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仮面ライダー1号(映画)のストーリー結末ネタバレと評価レビュー!

更新日:

藤岡弘、さんが本郷猛役を演じたことで話題になった映画『仮面ライダー1号』。

この映画は、

「ああ、これは見る人を選ぶ映画だなぁ…」

ということ。

そしてそれ以上に、

「藤岡弘、だった」

と言うに尽きる映画です。

実際に映画『仮面ライダー1号』を見た上で、賛否両論になるだろうとは思っていました。

ネットの評価が二分しているのを見ても、「やっぱりな」と。

そこで、当記事では、映画『仮面ライダー1号』について、ストーリー結末ネタバレや、評価レビューを紹介したいと思います。

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映画『仮面ライダー1号』のストーリー結末ネタバレと感想1

ノバショッカー

正直なところ、映画『仮面ライダー1号』が賛否両論となることは、当然と言えます。

というのも、ストーリーとしては粗が多すぎて、視聴者がおいてけぼりな部分がいくつかあったからです。

まぁ仮面ライダーの春映画は、いつも粗がひどいので今更かもしれませんが。

さて、さっそく、おおまかな『仮面ライダー1号』のストーリーの結末までをネタバレをしていこうと思います。

 

映画『仮面ライダー1号』の冒頭は、タイのバンコクのとある料理屋で、本郷猛が食事をしているところから始まります。

チンピラをなぎ倒す本郷猛役の藤岡弘、さんのアクションが、70歳を過ぎているとは思えないキレで、素晴らしかったです。

そして、ご飯を食べ終わった後に、しっかりと手を合わせるところも、藤岡弘、さんの人間性を感じられる場面だったと印象に残っているシーンですね。

しかし、長年戦い続けてきた本郷猛は、もう既に肉体の限界が近づいていたのでした…。

ここで、映画タイトルが登場し、本格的に映画『仮面ライダー1号』のストーリーが始まります。

 

『仮面ライダー1号』は、本郷猛の物語とは言ったものの、物語の舞台というか、ベースになっているのは、なんと…

ショッカーの内紛

です。

旧来のショッカーである、力で支配し、世界征服をするというショッカーを見限り、経済を牛耳ることで、裏で糸を引くように世界征服を目指すノバショッカーの対立が、『仮面ライダー1号』の序盤~中盤にかけての流れです。

何しろ、最初に戦闘をするのが、ショッカー対ノバショッカーですからね。

映画『仮面ライダー1号』のストーリーは、まず、竹中直人さん演じる仙人や、『仮面ライダーゴースト』の天空寺タケルたちのカラオケというギャグシーンから始まりました。

その後、ショッカー出現の知らせを受け、タケルが出撃。

街中に現れたショッカーは、

毒トカゲ男、シオマネキング、ガニコウモル

が中心となって、かねてより狙いをつけていた女子高生・立花麻由を発見し、彼女を狙おうとしていました。

ここで、仮面ライダーに詳しい人であれば、

「ん?」

と疑問を抱くでしょう。

というのも、もともと、ガニコウモルは、オリジナルではゲルショッカー怪人でしたからね。

ショッカーとしてガニコウモルが存在していることは、おかしいわけです。

ただ、実は単にスーツが余っていた理由だけでなく、ちゃんとガニコウモルでなければ、いけなかった理由も、明らかになりますので、安心してください。

 

麻由を狙い、街を襲っていたショッカーたちでしたが、突然謎の攻撃に襲われます。

なんと、ショッカーを攻撃してきたのは、

ウルガ、イーグラ、バッファル率いるノバショッカーでした。

そしてなんと、ショッカーとノバショッカーの戦いに…。

敵組織同士が戦うカオスな状況に、視聴者と同じく困惑しながらも、変身して戦闘に入るタケル。

狙われる麻由を守り、逃がしながら戦っているものの、さすがにショッカーとノバショッカー相手にゴースト1人では分が悪く、麻由もショッカーに捕まりそうになってしまいます。

麻由のピンチ!

