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羽生結弦の2016-2017フリー曲の作曲者と選んだ意味や理由を考察

投稿日

羽生結弦選手のフリースケーティングの曲は、これまではノートルダム・ド・パリのサントラとか、ロミオとジュリエットのサントラなど、ダイナミックでドラマティックな曲が多い傾向にありました。

しかし、今回は、

久石譲氏の『Hope&Legacy』

という曲をフリースケーティングで選択しました。

これまでダイナミックな曲というのは、フリーではスケーティングが難易度の高い動的なスケーティングになるからだったのでしょう。

ただ、今回の久石譲氏の曲は、どちらかというと、

やさしくおだやかな曲

なのです。

そこで今回は、羽生結弦選手があえて、この曲を選んだ意味と、2017年度フリースケーティングの使用曲の『Hope&Legacy』について、見ていきましょう!

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羽生結弦の2016-2017シーズンのフリーの使用曲

羽生結弦選手の2016ー2017シーズンの、フリースケーティングの使用曲は、『Hope&Legacy』という曲です。

これは、久石譲氏の

『view of silence』と『Asian dream song』の2曲を合体させた曲

で、その曲の意味としては、

『希望と遺産』

ということになります。

『Asian dream song』は、『旅立ちの時』のサブタイトルで、オリジナル曲に歌詞をつけ、

長野パラリンピックのテーマソングとしてリメイクされた曲

でもあります。

『view of silence』は、ピアノメインの器楽曲で、『Asian dream song』には歌が入っています。

以下に『view of silence』の楽曲動画を紹介していますが、こちらはオーケストラバージョンとなっています。

続いて、こちらが『Asian dream song』の楽曲動画です。

いずれも久石さんの曲らしい、叙情的な美しい曲ですね。

羽生結弦選手は『Hope&Legacy』について、このように語っています。

羽生結弦の『Hope&Legacy』についてのコメント

日本人の方が作っているからこその、ちょっとした和のテイストが含まれていると思いますので、昨年の『SEIMEI』で学んだ表現の仕方も含めて、グレードアップしたものになればいいなと思います。

表現力が充実していることでは、定評のある羽生結弦選手。

さらなるグレードアップと、語っていた2016-2017シーズンの演技は、大いに期待できそうですね。

羽生結弦選手のフリーのプログラムとしては、

4度の4回転ジャンプと4回転ループ、4回転サルコウ

を入れています。

ジャンプの難易度は、基礎点の『低いジャンプから高いジャンプ』を見てみると、

  1. トウループ
  2. サルコウ
  3. ループ
  4. フリップ
  5. ルッツ
  6. アクセル

となるそうです。

これを踏まえてみると、4回転のループが入っているのは、相当の高難易度となっています。

なお、振り付けはジェイリー(ジェイ・リーン)・ボーン氏によるものです。

次に紹介する動画は、羽生結弦選手の『Hope&Legacy』による演技の動画です。

以下に、羽生結弦選手の年代別の使用曲一覧を羅列しておきます。

羽生結弦選手のフリースケーティング使用曲一覧

2016-2017シーズン

FS 久石譲『Hope & Legacy』

『View of Silence』と『Asian Dream Song』を合わせた楽曲

振付 シェイ・リーン・ボーン

2015-2016シーズン

FS 映画『陰陽師』サウンドトラックより『SEIMEI』

振付 シェイ・リーン・ボーン

2014-2015シーズン

FS オペラ座の怪人

女性歌手サラ・ブライトマンの元夫・ロイド・ウェバーの楽曲。

2013-2014シーズン

FS 映画『ロミオとジュリエット』サントラより

作曲 ニーノ・ロータ

2012-2013シーズン

FS ノートルダム・ド・パリ

ヴィクトル・ユーゴーの小説『ノートルダム・ド・パリ』を原作としたミュージカルのサントラより。

2011-2012シーズン

FS 映画『ロミオ+ジュリエット』の『Plunkett & Macleane』

『ロミオ+ジュリエット』は、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を原作とした、1996年のアメリカ映画。

『Plunkett & Macleane』は、1999年の映画『プランケット&マクレーン』より。

プログラム使用曲の作曲者は、いずれもスコットランドの作曲家クレイグ・アームストロング(Craig Armstrong/1959 - )

2010-2011シーズン

FS ツィゴイネルワイゼン

スペインのヴァイオリニスト、サラサーテが1878年に作曲したオーケストラ伴奏付きヴァイオリン曲。

『チゴイネルワイゼン』とも書かれたりシます。

羽生結弦の2016-2017フリーの曲の作曲者は久石譲!

