星々の煌めき

インターネットの中に漂流する今をときめくネタを語ります!

雑学

フランクミュラーとフランク三浦の違いを画像で比較!裁判結果は?

更新日

超高級時計ブランドのフランクミュラー。

一方で時計として機能しつつも性能は低く、ギャグのためだけに発売された時計ブランド・フランク三浦。

全く異なる二つの時計ブランドですが、

『名前の響きが似ている』

として、フランクミュラー側がフランク三浦の商標取り消し申請を出し、最終的に裁判にまで発展したことは記憶に新しいですね。

その結果は、フランク三浦側の勝訴という形で、商標取り消しが認められない判決で幕を閉じました。

それにしても、そもそもフランクミュラーとフランク三浦、この両者の違いはどこにあるのか…。

当記事で、フランク三浦とフランクミュラーの違いを、画像を用いて比較したいと思います!

スポンサーリンク

アドセンス

フランク三浦とは?

皆さんは、

フランク三浦

という時計を知っていますか?

フランクミュラーの時計のパロディ作品ともいえる商品です。

公式オンラインショップにも、

『「デザイン・ノリ・低価格」を追求したパロディーウォッチ』

と書かれています。

そんなフランク三浦ですが、実はスポーツ選手、芸能人の間でもかなり人気!

スポーツ選手では、西武の秋山翔吾選手や、オリックスの安達了一選手、駿太選手などもフランク三浦を使用しています。

また、プロ野球OBでは、元ヤクルトの宮本慎也さんや、元阪神の今岡誠さんも愛用しているのだとか。

芸能人では千秋さんやみのもんたさん、お笑い芸人の田村淳さん、トレンディエンジェルの2人、さらには歌舞伎役者の片岡愛之助さんまで愛用しているのです。

そんなフランク三浦は、一体どんな時計なのか?

そのデザインがこちら。

確かに、フランクミュラーの時計みたいですよね。

しかし、しっかりと『フランク三浦』の文字も書かれていて、パロディ商品と一目でわかるような造形になっています。

また、フランク三浦の保証書の内容もぶっとんでいて、さすがは大阪!と感じさせられます。

その内容というのが…

  • 全て手作りで作っているため外装に多少の傷、文字盤に埃、異物、指紋 まれにちぢれ毛などが混入しておりますがこれらは全て許容範囲内とお考えください。
  • ましてや裏ブタやベルトの傷などは当たり前のように付いておりますが苦情や返品、返金には一切応じることができませんのでご了承ください。
  • フランク三浦は基本的に全て完璧な非防水です。ダイビングや水泳に使用されるのは勝手ですが確実に水分が浸入して時計が破壊されます。
  • パソコン、モーター、ドライヤー、携帯電話など磁気を発生するモノの近くに置かないで下さい。すぐに壊れますし磁気による故障は保証対応ではありませんのでご了承ください。
  • 落下などのショックによる耐久性は全く持ち合わせておりません。2センチ以上の高さから落とした、ほんの少し壁やドアに接触したなどで故障した場合も全て自己責任です。
  • 電池は全てモニター電池です。電池切れはお近くの時計屋さんで交換を実費でおこなってください。購入後すぐに電池がなくなったとしても保証対応ではありませんのでご了承ください。
  • ウレタンベルトに調整用の穴が開いていない→ご自分で開けてください。
  • 使用による皮膚のかぶれや湿疹などが起きた場合、直ちにご使用をおやめください。
  • 時間は携帯電話、スマートフォン、駅の時計などでお確かめください。

など、1行目からネタのオンパレード。

しまいには、

『時間は携帯やスマホ、駅の時計などでお確かめください』

と言ってしまうのですから、本当に笑ってしまいますよね。

ちなみにこのフランク三浦は、種類は非常に豊富なそうで、

80種類以上

もあるそうです。

しかも、ご当地モデルもあり、しっかりと47都道府県全てを網羅しています。

価格も、3,000円~7,000円ぐらいで、かなりチープな腕時計?と言えそうです。

 

フランクミュラーとフランク三浦の違い

フランクミュラーとフランク三浦

では、フランクミュラーとフランク三浦の違いはどこにあるのでしょうか?