そんな時に駆け付け、ショッカー戦闘員と生身で戦う1人の男が現れました。

そう、彼こそが本郷猛

ここでは変身しませんでしたが、本郷猛、いや、藤岡弘、さんが70歳になっても、未だキレのあるアクションの健在ぶりを示した意味で、かなり熱くなるシーンでしたね。

 

映画『仮面ライダー1号』のストーリー結末ネタバレと感想2

仮面ライダー1号

麻由と本郷猛が紆余曲折を経て、関係を修復するのですが、この2人が一緒に過ごすシーンはなんというか、新鮮でしたね。

服を選んだり、一緒に料理を食べたり、遊園地で遊んだり…。

オリジナルの本編では、戦い漬けだった本郷猛の姿しか見ていない筆者にとっては、このシーンで見られた本郷猛の人間臭さに、ほっこりしてしまいました。

いくら改造人間にされてしまったとはいえ、本郷猛も、もともとは人間です。

将来を有望視され、ショッカーにさらわれる悲劇さえなければ、このような生活を送っていたのだろうか…。

そう思うと、同時に切なくなるシーンでもありました。

 

さて、ここでしばらく息をひそめていたノバショッカーが本格的な活動を開始します。

ノバショッカーはなんと、企業として日本経済に介入。

ノバショッカーが開発した『ノバエネルギー』を使って、日本全国の電力を奪い、日本の総理大臣を脅し、実質的な日本支配を成し遂げたのです。

ノバショッカーの目的が、いまいちよくわかりませんね。

経済を支配し、世界征服を行うことなのでしょうけど、結局、手口があまりにも強引というか、力押しというか…。

ノバエネルギーで日本の電気を奪う

ノバエネルギーを政府に買わせる

ノバエネルギーの出力を上げて再び停電を起こさせる

日本政府が扱いきれなかったから、ノバショッカーに電力管理を任せろと脅す

というのが、ノバショッカーの手口でした。

なぜここまで回りくどい手口にする必要があったのか…。

 

場面は変わり、日本中が停電になってしまい、異常を感じたタケルとマコト。

本郷猛に一緒に戦ってほしいと頼むも、麻由に止められ、そして本郷猛にも拒否されてしまいます。

こうなってはどうにもならないので、仕方なく2人で戦うことに。

しかし、ウルガ、イーグラ、バッファルの強さは伊達ではなく、敗北してしまうのでした…。

この敗北するシーンも明確に描かれていません。

なので筆者は、

「え?あれから結局撤退したの?」

と、ちょっとストーリー展開についていけなかったことを覚えています。

映画『仮面ライダー1号』は、全体的に、こういった

ぶつ切りが多い

のが残念ですね。

 

映画『仮面ライダー1号』のストーリー結末ネタバレと感想3

地獄大使

敗北し、日本中から電気が失われた後、改めて本郷猛を訪ねるタケルたちでしたが、本郷猛は、ついに倒れてしまいます。

医者によれば、生きているのが不思議なくらいの症状…。

しかし、タイミングが悪く、そんな時に限って麻由の場所をかぎつけたショッカーが、復活した地獄大使を先頭に、やってくるのです。

麻由を渡すまいと、満身創痍で戦う本郷猛ですが…。

戦闘中に症状が悪化、麻由を奪われてしまいます。

 

そして、ここにきて、なぜショッカーが麻由を狙っていたのか明らかになります。

どうやら、地獄大使が復活したのは、3年前に謎の男からアイコンを授かったかららしく、そのアイコンというのが、

アレクサンダー眼魂

です。

そして、アレクサンダー眼魂は意思を持ち、自らが選んだ人間の中で成長することで、現世に君臨しようとしていました。

なぜ、アレクサンダー眼魂が麻由を選んだかという理由は、もちろん…

麻由が、決して諦めない不屈の男であった立花藤兵衛の血を引いていたから。

このアレクサンダー眼魂を手に入れるために、麻由を狙っていたのです。

そして、アレクサンダー眼魂を地獄大使が引き抜こうとしたときに、突如ノバショッカーが現れ、アレクサンダー眼魂を奪おうとします。

なぜ、ショッカーしか知らないはずの情報をノバショッカーが知っていたのか…。

ここで、ガニコウモルがなぜショッカー側だったのかという疑問が解消されることになります。

そう、

ガニコウモルはノバショッカーの内通者

だったのです。

最後のショッカー最高幹部・地獄大使と、ゲルショッカー怪人第1号として登場したガニコウモル。

45年の時を経ても、似たような関係になっていますね。

実際、初代『仮面ライダー』でも、地獄大使とガニコウモルは因縁ある間柄でしたからね。

このあたりは、ガニコウモルを上手く生かしたな、と雑な部分が多かった『仮面ライダー1号』の中で、唯一筆者が感服した設定でもありました。

 

