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ラニーニャ現象の夏は猛暑?その意味と日本への影響を解説

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みなさんは、ラニーニャ現象を知っていますか?

エルニーニョ現象とともに、なにか気候に影響を及ぼす現象という認識はあるかと思いますが、具体的に知っている人は少なそうですよね。

さて、このラニーニャ現象が発生すると、日本にはどういった影響を及ぼすのでしょうか?

当記事では、ラニーニャ現象と、ラニーニャ現象が及ぼす日本への影響について、調べてみました!

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2016年に発生したラニーニャ現象とは?

ラニーニャ現象

ラニーニャ現象といえば、2016年9月頃に発生したと気象庁から発表されました。

とはいえ、大半の人は、

「ラニーニャ現象って何?」

と思っているでしょう。

そこで、まずはラニーニャ現象とはどんな現象なのか、そこから解説していきたいと思います。

 

まぁ簡単に言ってしまえば、言葉の意味通り、エルニーニョ現象と対になる現象なわけですが…。

通常であれば、赤道付近には貿易風という東風が吹いていて、周辺の海水は西へ流されていますよね。

そして、それを補うように深海から冷たい海水が湧き上がるのです。

しかし、何らかの原因で東風が強くなってしまうと、暖かい海水はさらに西へ追いやられるようになります。

その結果、冷たい海水の湧き上がりが強まってしまい、

太平洋赤道域の中部(日付変更線付近)から南米のペルー沖にかけての広い海域で、海面の水温が平年に比べて低い状態

になります。

この現象が、ラニーニャ現象です。

もっとざっくりとラニーニャ現象について解説すると、

先ほどの海面の水温が低くなった状態が、1年以上続いた時がラニーニャ現象

と解釈していいでしょう。

これが、エルニーニョ現象と逆の状態というわけです。

『エルニーニョ』と『ラニーニャ』。

ともにスペイン語で「神の子」を意味します。

  • エルニーニョが男の子
  • ラニーニャが女の子

の意味を表しているのです。

ラニーニャ現象も、エルニーニョ現象同様に、世界の天候に影響を及ぼすと言われています。

ラニーニャ現象が夏に発生すると、太平洋高気圧が北に張り出すため、猛暑になりやすい。

逆に冬にラニーニャ現象が発生すると、西高東低の気圧配置が強まって、寒冬になりやすい。

という特徴があります。

ただ、ラニーニャ現象もエルニーニョ現象同様、なぜ起こるかという原因や、具体的に天候にどのような影響を及ぼすかについては、はっきりと解明されていません。

そのため、夏はいつも通り暑く、冬はいつも通り寒い…。

そう思っていても、何も問題はないかもしれません。

ラニーニャ現象だからどうこうすることではないようにも思います。

 

ラニーニャ現象は日本にどんな影響を及ぼす?

では、ラニーニャ現象によって、日本ではどのような影響があるのでしょう?

どうやら気象庁によれば、夏にラニーニャ現象が起こってしまうと、

日本の夏が猛暑になる

という予想をしているようです。

実際に、エルニーニョ現象が収束した年にラニーニャ現象が発生したケースの2010年。

この年では、日本の夏の平均気温が統計を取り始めてから、過去最高になっています。

といっても、ここ数年は、ラニーニャ現象が発生していなくても、とても暑い夏が続いています。

猛暑になるおそれも何も、いつもと変わらない毎年の猛暑というだけなのではないかと思えてきます。

そもそも、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も、発生する原因や、現象によって天候にどんな影響があるかは解明されていません。

猛暑になりやすいというのは、ただの傾向であって、実際に猛暑と結びついているかは不明

なのです。

ラニーニャ現象が猛暑になりやすい、という判断基準は、

「過去に何度か起きたから、こうなりやすいのかも?」

という推測の話なのです。

何度か起きたという意味では、エルニーニョ現象が発生している時に、猛暑が続く夏になったりしたこともあります。

ラニーニャ現象が発生しているのに、逆に冷夏になったこともあります。

また、2017年の夏も猛暑の予想になっていますが…。

実は、2016年9月に発生したラニーニャ現象は、2017年2月頃に終息してしまっています。

そのため、夏の時期にラニーニャ現象の影響があるとは考えにくい状況…。

それなのに、2017年の夏は猛暑が予想されているとのことですから、

「本当にラニーニャ現象が影響するのか?」

と疑いを持ってしまいますよね。

ラニーニャ現象だろうとそうでなかろうと、猛暑の時は猛暑なのです。

同じように推測の域という話では、2016年10月頃には西日本で高温と日照不足がありましたよね。

この高温と日照不足についても、

「2016年に発生したラニーニャ現象が結びついているかもしれない」

と気象庁は見解を示しています。

当初は2016年の夏に発生すると言われていたラニーニャ現象ですが、実際には9月頃にずれこみました。

そのずれこんだ影響で、秋ごろに高温と日照不足が起きてしまったと考えられているみたいですね。

ただ、いずれにしても、全てが

『影響していると思われる』

ということしかわかっていない段階。

まだまだ不明なことばかりなので、本当にエルニーニョ現象やラニーニャ現象が天候に影響するのかは断言ができない状態にあります。

そのため、その年の天候がどうなるかどうかは、実際にその時になってみないとわからない…。

そう考えた方がいいのかもしれませんね。

やはり、人間が自然の動きを完全に理解するなど、不可能に等しいのではないか?

ラニーニャ現象のことを調べてみて、そう思わされた次第です。

 

まとめ

2016年の9月頃から発生したラニーニャ現象は、2017年2月に終息しました。

そのため、現在は平時の状態にあり、とくに夏への影響はないと見られています。

しかし、エルニーニョ現象、ラニーニャ現象ともに、そもそもなぜ起きるかという原因、そして、その現象が及ぼす影響が全く分かっていません。

つまり結局のところ、ラニーニャ現象がどんな影響を日本に及ぼすかと言われても、

はっきりとは言えない

という、なんとも曖昧な回答しかできないことになります。

ラニーニャ現象は、果たして本当に日本の気候に影響することはあるのか…。

今後、研究が進み、ラニーニャ現象の完全な解明ができることを期待するしかなさそうですね。

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