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相撲のダメ押し力士は誰?ダメ押しする理由と由来や意味を解説

投稿日

サッカーや野球の試合などで、よく試合の勝敗を決定づけるとどめの一発を『ダメ押し』として呼んでいる光景を目にしますが、相撲の世界においても、『ダメ押し』という言葉が存在しているそうですね。

何でも相手が既に土俵を割ったり、土俵に手をついたりしているにもかかわらず、さらに相手を押したり倒したりすることを『ダメ押し』というそうです。

最近では横綱・白鵬関が時折、このような『ダメ押し』を行い、問題視されているとか…

では、この『ダメ押し』というのは具体的にどのような意味合いで問題視されているのでしょうか?

実際に『ダメ押し』をしている力士は白鵬関を含め誰なのか?

また、『ダメ押し』という問題行為が増えている理由も含めて、本記事で真相を探っていきます!

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相撲でダメ押しをする理由や定義とは?

国技館

国技館

みなさんは、相撲におけるダメ押しとは、どういうものか説明できますか?

正直言って、今回記事を執筆するに辺り、ダメ押しについて調べるまで、筆者は説明できませんでした。

もちろん、これがサッカーや野球の話でというのなら、当然説明は出来ますが、相撲に関しては、ダメ押しも何も勝負が決まっているわけですし、その上、何故、相手を押したり倒したりする必要があるのか、全く意味が分かりませんでした。

大体、そんな余計な労力を用いて、さらに勝利を確定する必要がありませんし、疲れるだけだと思うのです。

例えば、サッカーの場合では、1点差でリードしていても、後半アディショナルタイム(昔で言うところのロスタイム)で、奇跡の逆転処理となるケースもあります。

とどめの1発を求めて、さらに攻撃を仕掛けることは、多々見受けられます。

まぁ、点差は何点あっても絶対に安心ということはありませんし、とくに2点差がついた状態で試合が展開されるケースなどは、次の1点によって、大きく試合の流れが変わるとまで言われていますので、勝利を確定させたいと、ダメ押ししようとするのは、サッカーなどでは当然の流れです。

しかし、相撲の場合は、行司によるジャッジミスによって、勝負の判定が変わることはあったとしても、最悪、物言いを申すことだってできるわけです。

このことから相撲において、ダメ押しすることに意味が無いと誰もが思うはずです。

では、相撲のダメ押しとはどんなものなのでしょうか?

と、その前に、まずはダメ押しのルーツ・由来をご紹介します。

そもそも、ダメ押しの由来は囲碁にあります。

囲碁の世界で"ダメ"とは、"無駄な目"の意味を無し、両者のいずれにも属さない何の役にも立たない目を"ダメ"と呼ぶそうです。

ダメ押しの由来である囲碁

ダメ押しの由来である囲碁

ダメ押しは、囲碁で終局に勝負の行方が見えた後、念には念を入れて勝敗を確認するために、全く意味のない『駄目』に碁石をおいて塞ぎ、領地(囲碁では領地・陣地の広さで勝負を決します)を分かりやすくする行為をダメ押しと言うそうです。

そこから、ダメ押しとは、完全に誰の目から見ても勝利が確定するように、念入りに相手にとどめをさす行為のことをダメ押しというのだとか…

このことを前提に、相撲におけるダメ押しとはどういうものなのか説明すると、一見、勝負があったか、と見えた取り組みであっても、さらに相手を押したり倒したりして、より勝利を確定させる行為をダメ押しというそうです。

冒頭でもお話したとおり、行司によって、正しくジャッジされれば、勝負そのものは決まっているわけですから、相撲でわざわざダメ押しする必要は全くありません。

ただし、行司も一人の人間でしかないので、なかにはジャッジミスをすることもあります。

そこで、力士のどうしても勝ちたいと思う気持ちが、たとえ子供が行司をしていても明らかに勝利と判定してくれるように、とさらなるとどめの一撃として相手に加えてしまうのです。

これが相撲におけるダメ押なのです。

まぁ、勝敗がほとんど今後に関係ない、優勝の決まった横綱などは、そんなことをする必要もほとんどないのだと思いますが、これがカド番で、あと一つ負けると番付が下がってしまう力士などは、少しでもダメ押ししてでも勝利を挙げたいと思うもの…

だからこそ、ダメ押しは相撲界でも見られていくのでしょうね。

 

相撲界でダメ押しが増える理由は?

