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天皇陛下の生前退位は平成30年!大誉祭の意味をチェック!

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今上天皇陛下は、少し前に『生前退位』のご意向を示されました。

具体的な内容の発表は、2016年8月8日に発表された、『お気持ち』のビデオメッセージによるものですが、実は、以前から、陛下は生前退位のご意向をお持ちとの、ニュースが流れていたのです。

天皇陛下の生前退位自体は、特に珍しいものではなく、平安時代には、しばしば生前退位は行われていたそうです。

ただし、その当時には、"生前退位"という言葉はありませんでした。

しかし、近世になってからは、生前退位はほとんどなくなり、もし今上天皇陛下が生前退位されるなら、

約200年ぶりのこと

となります。

今回は、今上天皇陛下の生前退位のご意向と、"平成"という年号は、平成30年で終了してしまうのか、また大誉祭とは、どんな祭祀なのか、その意味などを見ていきましょう。

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生前退位と陛下のお気持ち!平成は30年で終了?

冒頭で書きましたように、今上天皇陛下は、2016年8月8日にビデオメッセージにより、国民にご自身のお気持ちを表明されました。

まず最初に、その陛下のお言葉(ビデオメッセージ)をご紹介いたします。

象徴としてのお務めについての天皇陛下お言葉の動画 (約11分)

宮内庁によりますと、このビデオメッセージの撮影は、2016年8月7日午後、お住まいのある皇居御所の応接室で行われたとのことです。

内容としては、

天皇陛下は既に80歳を越えられ、公務の遂行も次第に困難になってきた

というお言葉ですね。

"生前退位"というお言葉は、このお気持ちの中で、一切使われておりませんが、言外にその意味が滲んでいるお言葉です。

皇室の関係者の話によりますと、天皇陛下が生前退位のご意向を示されたのは、今から

5年ほど前

のことだそうです。

以来、天皇陛下は

「象徴としての務めを果たせるものが天皇の位にあるべきで、十分に務めが果たせなくなれば譲位すべきだ」

という考えを、一貫してお持ちになっていたようです。

生前退位の意向が報じられた2016年7月3日以降も、天皇陛下は普段どおり、公務に励まれてきました。

天皇陛下は、皇后陛下共々、パラオの大統領を皇居に招いて親交を深めたり、栃木県では酪農を営む農家を視察したりし、2016年8月1日には国会の開会式でお言葉を述べられたりしています。

その後、天皇陛下は、宮内庁の風岡長官や河相侍従長などと、御所において、お気持ちの表明についての打ち合わせを、何度か行ったそうです。

2016年7月23日には、皇太子殿下と秋篠宮殿下、長女の黒田清子さんのお子さま全員を御所に呼んで、改めて生前退位の意向を伝えられたということです。

生前退位については、

歴代天皇のうち59人が生前退位して上皇になっている

ため、決して珍しいことではありません。

平安時代には、在位中の天皇が亡くなること自体が忌まれていたので、突然亡くなった時でも、表面上は、まだ生きていることにし、生前退位にしたりしていました。

しかし、近世になってからは、生前退位を行った最後の天皇は光格天皇です。

もし今回、生前退位が行われれば、

およそ200年ぶりの生前退位

となります。

今上天皇陛下のお生まれは、1933年12月23日ですから、もうすぐ83歳になられます。

一般的には、仕事からリタイアして、盆栽だの俳句だの趣味の世界に生きている年代ですね。

それが、窮屈なヘリに乗って被災地を訪問されたり、諸外国を歴訪したり、席の温まる暇もないほどの激務をこなされてきたのです。

それでも公務を充分に果たすだけの体力気力が充実していれば、なんとかなるでしょう。

しかし、その体力気力の減退を感ずるようになれば、

「そろそろ一休みしたい」

というお気持ちをもたれるのは当然のことと思います。

ただ、今回の一連の騒動の中で、不思議に感じることは、天皇陛下のお気持ち表明後、それほどの時間も経過しないのに、

皇位継承の祭祀である『大嘗祭(だいじょうさい)』を、平成30年11月に執り行うことを検討している

と、政府が発表したことです。

なぜここで、『平成30年』という、限定された日時が出てくるのでしょうか。

確かに、天皇陛下のビデオメッセージでは、

「2年後には平成30年を迎えます」

などと語られています。

しかし、それが生前退位の日限であるなどとは、一切お話になっていません。

筆者の個人的心境では、天皇陛下は、もう十二分に働かれたのだから、そろそろ楽をされても良い頃ではないかと思っています。

しかし、それとは別に、『平成30年』のことや、普段はモタモタと遅くて苛々する政府にしては、手回しが良すぎるあたりには、なにやらキナ臭いものを感じるのも事実です。

君主制についてですが、現在世界の国々では、君主制をとる国よりも共和制の国の方が、圧倒的に多いでしょう。

君主制の国は、ヨーロッパではスカンジナビア3国(スウェーデン、デンマーク、ノルウェー)と、ベネルックス3国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)、それにイギリスなどがあります。

また、アジアでは日本とタイ、ブータンなど君主制の国です。

珍しい例としては、スぺインは共和制をとっていましたが、1978年の新憲法により、立憲君主制となりました。

王政復古ですね。

しかし、現代の立憲君主制は、近世以前の専制君主制とは根本的に異なるものです。

「君臨すれども統治せず」

国民の敬愛の的となり、国家の象徴ではありますが、昔のように実際に国を統治することはない、というのが現代の立憲君主制です。

政治については一切口を挟まず、国民から選出された政治家に任せる、ということですね。

これについては、日本の場合は極限まで徹底されていまして、政治どころか個人の好みや意見などについても、天皇皇后両陛下はもちろんのこと、皇族方も全く口にしません。

筆者などは、もう少し自由に自分の考えなど、お話になってもよいのではないか、とさえ思ってしまいます。

天皇のご老齢の問題に関しては、昭和天皇が、海外(アメリカだったと思います)をご訪問された際、飛行機のタラップを下る時には、一段ごとに片脚ずつ踏み出して、降りられたのです。