こうして、タケルたち、ショッカー、ノバショッカーの三つ巴の戦いが始まります。

しかし、この戦闘で、アレクサンダー眼魂を奪ったウルガは、その力を早速使用。

仮面ライダー1号に強烈な一撃を与え、限界が近づいていた本郷猛は、

命を落としてしまいます

このシーンがあっさりしていて、

「えっ、今のでやられちゃったの!?」

と、かなり驚きましたね。

序盤のカラオケなど、無駄なシーンが多かったので、この無駄を省いて、本郷猛が命を散らすシーンに、もっと重点を置いてほしかった…と思うばかりです…。

本郷猛の亡きがらは、本郷自身の願いで火葬されました。

悲しみに暮れるタケルたち、そして麻由でしたが、街にノバショッカーが出現との知らせを受け、タケルは戦いに向かうことに…。

 

映画『仮面ライダー1号』のストーリー結末ネタバレと感想4

仮面ライダー1号3

先日の戦闘でアレクサンダー眼魂を使用したウルガ。

しかし、アレクサンダー眼魂は強力な意思を持っており、ついにはウルガはアレクサンダーに取り込まれてしまい、暴走を始めます。

ウルガを止めようとしたイーグラを手にかけ、さらにゴーストとスペクターも圧倒。

このまま、やられてしまうのかと思われましたが…

 

場面は変わり、本郷猛が火葬されているシーンへ。

本郷猛への想いを、泣きながら語る麻由。

まだ逝ってほしくない…

そんな麻由の願いに応えるように、ベルトの風車が回転!

炎が不死鳥を描くと、その中心には仮面ライダー1号の姿が…

仮面ライダー1号・本郷猛は、謎の復活を遂げたのです!

正直、ここも全く筆者としては理解できませんでした。

あまりにも唐突で、そもそもそれなら本郷猛は命を落とすことなく、一時的に意識を失うくらいでもよかったのでは?と思ってしまうのです。

まぁこれもいわゆる、昭和特撮のお約束である、

「想いの力」

というやつなのでしょう。

ただ、それにしたって強引すぎます…。

なんとも古臭く、理にかなっていないとは思いました。

それでも炎の中を歩く1号の姿は、とてもかっこよかったです。

復活した本郷猛は、廃墟となった立花レーシングクラブに立ち寄り、そこで1枚の写真を見つけます。

ここで、

「帰ってきたよ、おやじさん」

と本郷猛が言ったのが、グッときました。

そして、改造人間となった本郷猛を息子のように思い、そして1人の人間として認めてくれた立花藤兵衛が託した最後のマシン・ネオサイクロン号に乗り、戦場へ向かうのでした…。

 

余談ですが、パンフレットのインタビューで藤岡弘、さんが語っていたことについて、1つ感銘を受けたので紹介しますね。

藤岡弘、さんにとって、

立花藤兵衛役の故・小林昭二さんは親父のような存在だったらしく、写真を見るシーンは、まさに本郷・藤岡のシンクロした瞬間だった

と語っています。

また、今でこそ、『おやっさん』と言われている立花藤兵衛ですが、藤岡弘、さん自身は、ずっと『おやじさん』と呼んでいました。

発音の聞き取りにくさで『おやっさん』と聞こえてしまい、この呼び名が定着してしまったのですが…。

藤岡弘、さんの中では、45年たっても、立花藤兵衛は『おやじさん』である…。

映画『仮面ライダー1号』の中で、これを知ることができただけでも、よかったな、としみじみ感じます。

 