疑問を抱く女性

相撲界でダメ押しをする力士がいる、という話が囁かれ、それも何故か増加傾向にある、という話まで聞かれるようになっているそうですね。

確かにダメ押しを行えば、より確実に勝利することができるわけですし、なんでもありの世界で勝つことだけを求められている世界なら、それでも良いのかもしれません。

しかし、相撲界は決して、勝利のみを求めている世界ではありません。

柔道と同じで、心技体が揃ってはじめて魅力あるスポーツとしてファンから愛されていくのが相撲です。

しかし、何故か、この相撲界でダメ押しする力士が見られ続けているわけで、これはある種、由々しき問題とも言えるでしょう。

では、何故、禁忌とも言われるような、ダメ押しをする力士が見られてしまうのでしょうか?

まず、現在のダメ押しをしている力士たちが、

ダメ押し=相撲の所作に触れるような悪いこと

と考えていないこと。

確かに稽古では、気の抜けた力士に対して、鼓舞する意味合いで、ダメ押しすることもあるので、本番の相撲の取り組みでも、その延長線上と捉えれば、ダメ押しそのものを悪いことと捉えずに、取り組みを行っていてもおかしくはありませんよね。

しかし、力士が勝利を得るのに執念を燃やし、がむしゃらになりすぎて、ダメ押しまでしてしまう事自体、相撲の美学に反するだけでなく、一つ間違えば怪我や事故を起こしてしまうので、NGとされていると言われています。

事実、2016年3月の春場所では、白鵬のダメ押しによって、相手力士が土俵下に転落し、井筒審判長(元関脇・逆鉾)に太ももの骨を折る全治3ヶ月の重症を負わせてしまったばかり…

ダメ押しで、全治3ヶ月の骨折という重症を受けた井筒審判長

ダメ押しで、全治3ヶ月の骨折という重症を受けた井筒審判長

まだこれが、相撲関係者だったから、不幸中の幸いで済んでいますが、もし、溜席(最前列席)に座っている観客に怪我を負わせていたとしたら、一体誰が責任を取るとでも言うのでしょうか?

確かに、不慮の事故が発生する場合があるという注意喚起もされていますが、ダメ押しすることで事故が起きやすいことは、誰もが分かる話です。

そのことで、観客に被害が及ぶのだとすれば、それこそ相撲が凶器として捉えられてもおかしくありません。

あくまで観客が楽しめてこそ『相撲』として価値がありますし、そもそも神聖なる土俵で、そのような行為をして良いはずがないのです。

その事を一部の力士が全く理解できておらず、ただ勝利することしか考えていないのが現状と言えそうです。

まぁ、とくに横綱などは、負けが続くと事実上引退に追い込まれてしまうところもあるので、変なプレッシャーも他の関取以上に掛かっていることでしょうし、ついダメ押しをしてしまうのかもしれません。