フランク三浦の説明をしたところで、もう既にわかったかとは思いますが…。

まず、価格の比較をして見ましょう。

フランクミュラーとフランク三浦の価格帯ですが…

  • フランクミュラーは33万円~595万円程度
  • フランク三浦は3,000円~7,000円程度

雲泥の差がありますね。

最安の時計でも、価格に100倍の差があるわけで、さすがに33万円の時計が3,000円で売られることはありえず、騙されることはないでしょう。

次に時計の性能について。

フランクミュラーは、永久カレンダー機能が搭載されています。

その他にも、クロノグラフ機能を盛り込みながらも、表示そのものが複雑化し過ぎないような配慮・機能性をもたせています。

そして、機能性だけでなく、文字盤に刻まれた、時刻を表す数字の表示が大きく描かれ独創性なデザインを見せたり、トノーケース(樽型)を世に広めた魅力もあります。

独創的な文字盤と、トノーケースの美しいデザイン性を魅せてくれるフランクミュラー

一方、フランク三浦は、フランク・ミュラーをオマージュしたデザイン性の作品であることに間違いありません。

独自で、なにかを盛り込むことは一切ありません。

ギャグ商品だからこそ、時計の機能としては最低限。

デザイン性も、パッと見はフランクミュラーそのものと言った印象を与えているわけです。

ちなみに、デザイン的な違いについては、ロゴマークをフランク三浦はカタカナで表記されています。

これでパロディということは明らかにわかりますよね。

また、時計の裏側の刻印を見ても、両者の違いは明らかです。

フランクミュラー(左)、フランク三浦(右)の、時計裏側の刻印

なお、このフランク三浦の刻印はすべて共通しているわけではありません。

一つのギャグとして、時折『寿』と漢字1字が刻まれていることもあるらしいです。

どちらかというと、刻印はブランドを象徴するというより、ギャグに走っています。

ただ、フランク三浦という名前、そしてデザインが酷似していることは、

「商標登録の侵害だ!」

とフランクミュラーが訴えることももっともなことです。

そうして、一度はフランク三浦の商標が無効になったのですが…?

 

フランク三浦が商標権を取り戻した背景・今後は?

一度は商標を無効とされたフランク三浦。

しかし、2017年3月におこなわれた裁判で、商標権を取り返しました。

一度は商標を無効とされたのに、なぜこのような結果になったのでしょう?

そもそも、事の発端は、フランクミュラー側が、

「フランク三浦の商標権が類似しているので、無効としてほしい!」

と特許庁に申請したことにありました。

確かに、フランクミュラーとフランク三浦は名前の響きだけ見ると酷似していますよね。

しかし、フランクミュラーは超高級時計ブランド、一方、フランク三浦はただのチープ時計ブランドで、ある意味、ギャグ商品というか、おもちゃ的存在。

そのため、フランク三浦側は、

「完全なるパロディとして成立した時計ブランドでオリジナルなのだから、その言い分は受け入れられない」

として提訴したのです。

そして、フランク三浦側が勝訴、フランクミュラーの上告を取り消したことで、勝訴確定となったのです。

では裁判所は、この問題をどう判断したのでしょう。

ざっくりと、フランクミュラーとフランク三浦の裁判の結果を言うならば…

「フランクミュラーとフランク三浦は間違えようがない!」

それに尽きます。

多くの商品が100万円を超えるブランドと、ほぼすべての商品が数千円でしかないブランドでは、間違える人がいるとは考えにくい、ということですね。

しかも、フランク三浦の場合は、デザインでも堂々と

『フランク三浦』

という部分を強調しているわけですから…。

また、この裁判によって、敗訴ということになってしまったフランクミュラーも、一定の知名度拡大の効果があったと分析する人たちもいます。

というのも、高級時計メーカーと言えば、有名どころはロレックスやオメガですよね。

知名度で言えば、フランクミュラーはこれらには劣ります。

そのため、今回の裁判で、フランクミュラーの名前を初めて知った人がいてもおかしくはありません。

炎上商法とは少し違いますが、これによってフランクミュラーの高級時計を購入する人が増えるかもしれないのです。

そういう意味では、フランクミュラーとしても、結果は残念だったものの、一種の売名行為には成功したとみていいのではないでしょうか?

 

まとめ

フランクミュラーのパロディ商品であるフランク三浦。

そのフランク三浦とフランクミュラーとの間で起きていた商標権を巡る裁判は、

「『フランクミュラーとフランク三浦を間違える人はいない』と考えていいくらい、お互いに差がある」

という判決で、フランク三浦の勝訴になりました。

確かに、どう考えても安物のフランク三浦と、超高級ブランドのフランクミュラーを間違えるなど、ありえない話です。

また、フランク三浦は非常にバリエーション豊かな商品を取り揃えています。

これを機に、気になった人はフランク三浦の時計を購入してみてはいかがでしょう。

スポンサーリンク

アドセンス

アドセンス

-雑学