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7月7日の七夕祭りや読み方の由来!笹に短冊で願いが叶う理由とは?

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織り姫と彦星が、1年で1度だけ出会う特別の日として語り継がれ、日本各地でお祭りなども行われている七夕(たなばた)。

皆さんも御存知の通り、七夕には願いを込めて書いた短冊を笹に飾るのが風習となっていますよね。

とくに、仙台の七夕祭りでみられる『短冊の飾り』は、風流という話をよく耳にします。

そんな七夕ですが、みなさんその由来をご存知でしょうか?

何故、短冊に願いを書いて笹に飾るようになったのか。

そもそも七夕と書いて何故「たなばた」と呼ぶようになったのか…

いろいろ気になる部分がありますので、本記事で七夕の由来や祭りについて探っていきます!

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7月7日の七夕祭り!

七夕祭り

3月3日のひな祭り、5月5日の端午の節句など、日本には古くから伝わる節句を祝う祭りが幾つか存在していますよね。

その一つとして、織り姫と彦星を祀る節句として、7月7日が七夕として制定され、短冊に願いを書いて笹に飾り、節句を迎えているご家庭も多く見かけることでしょう。

そんな中、『七夕祭り』など、お祭りとして七夕を迎えている地域があることを皆さんご存知でしょうか?

最も有名なのは、宮城県(仙台市)の七夕祭りですが、他にも東京(浅草)や、愛知(一宮)などでも七夕祭りは開催されているのです。

これら七夕祭りは、7月7日に開催されているわけではなく、多少タイムラグが発生していますが、街の地域活性化の一つとして盛大に開催され、ミスコンやパレードなど、多種多様のイベントも催されています。

そんな街を盛りあげてくれる七夕祭りですが、実は、祇園祭などが日本三大祭の一つとして知られるように、七夕祭りにも日本三大七夕祭りと称して、有名な祭りが存在していることを、皆さんご存知でしょうか。

日本3大七夕祭り

・宮城県仙台市の『仙台七夕まつり』
・神奈川県平塚市の『湘南ひらつか七夕まつり』
・愛知県安城市の『安城七夕まつり』

以上、3つが、日本三大七夕祭りと言われているそうです。

では、それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。

仙台七夕まつり

宮城県仙台市で毎年8月6日~8日の3日間で開催される七夕祭りが、この仙台七夕祭りで、全国で行われている七夕祭りの原型とも呼ばれるほど、全国でも知名度の高い七夕祭りです。

残念ながら江戸時代から使われていた七夕飾りは、戦争によって全て焼失しています。

しかし、戦後復活した和紙や竹をふんだんに使ったきらびやかな七夕飾りは、祭りに訪れた来客者を別世界に誘ってくれそうな世界観を演出してくれます。

一部ラジオの公開生放送や、歌謡ショー・ライブなどのイベントも催されます。

どちらかと言うと伝統と格式の高い、七夕祭りと言った印象が強く、七夕飾りや神輿担ぎ、花火などで大いに盛りあげてくれているという特徴があるのです。

また、仙台市内や商店街をめぐりながら、風情あふれる手作りの笹飾りを見て回るバスツアーも催され、風情あふれる魅力が皆さんを包み込み、心癒してくれることと思います。

単純にライブやイベントに参加するのも良いですが、風情あふれる仙台七夕まつりに訪れてみるのも、ただ七夕祭りだけを満喫するのもおすすめですよ。

湘南ひらつか七夕まつり

七夕祭り

七夕祭り

神奈川県平塚市で毎年7月7日前後の数日間で開催されている七夕祭りが、『湘南ひらつか七夕まつり』。

歴史を遡ると、この七夕祭りは、戦後の復興の一つとして催された祭りらしく、毎年地域活性化を願い、色とりどりのイベントを取り入れ、祭りを盛り上げている特徴があります。