そもそも、横綱だって人間ですし、取り組みで勝つ時もあれば、負ける時だってあります。

それを他の大関や関脇と区別して扱っている事自体、間違いだと筆者は思います。

確かに横綱は、それだけ威厳があり特別な存在であるということは心得ています。

しかし、だからといって、特別な存在として認識し過ぎてしまうと、それだけでおかしなことになってしまうのではないでしょうか。

威厳があるから何をしても許される、という力士が出てきてもおかしくないでしょうし、勝つことが全て、と勘違いしてしまう力士が出てきてもおかしくありません。

事実、印象的にはかつての朝青竜が、そのようなやんちゃぶりを発揮し、相撲界を去ることとなってしまいましたよね。

白鵬も、もしかしたら朝青竜の二の舞いとなってしまうかもしれません。

力はあるのに心が育っていない横綱が増えているのも、特別視しすぎた結果と言っていいでしょう。

相撲協会には、その事をしっかり胸に刻む必要があると思います。

そして、大関・関脇などと同じように、時には横綱を区別せずに扱わなければ、また同じようなことが起こってしまうと筆者は考えています。

そこで、一つの案ではありますが、横綱昇格の審査も、品格の部分を厳密に審査することが大前提ではありますが、2場所連続優勝とか、まぐれ防止的なことは、もうやめにして、1場所でも優勝すれば、横綱昇格のチャンスを与えてはいかがでしょうか。

そして、逆に横綱も成績が悪ければ、即、大関・関脇に降格となってしまうように制度づけし、昇格・降格を同等の数で統一させていけば、横綱が3人以上に増えることもないでしょう。

極端な話、優勝した力士が、大関以下の場合、横綱の中で成績が悪かったものが、大関に降格してしまう、というようなことでも良いと思います。

ヘタしたら1場所ごとに横綱が入れ替わるなんてこともあると思いますが、その分、いつでも横綱に這い上がれるし、たとえ負け越す様な事があったとしても、またチャンスが訪れると意識づけ出来れば、決して『横綱の負け=引退』という変なプレッシャーを押し付けられることもないでしょう。

Jリーグと異なり、相撲の場合は、横綱、大関、関脇など、位の違う力士同士がぶつかり合うため、どこで区切りを付けて昇格・降格を決めるべきか難しいところがあると思いますが、横綱だけ別格扱いするのは、問題で、もう少しフラットにする必要があるのではないでしょうか。

もちろん、これまでの相撲の歴史などを重要視すれば、反対意見があるのは心得ていますが、このままでは、けが人が続出するでしょうし、横綱だけ特別扱いせず、しっかり、心技体を力士に対して指導するシステムと、それを身につける環境を創出し、二度とダメ押しをする力士が出ないことを願うばかりです。

ただ単に見ていても、ダメ押しが気持ちの良い行為とは思えませんからね。

 

相撲界でダメ押しする力士は誰?

白鵬

相撲界でダメ押ししてまで勝利にこだわる力士といえば、所詮、カド番で、次に番付が落ちてしまったら引退するしかないだろうと思われている力士が、半ば強引にダメ押しを行っているものと思いきや、実は全く話が違っていました。

先ほども少し触れているので、もう皆さんは、誰がダメ押ししているのか、検討付いていることと思いますが、実は、ダメ押しをする力士は、こともあろうか、横綱・白鵬、日馬富士の2人だけだったのです。

まさか、横綱がなりふり構わずダメ押しするなんて、夢にも思いませんでしたが、いずれもモンゴル出身の力士で、いまいち心技体の相撲道を理解していないところがあるのではないかとも思われます。

もちろん、モンゴル人=相撲道を知らない、と決めつけるわけではありませんし、白鵬・日馬富士の2人が、偶然にもダメ押しをしているとしても、決してモンゴル人=心技体がなっていないというわけではありません。

ただ、朝青龍も横綱時代、心技体の心の部分が伴っていなかったのに、横綱になってしまい、それゆえに、どこか批判も多かった経緯があるため、

『また、モンゴル人横綱が問題を起こしているのか…』

という風な印象を受けてしまうのも事実でしょう。

それにしても、なぜ、彼らがダメ押しといった行動を取ってしまうのでしょうか?

