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ボラが臭い!味がまずい原因とおいしい食べ方3選!名前が語源にも

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みなさんは、『ボラ』という魚を知っていますか?

多くの人からは、

「臭くてまずい」

と言われているボラ。

しかし、実はそうでもなく、意外とおいしいです。

おそらく、ボラを一番多く見かけるであろう、

汚い川や沿岸などで釣ったボラ

しか知らないから、

『臭くてまずい』

イメージを持ってしまうのでしょう。

そこで、当記事では、ボラという魚について

  • 食べてみたら味は本当においしいのか?
  • どのようにして食べるのがおすすめなのか?

などについて、紹介しようと思います!

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ボラの味がまずいと言われるようになった原因は?

ボラの大群

ボラというと、

「臭いしまずいし…」

という印象を持つ人が多いと思います。

しかし、実は…

もともとボラは

高級魚

なんです!

江戸時代では、鯛などに次ぐほど。

また、高度経済成長期以前にも、とてもおいしい上に、ある程度まとまって獲れると評判で親しまれていたんです。

そんなボラが、臭くてまずいと言われるようになってしまったのは、高度経済成長期よりあと。

それに、今でも全てのボラがまずいかと言われるとそうではありません。

冬の時期の寒ボラは『おいしい』と評判

で、現在でも美味なのです。

 

さて、そんなボラですが、そもそもボラとはどんな魚なのでしょう?

紹介するとボラというのは、ボラ目・ボラ科の魚で、全世界の熱帯・温帯に生息している大型魚です。

漢字では、『鯔』と書きます。

オオボラのことは、『鮱』と書くこともありますね。

そんなボラが日本では、

北海道以南の沿岸や川

などで見ることができます。

そして地域によって、ボラの呼ばれ方がさまざまです。

イセゴイ、ナタネボラ、マボラ、ツクラ、クチメ、メジロ、エブナ、ハク、マクチ、クロメ、シロメなど…

実に呼び名が多いですね。

また、ボラは大きいものでは、

体長80cm

を超え、大型魚で力強いことも特徴ですね。

その力強さは、成魚のボラと衝突してサーファーが負傷したり、競艇選手が失神してしまう事故まで引き起こしたと言えば、伝わるでしょうか。

ボラの力強さは、釣り人の間でも実は高評判だったりします。

釣りをする場合、ボラは引きが強いため、釣りごたえがありますし、釣り人がイシダイのように、もっと引きの強い大物を釣るためのトレーニング相手としても、もってこいの魚なのです。

 

では、そんなボラは、なぜ

『臭くてまずい』

と言われるようになってしまったのでしょう?

ボラが臭くてまずいと言われるようになった理由…。

それは、

ボラ自身が水質汚染に強く、汚染された川や海でも生きていられることが原因

なのです。

つまり、水質によってボラの味が左右されるため、今でも

きれいな海に生息しているボラは、脂が乗っていてとてもおいしい

というわけですね。

さて、ボラが臭くてまずいと言われるようになったのが、高度経済成長期の水質汚染以降であり、それ以前はおいしいと評判だった…。

この一文だけでも、なぜボラが臭くてまずくなったか、察しがついた人も多いのではないかと思います。

まぁ、このあたりはスズキと同じとも言えますね。

そうです。

我々人間のせい

です。

ボラの味は、水質に左右されやすく、獲れる場所によって味も変わってしまいます。

そして、水質汚染された場所に住んでいるボラが臭くてまずくなってしまうわけで…。

さらに忘れてはいけないのは、ボラが汚染された地域に住んでいるのではなく、

ボラの住んでいた地域を、人間が汚した

という話なのです。

ボラは、水底のデトリタスを食べたりする雑食性なため、人間が汚染した川や沿岸では、ヘドロが溜まっていることがあります。

こうしたヘドロまで食べてしまうことで、ボラ自体が臭くなったり、まずくなってしまうので、この風評は完全に人間が引き起こしたと言えるでしょう。

逆に言えば、綺麗な海で獲れたボラはかなりおいしいと評判です。

一度、売られている寒ボラなどを購入してみてはいかがでしょうか?

きっとボラに対する認識が

「まずい」

から

「おいしい」

に変わりますよ。

 

ボラが語源になった言葉とは?

人間の引き起こした水質汚染によって、臭くてまずいと言われてしまっているボラ。

そんなボラですが、実は、ボラが

『とどのつまり』という言葉の語源になっている

という説があることを知っていましたか?