祭りの本番3ヶ月前には、湘南ひらつか織り姫セレクションと題して、ミスコンのようなイベントが開催されますし、ここで織り姫として選ばれた女性達が、各イベントや街中を回るパレードに参加するので、そこはかなりの見どころと言っていいでしょう。

さらに、七夕祭りを彩る七夕飾りのコンクールまであるので、参加型の七夕祭りとしてイベント3日間だけでなく、準備期間の3ヶ月前から十二分に楽しむことができる七夕祭りということができるでしょう。

街を上げて活性化に燃えている七夕祭りとなっていますので、街の人達とともに、何もかも忘れて湘南ひらつか七夕祭りを楽しんでみるのも良いと思いますよ。

愛知県安城市の『安城七夕まつり』

愛知県安城市で、8月上旬の3日間で開催される七夕祭りが、安城七夕まつり。

通常、七夕祭りといえば、『短冊に願いを書いて笹に飾っていく』というのが、一つの風習となっていますが、安城七夕まつりは少し装いが異なります。

安城七夕神社でキャンドルに願いを託して灯りを灯す『願い事キャンドル』や、風船に願い事を込めて空に飛ばす『願いごとふうせん』など、願い事とイベントを上手く融合させ、視覚的に楽しめる七夕祭りとなっています。

音楽ライブや、パレードがあることもさることながら、大盆踊り大会が繰り広げられたり、笹飾りもイルミネーションとうまくコラボして、視覚的・体感的に充実した楽しみがあるでしょう。

仙台七夕祭りのような伝統と格式はあまり感じられませんが、とにかく祭り=フェスという意味合いを持ち、みんなでわいわい楽しむ七夕祭りが、安城七夕まつり最大の祭りと言って良いのかもしれませんね。


このように、七夕祭りと言っても、一概にこういうものと言い切れないような、多種多様の魅力を見せているので、できることなら全ての七夕祭りに参加し、それぞれの楽しみを体感してきたいものです。

ただ、全ての祭りに参加するとなると、かなりの移動や労力なので、現実的には難しいと思います。

あくまで遠方の七夕祭りは、機会があった時に参加できればラッキーくらいに考え、みなさんがお住まいのエリアから近い場所で開催されている七夕祭りに参加し、その祭りの魅力を存分に満喫するのが、最も楽しい七夕祭りの過ごし方だと思います。

ぜひ、みなさんも、毎年訪れる七夕祭りを存分に楽しんでくださいね。

 

七夕の由来と読み方の理由とは?

七夕

七夕

七夕祭りは、日本独特の文化を持つ節句の一つとして捉えられ、各地で盛大にお祭りも催されていますが、そんな七夕について、みなさんは由来をご存知でしょうか?

意外なことに、織り姫と彦星のことだけしか知らず、七夕の由来については全く気に留めていなかったという方が多いようです。

ここで七夕の由来について、軽くご紹介しておきます。

まず、七夕の読み方です。

何故『たなばた』と読むのか?

普通なら読み方として『しちゆう』と読んでもおかしくありませんし、まず七を『たな』と読むことそのものに、どこか違和感を覚えます。

これまで全くスルーしてきているのは、常識として、『たなばた』と読まれ続けてきたからこそ、それほど違和感が無かっただけで、いきなり何の常識もなく、七夕を『たなばた』と読める人はまずいないでしょう。

では、何故このような読み方をされるようになったのかというと、その答えは七夕の由来の一つの説にありました。

実は、大昔、日本では秋の収穫の豊作を祈願したり、1年無事でけがれ無きように、とお祓いをする儀式(俗にいう禊ぎ行事)が当たり前のように行われていたそうです。

今でも、よく神社でお祓いの儀式をすることがありますが、それは、多少やり方やニュアンスは違えど、昔から続いていた伝統行事だったわけ。

そんな日本では、棚機(たなばた)という神事で使う着物を織るための織り機を使って、この禊ぎ行事に参加する乙女が、その着物を着て行くため、旧暦7月7日までに着物を織っていたとされています。

