関節ねずみ)を発症してしまった人は、発生した箇所に負担をかけている生活をしているわけです。

治療後は、遊離軟骨(関節ねずみ)のできた箇所をいたわる生活を心がけてくださいね。

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