映画『仮面ライダー1号』のストーリー結末ネタバレと感想5

仮面ライダー1号4

復活した本郷猛。

そして、共通の敵であることから、一時手を組むことになり、

仮面ライダー3人&地獄大使VSノバショッカー

という異色のタッグマッチとなり、戦いが始まります。

地獄大使は顔だけガラガランダに、ゴーストとスペクターは、なぜかレジェンドライダー眼魂を使い戦います。

この唐突な登場であるレジェンドライダー眼魂には、疑問しか浮かびませんでした。

販促のためなのかもしれませんが、そういう無駄な演出をされると、見ている側としては、かなりしらけてしまうものです。

映画『仮面ライダー1号』がメディア化される際は、

『このシーンだけカットして発売してほしい』

と思ったほどの、非常に残念なシーンでした。

その後、バッファルを倒したゴースト・スペクターが合流し、ウルガと戦闘。

地獄大使が身を挺した攻撃でウルガの動きを止めると、1号・ゴースト・スペクターのトリプルライダーキックで見事、ウルガを倒すのでした。

その後、重傷の地獄大使は、アレクサンダー眼魂を握りつぶすと、

「俺と勝負してくれ」

と、満身創痍の状態で本郷猛に懇願するも、

「体を労われよ、地獄大使」

と、一蹴されてしまい、無念そうに力尽きてしまいます。

そして、

「命は何なのか?」

という宿題について、タケルは、

「命は繋がっていくこと」

と答えました。

本郷猛、いや、藤岡弘、さんが伝えたかったことは、生命の循環ということでした。

紛争地域でボランティアをしてきた藤岡弘、さんだからこそ言えることだと思います。

それを藤岡弘、さんは、映画『仮面ライダー1号』を通して、伝えようとしていたのでしょう。

エンドロールのバイクで去っていくシーンも、45年前を思い出させるシーンですし、

最後の、

「生きて生きて生き抜け、仮面ライダーは、常に君たちのそばにいる」

というメッセージも、子供たちの、いや、人類の味方・仮面ライダーを思わせる、力強いセリフでしたね。

 

このように、ストーリー自体はぶつ切りや唐突なシーンで、完成度としては低い部類に入るのですが、ラストにかけての本郷猛の想い…。

そして本郷猛役である藤岡弘、さんのメッセージは、まさしく初代仮面ライダーそのものである…。

そう思わされました。

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映画『仮面ライダー1号』の評価・レビューを紹介!

さて、全体に粗が多かったものの、本当の仮面ライダー1号を描いた作品となった『仮面ライダー1号』…

評価レビューは、DVDなどが発売された後、どうなったのでしょう?

やはりというか…

評価が二分されている

という状態でした。

おもに『仮面ライダー1号』に高評価をしている人の意見を見ると、

  • 藤岡弘、さんが本郷猛を演じるということ
  • 藤岡弘、さんが伝えたいメッセージに感銘を受けた
  • 初代仮面ライダー世代と平成ライダー世代を繋ぐ内容

といった、いわゆる昭和テイストが好きという部分が多かったですね。

一方、低評価を下している人の意見では…

  • 設定に粗がありすぎる
  • 脚本がひどすぎる
  • 大人の事情にしても、それをわからないような作りにしてほしかった

と、設定や脚本が崩壊してしまっていることに耐えられないと感じている人が多かったみたいです。

確かに、粗がひどいレベルではありませんでした。

なぜ最初から、あのマッシブな見た目になってしまっていたのかもわかりませんし…。

極めつけには、廃墟になっていた立花レーシングクラブ跡にで、ネオサイクロン号がどうしてあんなにピカピカで、タイヤ等に腐敗が見られなかったのか…。

麻由とのデート風景など、現実味のあるシーンを出しておきながら、こういったところではリアリティが感じられない…。

昭和テイストと平成テイストを繋ぐ作品といえば聞こえがいいですが、

『昭和テイストと平成テイストが中途半端に融合し、微妙になった』

と言ってしまえばそれまでです。

まぁこの辺りは、監督が評判のイマイチな金田治氏だったので、彼を起用したことがそもそもの間違いだったのかも…。

 

まとめ

ここまで、映画『仮面ライダー1号』のストーリーの結末までをネタバレしましたが、この映画は、はっきり言ってしまえば、

『あまりにも雑』

というに尽きるでしょう。

どちらかというと、雰囲気映画として捉えると、いい映画だと思えるようになります。

皆さんも、感覚で『仮面ライダー1号』を楽しんでください。

ただ、藤岡弘、さんの本郷猛が見たいのであればおすすめですが、それ以外の人には…。

あまり、おすすめはできないでしょうね…。

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