簡単にいえば、今でいう巫女さんのような方たちが、民に変わって禊ぎ行事に参加するため、その日の衣装(着物)を織っていたという話ですが、この禊ぎ行事が行われた7月7日にちなんで、いつしか七夕と書いて『たなばた』と読むようになっていったそうです。

つまり、完全なる当て字として、読まれたに過ぎなかったというわけです。

もちろんこれは、一つの説にしか過ぎませんが、これまで七夕に込めた、どこかロマンチックな男女の愛の物語も、ちょっと拍子抜けしてしまいそうな日本らしい逸話と言えそうですね。

ただ、笹(竹)は天に向かってまっすぐ伸びていく神聖な植物と言われていますし、七夕の由来が神事にまつわることであるならば、七夕に笹飾りをする理由もなんとなく理解できますね。

ちなみに短冊に関しては、他の由来を紐解くと理解できるので、後ほど詳しくお話しますね。

では、七夕を『たなばた』と読む理由がわかったところで、織り姫・彦星が関係する由来と、もう一つ別の由来をご紹介していきます

織り姫・彦星が関係する七夕の由来

織姫と彦星

織姫と彦星

七夕は、織り姫と彦星が、一年に一度出会える日を指しているという話は皆さんご存知の通りです。

しかし、何故一年に一度しか出会えない、と言われているのか分かりますか?

実はこれには、かなりロマンティックなストーリーがなぞらえられています。

はるか昔、天帝には織り姫という娘がいたわけですが、この娘は、天の川の辺りで、神の衣類を織る仕事をし続け、ほとんど遊ぶこともなく、まじめに暮らしていたため、天帝は不憫になって、天の川の辺りで、牛の世話を仕事としていた彦星と引き合わせます。

彦星も織り姫同様、真面目で仕事熱心だった青年なので、おかしなことにはならないだろうと考え、2人を引き合わせたわけですが、このことによって、天界では事件が起こります。

なんと、2人はすっかり恋に目覚め、終始イチャイチャし合い、仕事が手につかなくなってしまうのです。

2人がすっかり遊びほうけてしまったため、神たちの衣類は穴が開くようになり、一方、牛達はすっかり痩せこけてしまう…

はじめは天帝も2人に、

『しっかり仕事をするように』

と注意していたのですが、それも聞かずに遊び呆けていたために、2人を引き離すことにしました。

しかし、引き離されたショックで、2人は、さらに仕事が手につかなくなってしまったため、見かねて天帝が、

『まじめに1年間仕事をすれば、1日だけ会わせてやろう』

と約束してくれました。

それが7月7日の七夕の日だったという話なのです。

2人の恋にまつわるストーリーが、実にロマンティックで、恋に免疫がないからこそ生まれるストーリーなのだと改めて痛感させられます。

ただし、これはあくまで逸話でしかありません。

織り姫も彦星も架空の人物で、実際は星になぞらえた物語でしかないのです。

ちなみに織り姫は、琴座のベガを、一方、彦星はわし座のアルタイル(牽牛星)を指します。

そして、両者が、天の川と呼ばれる無数の星たちの光り輝く群がりを挟んで存在していることと、7月7日に、二つの星の光が強く輝いているように見えることから、お互いが惹かれ合っていると多くの人に捉えられ、いつしか逸話も誕生したようです。

まぁ実際には、星が急に大接近することはありませんし、一種の錯覚でしか無いと思うのですが、何だか素敵な話ですよね。

だからこそ七夕は、男女の特別なロマンティックな一日としても捉えられているのです。

乞巧奠(きこうでん)という織物への願い

乞巧奠

乞巧奠

みなさんは乞巧奠(きこうでん)という神事・儀式をご存知でしょうか?