ボラは、ブリやクロダイと同じ出世魚で、成長とともに名前が変わることが特徴です。

主な地域別の成長に合わせた呼び名の変化が…

関東での『ボラ』の名前

オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド

関西での『ボラ』の名前

ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド

高知での『ボラ』の名前

イキナゴ→コボラ→イナ→ボラ→オオボラ

東北での『ボラ』の名前

コツブラ→ツボ→ミョウゲチ→ボラ

となっています。

かなり多いですね。

ただ、いくつか共通点も見られます。

たとえば、関東・関西では、最終的に名前が『トド』になっていますよね。

つまり、トドになったら、

これ以上は成長しない → トドで成長は詰まる → とどのつまり

と、いうわけなのです。

『トド』という名前だと、どうしても哺乳綱ネコ目(食肉目)アシカ科トド属の、あのトドを思い浮かべてしまいがちですが…。

『とどのつまり』の"とど"とは、実はボラのことだったのですね。

また、『ボラ』という名前はこのほかにも、

「いなせ」

「おぼこい」

といった言葉の語源にもなっている説があるそうです。

ボラは、ほぼ全世界で生息しており、日本でも北海道以南ならば、確実に見かけることができる魚であるため、高級魚ではあったものの、庶民からも認知度は高かったのでしょうね。

もともと広く認知されている魚だったからこそ、数多くの言葉の語源にもなったのだと思います。

 

ボラの味やおいしい食べ方!

臭くてまずいイメージが先行していますが、実はおいしいボラ。

冬の寒ボラは、

『鯛に引けを取らないおいしさ』

とも言われているほどですし、一度食べてみたいですよね。

では、ボラは具体的にどんな味がするのでしょうか?

基本的に、水質の良い場所でとれたボラというのは、

癖がなく、かなりさっぱりとした味

なのです。

それだけに、臭いが気になりやすいとも言えますね。

ただ、ボラは癖がないというだけあって、実にさまざまな食べ方で食べることが可能です。

そこで、ここではボラのおいしい食べ方を紹介します!

ボラのおいしい食べ方1 刺身

まず、ボラのおいしい食べ方の代表格が、刺身です。

ボラの刺身は、とくに冬になると、

脂が乗ってとてもおいしい

と評判です。

なかなか見ませんが、市場で売っているボラの刺身は綺麗な海でとれた、いわゆるおいしいボラなので買って損はしません。

ただ自分で獲ったボラを捌いて刺身にする場合は、少しポイントがあります。

ボラの臭みは、

内臓や鱗の臭いが、魚肉に移ってしまうことが原因

で、これが移ってしまうと、刺身でも臭いがきつくなってしまいます。

そのため、捌く際には鱗は取らず、

捌いた後、最後に皮引くときに、鱗も一緒に引いてしまう

方法が、肉に臭いが移らず、効率もよくなるそうです。

そうすると、とてもおいしくボラの刺身を食べることができますよ。

ボラのおいしい食べ方2 味噌汁や鍋の具材にする

もう1つ、ボラは味噌汁鍋の具材にしてもおいしく食べることができます。

とくに鍋の具材にする場合は、冬の時期が多いですから、寒ボラと言われ、おいしい時期のボラの食べ方にはぴったりです。

癖のない味であるボラは、どんな味付けの鍋にも合う万能選手!と言える具材となって、鍋を華やかにしてくれますよ。

また、味噌汁にする場合は、ボラをつみれにして入れてもおいしくなります。

ボラのおいしい食べ方3 フライにする

刺身や鍋の具材にする場合のボラは、綺麗な海で獲れたボラや、冬の時期の寒ボラでないと、なかなかおいしく食べることができません。

では、味が落ちる夏の時期は、ボラをどう食べればいいのか?

そこでおすすめする食べ方が、フライにしてしまうことです。

お好みのソースで味わうことができますし、これならば、冬に比べて味の落ちている夏場でもボラをおいしく食べられます。

また、揚げるという意味では、ボラを天ぷらにしてしまってもいいですね。

冬の時期以外でボラを食べる際は、揚げることをおすすめします。

 

以上が、ボラのおいしい食べ方となります。

ちなみに、ボラといえばカラスミですよね。

カラスミは、地域によってはサワラやサバなどを使いますが、有名な長崎県産のカラスミは、ボラの卵巣を使っているのです。

意外に知られていないので、

「えっ? カラスミってボラなの?」

と思う人もいるかもしれませんが…。

自分で作るには、非常に難しく手間もかかるのですが、頑張れば、自家製でカラスミをつくることもできなくはありません。

機会があれば、レシピなどを調べ、ボラでカラスミ作りを実践してみるのもいいかもしれませんね!

 

まとめ

『臭くてまずい』イメージがついてしまっているボラ。

実は、とてもおいしい魚として、昔から親しまれていました。

一部地域では、ボラは高級魚として取り扱われています。

では、なぜボラは臭くてまずいイメージがついてしまったのか?

その原因は、ボラの住んでいる川や沿岸を汚染した、我々人間だったのです。

水質汚染の進んだ地域のボラが臭くてまずいだけなのです。

スーパーなどで並んでいるボラは、綺麗な海で獲れたボラを使っているので、間違いなくおいしいと言えるでしょう。

全てのボラが臭くてまずいわけではないので、ぜひ店頭で見かけた場合は、食べてみてください。

きっと、そのおいしさに、ボラへの印象がガラリと変わると思いますよ!

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