羽生結弦選手は、2016ー2017シーズンのフリースケーティングに久石譲氏の『Hope&Legacy』という曲を使っています。

これは、すでに前項で書いたように、『view of silence』と『Asian dream song』の2曲を、合体させた曲です。

フィギュアスケートで、久石譲氏の曲を使うことは、これまではあまりなかったことと思います。

久石譲氏と言えば、アニメ、特に

ジブリアニメの曲の作曲者

として有名ですね。

久石譲氏は、ジブリの音楽を作曲したことをとくに知られていますが、その一番はじめは、

宮崎駿監督の超名作『風の谷のナウシカ』

で、有名になりました。

このナウシカでは、当初は細野晴臣氏が曲を作ることになっていたのですが、映画のイメージと合わないという理由で、採用を取りやめ、当時イメージアルバムを手がけていた久石譲氏がナウシカ本編の作曲にも起用されたのです。

ナウシカ以後も、ジブリの作品のほぼ全てが、久石譲氏の作曲によるものです。

第57回カンヌ国際映画祭では、日本の作曲家としては、初めてとなる、オープニング・セレモニーの音楽と指揮を担当。

ジブリ映画『ハウルの動く城』では、第31回ロサンゼルス映画批評家協会賞音楽賞を受賞したりしています。

今回の羽生結弦選手のフリーの曲『VIEW OF SILENCE』は、 原曲はピアノと弦楽です。

また、『Asian dream song』は、1996年発表のアルバム『PIANO STORIES Ⅱ』に収録されていた曲です

久石譲氏の原曲は、オーケストラですが、後に長野パラリンピックのテーマソングとしてリメイクされた時には、声楽入りとしてアレンジされています。

羽生結弦選手のフリーの演技に使われている『Hope&Legacy』においては、歌は入っておらず、オーケストラの演奏のみとなっています。

なお、これらの曲は、ジブリのアニメには、使われていない楽曲です。

ただ、歌の部分も、紹介しないでいるには捨てがたい魅力のある曲ですので、その歌詞をここでご紹介しておきます。

旅立ちの時 Asian Dream Song歌詞(敬称略)

原曲 久石譲

アレンジ 小関佳宏

作詞 ドリアン助川

歌唱 宮沢和史(元THE BOOM)

歌詞

君の瞳に 花開く
夢をかなでる 心
風に吹かれるこの道さえも
星明りに照らされ
今 ただ一人歩こう

胸を震わせるときめきを
空と大地に歌おう
悲しみも笑顔もぬくもりも
熱い思いに揺れて
今 抱きしめて歩こう

旅立ちの勇気を
地平線の光と分かち合うこの時
微笑みながら ふりむかずに
夢をつかむ者たちよ
君だけの花を咲かせよう

争いの日々を乗り越えて
青空に歌う時
かけがえのない命のはてに
名もない花を咲かそう

今 地球(ここ)に生きる者よ
旅立ちの勇気を
虹色の彼方に語りかけるこの時

微笑みながら ふりむかずに
夢をつかむ者たちよ
君だけの花を咲かせよう

ここで曲の原作者である、久石譲氏のプロフィールを簡単にご紹介しておきましょう。

久石譲氏のプロフィール

名前 久石譲(ひさいしじょう)

本名 藤澤守

生年月日 1950年12月6日(65歳)

出身地 長野県中野市

学歴 国立音楽大学作曲科卒業

職業 作曲家 編曲家

ジャンル 映画音楽

国立音楽大学招聘教授

事務所 株式会社ワンダーシティ

レーベル ユニバーサルシグマ

久石譲氏は、芸術監督をしている長野市芸術館のホームページに、こんな文を書いています。

遺産(legacy)

「基本は人です。

一人一人が地面に足をしっかり付けて自分の生き方を考え実行する。

頭の中だけで終わっては行けない。

コンピューターやスマートホンの中に人生はないのです。

アートは人間が創造した

『遺産』

です。

もしかしたらそこに生きるヒントや勇気があるかもしれない。」

「コンピューターの中に人生はない」

と語るあたりは、コンピューターを生業にしている筆者には、異論がありますが、久石氏の言いたいことはわかります。

 

まとめ

今回は、羽生結弦選手の2016-2017シーズンのフリースケーティングの使用曲『Hope&Legacy』についてと、この曲を選んだ意味などを見てきました。

『Hope&Legacy』は、久石譲氏の『view of silence』と、『Asian dream song』の2曲を、合わせた曲です。

久石譲氏のやさしく繊細なメロディと、『和の心』が、聴く人の心をうつ名曲です。

これまでは、比較的ドラマティックで激しい曲をフリースケーティングの使用曲に選んできた羽生結弦選手。

なぜ今回は、この曲を選んだのか、曲を聴いているうちにわかってくるような気もしますね。

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