古代中国では、乞巧奠(きこうでん)という、琴座ベガを裁縫の仕事の星となぞらえ、一方ではわし座アルタイル(牽牛星)を牛飼いの仕事の星となぞられ、奉っていた儀式があったそうです。

その神事は、奈良時代以降、日本にも伝わるのですが、平安時代、裁縫の仕事の星としてなぞらえた琴座のベガにちなんで、宮中では蓮の葉の上に、山海の産物と一緒に、ヒサギ(赤芽柏)の葉に五色の糸を通した七本の針を刺して供えたそうです。

そして、

『裁縫が上手になりますように』

と願いを込めて奉らえたという話もあり、七夕が単純に織り姫と彦星の恋の話でとどまらず、芸事の向上を願い、祈願する日として位置づけられ、それがやがて願い事の日という風習へと進化していったと言われています。


このように七夕を『たなばた』と読むようになった説を含め3つの説が由来として挙げられているわけで、これらの話を聞くと、実にロマンティックでありながらも、神事と深いつながりがある、日本らしい由来だと改めて分かりますね。

七夕祭りは、確かに一つの祭りとして、楽しむべきかもしれませんが、心の何処かで、この由来を思い出し、神事として神を崇め奉る気持ちをなくさないで欲しいと願う次第です。

 

笹(竹)に短冊を飾る理由

短冊

短冊

七夕には、願い事を書いた短冊を笹に飾る風習が昔からありますよね。

今となっては当たり前のように行っている伝統行事ですが、そもそも、何故、笹に短冊を飾るようになったのでしょうか?

その理由は、先程もお話したとおり、七夕の由来に大きく関係しています。

それは、2つ目の説でご紹介した乞巧奠に大きく関与していました。

そもそも乞巧奠では、5つの色の糸を通した7つの針を備えるわけですが、江戸時代になると、この5つの色の糸がへと変わっていきます。

そして、江戸時代には庶民に七夕の文化が定着していくわけですが、当時、布はまだ高価だったため、なかなか手に入れることが出来ず、代わりに紙の短冊が用意されて、今のように笹に飾られていく、という風習へと変わったのです。

また、当時は、裁縫と言うより習字の字が綺麗になることを祈願されていたという話も有ります。

いずれにしても、江戸時代では手習い(習い事)の向上を祈願し、短冊に願いを込めて飾られたみたいですね。

そして、それがいつしか恋愛成就や、仕事の成功など、あらゆる願い事を書いて祈願するイベント行事へと変わっていったというのが主な背景。

そもそも竹は天に向かって伸びると言われていたわけですし、紙の短冊に願いを込めて飾ったということは、ある種、神さまに手紙を出して竹を通じて届けようとしたという見方もできるでしょう。

そんな諸々の事情があり、人々は笹に短冊を飾るようになったわけです。

以上が、主な七夕のルーツとなっています。

あくまでちょっとした雑学でしかありませんが、この話を知った上で七夕祭りに参加すると、より味わい深い神事のイベントとして捉えることができるのではないでしょうか。

七夕祭りにはいろんな顔があり、地域によってその見せ方・楽しみ方は様々ですが、ただ楽しむだけではなく、神事であることも意識すると、これまでと違った七夕祭りの味わい方を得られることと思いますよ。

 

まとめ

七夕祭りには、単純に織り姫と彦星の物語だけがなぞらえて祀られているわけではなく、秋の収穫の豊作や、健康で怪我なく1年過ごせるように祈願した神事や、習い事の向上を祈願した行事など、幾つかの由来が存在しているイベントと改めて分かりました。

笹に願いを込めた短冊を飾り、七夕祭りを楽しむのも、色んな意味があると感じながら過ごすと、また一味も二味も奥深く、七夕祭りを楽しむことができると思いますよ。

ぜひ、この記事でご紹介したちょっとした雑学を頭の片隅にでも入れて、2016年も訪れる七夕祭りを楽しんでくださいね。

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