ご老齢のため、普通の人のように両脚で一段ずつ、『とんとん』と降りることさえ、かなわなかったのですね。

これを見ている筆者は、当時、いたいたしくてたまりませんでした。

皇室・王室による外交は、政治的外交は一切なしで、ただ純粋に、友好だけを深めることができるという点で、非常に大きなメリットがあります。

これが日本国内閣総理大臣や、アメリカ合衆国大統領の海外訪問となりますと、そうはいきません。

政治的な難しい話を沢山しなければならず、それで揉めることも多々あるでしょう。

そのような意味で、

皇室の存在意義は非常に大きい

と、筆者は常々考えています。

また、関東東北大震災の時には、今上天皇陛下はご老齢にも関わらず、被災地を訪問されました。

被災者の方々のいる避難所では、冷たい床に靴を脱いで入られ、膝をついて被災者の方々と同じ高さで、被災者の方々の手を取って慰められていたことが印象的です。

この天皇陛下のご訪問により、被災者の方々の心労も、ずいぶんとなぐさめられたのではないかと。

それに前後して行われた、東京電力による謝罪の訪問では、社長は不眠症!!とかで雲隠れ、代わりに訪れた東電首脳部の面々は、仁王立ちになったままで、被災者の方々と話していました。

それを見て、筆者は大いに憤慨したものです。

 

大誉祭とはどんな祭祀?その意味は?

現在、今上天皇陛下の生前退位の問題で、

『大誉祭』

という宮中の祭祀が、話題になっています。

『大誉祭』とはどのような行事なのでしょうか?

さっそくご紹介しますと、

新しい天皇が即位すると、最初に行う祭祀として『大誉祭』を行います

宮中では、新嘗祭という祭祀が、毎年11月23日にとり行われます。

この新嘗祭は、諸外国の収穫祭にあたるものですが、

『新たな天皇が即位して、最初に行う新嘗祭』

が、大誉祭と呼ばれるのです。

この新嘗祭は、天皇が五穀の新穀を天神地祇(てんじんちぎ・天つ神と国つ神、つまりすべての神々)にささげ、また自分でもそれを食べて、その年の収穫に感謝する祭祀です。

新嘗祭は毎年行われますので、重要な儀式ではあっても、特別なものではありません。

しかし、大誉祭は新たな天皇の即位の時にしか行われませんので、一人の天皇では、一代に一度しか行われません。

また、新天皇の即位後、最初に行う儀式でもあります。

大誉祭の中心の祭祀である『大嘗宮の儀』は、天皇が悠紀殿(ゆきでん)と、主基殿(すきでん)において、自ら新穀を神々に供え、神々とともに食します。

これは、五穀豊穣に感謝するとともに、国家・国民の平安安寧を祈願するという、需要な祭祀なのです。

それゆえに、

新天皇即位の象徴的行事

として、大誉祭は重要視されるわけです。

この大誉祭を平成30年11月に執り行う予定ということは、

平成30年11月に今上天皇陛下は生前退位され、皇太子殿下が新天皇として即位される

ということを暗に意味しています。

つまり、平成の年号は30年で終わり、新たな年号が始まるということですね。

それでは、今上天皇陛下の即位の式典は、どのような式典だったのでしょうか。

即位の礼・大嘗祭などの儀式は、1990年(平成2年)1月23日の期日奉告の儀から始まり、1年間にわたる関連行事が行われたとのことです。

即位の礼での警備には、史上空前の規模の

3万7000人の皇宮護衛官、警察官が動員

また、検問なども徹底して行われました。

高御座の輸送に当たっては、過激派などによる妨害を防ぐため、陸上自衛隊のヘリコプターで隠蜜裏に行われました。

諸外国からの参列者は、

国家元首級 70カ国

皇室・王室 20カ国

副大統領級 15カ国

首相級 20カ国

閣僚級 35カ国

という膨大な数に上り、世界のほぼ全ての国の元首級の人々が参列しました。

また、この時のテレビ放映では、NHKが中継した『即位の礼・正殿の儀』は、

平均視聴率31.9%

という、驚異的な高視聴率を叩き出しています。

以下は、当時の天皇陛下による即位の礼でのお言葉です。

天皇陛下による、即位礼正殿の儀おことば

さきに、日本国憲法及び皇室典範の定めるところによって皇位を継承しましたが、ここに即位礼正殿の儀を行い、即位を内外に宣明いたします。

このときに当り、改めて、御父昭和天皇の六十余年にわたる御在位の間、いかなるときも、国民と苦楽を共にされた御心を心として、常に国民の幸福を願いつつ、日本国憲法を遵守し、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓い、国民の叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします。

まとめ

今回は、今上天皇陛下の生前退位のご意向と、平成の年号は平成30年で終了するのか、大誉祭とはどんな祭祀なのか、その意味などを見てきました。

天皇陛下による生前退位のご意向は、今に始まったことではなく、既に数年前から折に触れて、お話になっていたとのことです。

しかし、今回のように、国民に対して直接ビデオメッセージで語りかけられるということは、初めてのことです。

これにより生前退位のご意向は、宮内庁や政府などにも了承された、ということになのでしょう。

そして、その時期も、

平成30年11月に大誉祭が行われることが事実上決定

し、平成の御代も30年で終わることになるのでしょう。

もはや感無量ですね。

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