一つにはモンゴル相撲に見られる独特の激しさが、時に間違った方向に進んでしまっているのでは?と思える点が理由として考えられます。

これは日馬富士のケースですが、早さ・激しさ・荒々しさを武器にしていたはずの彼が、横綱になって貫禄がある横綱相撲を取るようにしていくと、その武器がなりを潜めてしまい、一時、相撲の調子まで崩してしまったことがありました。

そして、色々迷いながらも勝ちを優先させていくようになり、それ以降、勝ち星が増えていくわけですが、横綱という制限を取っ払ってしまい、元の荒々しい相撲に戻ってしまったことで、時折、気性まで荒々しくなり、遂にダメ押しを繰り返してしまうようになってしまうのです。

本来ならば、それでは品格が伴わず、横綱としては、ふさわしい相撲と言えません。

しかし、勝つことを優先させてしまっている以上、ラフプレイも避けられないというのが率直なところなのだと思います。

そもそもモンゴル相撲は、プロレスに近いところがあるとも聞きます。

日本の相撲とは、また異なる部分・ルールが多々見受けられ、どうしても勝利にこだわる精神が勝ってしまい、ダメ押しまでしてしまうのだと思います。

また、その他のダメ押ししてしまう理由として、やはり横綱としてのプレッシャーが厳しいこともあるのだと思います。

とくに白鵬に関しては、連勝記録などを期待する声が挙がっていた時期も多くありましたし、そのプレッシャーは半端無く、その結果、勝ちに拘りすぎて、ついカッとなってしまい、ダメ押しをしてしまうこともあるのでしょう。

最早、優勝するのが当たり前のようにも思われている横綱・白鵬

最早、優勝するのが当たり前のようにも思われている横綱・白鵬

もちろん、二人共、ダメ押しを注意されていましたが、その注意が2人に聞き届けられることはなく、その場で反省していたものの、結局、ダメ押しを繰り返し、白鵬関は審判長に怪我まで負わせてしまいました。

このことを見ても、横綱を特別扱いしている以上、良くも悪くも彼らからダメ押しがなくなることはないでしょう。

あくまで筆者の個人的意見でしかありませんが、正直なところ、白鵬も日馬富士も、横綱になるのは、時期尚早だったのでは?と思いますよ。

相撲は、心・技・体、全て揃って初めて意味があります。

残念ながら、二人共、心が伴っているようには思えませんでした。

大体、心が横綱クラスとして育っているなら、ダメ押ししてまで勝ちにこだわってしまうことなんてありえませんし、練習と取り組みが違う、と認識できて当然です。

しかし、事実2人は、それが認識できていません。

すなわち、横綱としての心が育っていないように見えるのです。

ただ、他の力士が弱すぎるため、何故か2人が横綱として認められてしまった、というのが現実なのでしょう。

ちなみに、もう一人の横綱である鶴竜もダメ押しはしていないものの、いくつかの取り組みで、危険な行為を行い、問題視されているそうです。

横綱が貫禄を持って、堂々と取り組み出来ていない時点で、相当、相撲界が問題であると言えるでしょうし、今すぐ何とかしないと、本当に大惨事が起こっても不思議ではありません。

間違っても朝青竜の二の舞いとなってしまわないことを、筆者も望んでいますし、相撲協会の悪しきしきたりを見直し、横綱以前に力士として必要なモノを持っている力士だけで、相撲をとってほしいと願うばかりです。

 

まとめ

相撲において、全く必要と思われず、逆に怪我や事故を起こしてしまう可能性があるとして、タブーとされているダメ押しを、こともあろうか横綱である白鵬・日馬富士の2人が行っていることが、今回の調査で分かり、実に驚かされました。

そのダメ押しをしてしまう理由・背景には、彼らの本来の気質であるモンゴル相撲の荒々しさも加味されている部分があり、また横綱へのプレッシャーや、普段の『横綱』の特別扱い・優遇なども影響し、勝ちにこだわりすぎた結果として、本番の取り組みにも関わらず、ダメ押しが繰り返されてしまうようです。

やはり相撲協会の制度そのものを変えないかぎり、永遠とダメ押しは繰り返されると思いますので、相撲協会全体が心技体の精神を取り戻して欲しいと願うばかりです。

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