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宇野昌磨の2016-2017年フリーの使用曲の魅力と作曲者をチェック

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フィギュアスケーター宇野昌磨選手は、2016ー1017シーズンの使用曲として、ショートプログラムでは、英国映画のテーマ曲を使用しました。

これはしっとりとした哀感のある情緒的な曲で、知られざる名曲という感があります。

それに対して、フリースケーティングでは、アルゼンチンタンゴの大御所、

アストル・ピアソラの2曲

を選曲しました。

いずれもかなり強烈な印象の曲です。

そこで今回は、宇野昌磨選手の2016-2017年度フリースケーティングの使用曲と、その作曲者などを、調べてみました!

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宇野昌磨の2016-2017年度フリーの使用曲は?

宇野昌磨選手の2017年度フリースケーティングの使用曲は、アルゼンチンタンゴの2曲です。

この曲の作曲者は、

アストル・ピアソラというバンドネオン奏者の方

で、アルゼンチンタンゴ界の大御所的存在です。

もともと、アルゼンチンタンゴはコンチネンタルタンゴとは異なり、

舞踊の伴奏用の音楽ではありません。

あくまで演奏用の、純粋に音楽を聴くための曲なのです。

しかも、このアストル・ピアソラ氏の作曲する音楽は、かなり先鋭的な内容であり、難解と呼ぶこともできるかも知れません。

なので、決して

一般受けのする曲ではない

と思います。

今回、宇野昌磨選手が選んだ曲は、

Buenos Aires Hora Cero(ブエノスアイレス午前零時)

Balada para un loco(ロコへのバラード)

この2曲をアレンジしたものです。

アレンジ曲では、ブエノスアイレス午前零時は、バンドネオンと弦楽、ロコへのバラードでは歌が入っています。

宇野昌磨選手のアメリカ2016年大会では、この曲を使った演技で、見事優勝を果たしています。

以下が、今回の選曲による宇野昌磨選手の、2016ー2017シーズンのフリースケーティング動画です。

浅野昌磨選手の演技自体は、素晴らしい演技でしたね。

総合得点は、

190.10

2位に10点近い差をつけて、ただ一人190点台をマークしています。

4回転フリップや、4回転トーループも全て決め、表現も素晴らしく、完璧といえるスケーティングでした。

ただ、曲とのマッチングという点では、やや問題があるような気がしてなりません。

 

次に、これまでの宇野昌磨選手の歴代フリースケーティングの使用曲一覧をご紹介しておきます。

宇野昌磨のフリースケーティング使用曲一覧

2016-2017シーズン

FS ブエノスアイレス午前零時とロコへのバラードのアレンジ曲

作曲 アストル・ピアソラ

振付 樋口美穂子

2015-2016シーズン

FS 歌劇『トゥーランドット』より 誰も寝てはならぬ

作曲 ジャコモ・プッチーニ

ボーカル ポール・ポッツ

振付 樋口美穂子

2014-2015シーズン

FS 映画『ドンファン』より

作曲 マイケル・ケイメン

振付 樋口美穂子

2013-2014シーズン

FS Steps

曲 シークレット・ガーデン

振付 山田満知子、樋口美穂子

タンゲーラ

作曲 マリアーノ・モーレス

2012-2013シーズン

FS Steps

曲 シークレット・ガーデン

振付 山田満知子、樋口美穂子

タンゲーラ

作曲 マリアーノ・モーレス

2011-2012シーズン

FS ツィガーヌ

作曲 モーリス・ラヴェル

振付 山田満知子、樋口美穂子

フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン 聖者の行進

作曲 バート・ハワード他

振付 山田満知子、樋口美穂子

2010-2011シーズン

FS ツィガーヌ

作曲 モーリス・ラヴェル

振付 山田満知子

宇野昌磨の2016-2017年度フリー曲の作曲者

まず、Buenos Aires Hora Cero(ブエノスアイレス午前零時)の曲を動画でご紹介しておきますね。

この曲では、バンドネオンとバイオリンが絡むのですが、

不協和音程の進行が多く、リズムもかなり微妙に変化していますので、選手としてはスケーティングしにくい

のではないか、という気もします。

ロコへのバラードは、アルゼンチンタンゴの知られざる名曲です。

曲として、また歌として、退廃的な雰囲気が醸し出すことが、中々によいとおもいます。

しかし、これが内容的にスケートの演技に適するのかという疑問は、どうしても残ってしまいます。

これもブエノスアイレス午前零時同様に、スケーターは合わせることに苦労するかもしれません。

 

以下に、作曲者アストル・ピアソラを簡単に紹介しておきます。

アストル・ピアソラの簡単な紹介

名前 アストル・ピアソラ

生年月日 1921年3月11日

出身地 アルゼンチン マル・デル・プラタ

没年月日 1992年7月4日(満71歳没)

音楽のジャンル タンゴ(アルゼンチンタンゴ)

職業 バンドネオン奏者、作曲家

担当楽器 バンドネオン

活動期間 1931年 - 1990年

アストル・ピアソラは、アルゼンチンの作曲家、バンドネオン奏者で、タンゴをベースに、クラシックやジャズの要素を取り入れた独自の演奏形態を確立しました。

なお、バンドネオンという楽器についてですが、これは一見アコーディオンと似ています。

しかしアコーディオンと決定的に違う点は、音を出すのに鍵盤ではなく、ボタンを使用することです。

そのボタンが両側についており、また

同じボタンを押しても、蛇腹を押した時と引いた時とでは、音の高さが違う

のです。

そのため、バンドネオンの演奏は、非常に難しいという定評があり、

『悪魔が発明した楽器』

と呼ばれることもあります。

 

最後に、ロコへのバラードの歌詞をご紹介していきますが、長いので抜粋といたします。

ロコへのバラードの歌詞抜粋

ブエノスアイレスの昼下がりの魅惑
心ときめかして私は街へ出る

突然、並木道に彼があらわれた

頭にはメロンをかぶり
素肌にシャツの模様を書き
タクシーの空車の旗を持ってる
彼の姿は私にしか見えないの

(中略)

僕がおかしいのは自分で知ってるよ
ごらん 月が大通りを転がっていく
宇宙飛行士と子どもたちが踊っている
さあ一緒にワルツを踊ろう

君が孤独の夜を迎える時
僕は君の部屋に忍びこむ
詩とトロンボーンをたずさえて

僕は曲芸師のように跳ねまわる
君の胸の谷間に入りこむ
君の心を解き放ってあげよう

(中略)

こんなおかしな僕を愛しておくれ
僕のおかしな愛情にすがりつくんだ
このヒバリの羽をつけて飛ぶんだ
僕と一緒にさあ飛び立とう

(中略)

ばんざいばんざい ふたりは一心同体
ばんざいばんざい ふたりは一心同体

曲もそうですが、歌詞もかなり風変わりな曲ですよね。

 

まとめ

今回は、宇野昌磨選手の2016-2017年度フリースケーティングの使用曲と、その意味などを見てきました。

フリースケーティングでは、アルゼンチンタンゴの大御所、アストル・ピアソラの2曲をアレンジした曲を使用しています。

今回の、宇野昌磨選手の演技については、絶賛の嵐が巻き起こりましたが、フリーの使用曲については、かなり評価がわかれていたようです。

とくに、ロコへのバラードでの歌の部分は、

「うるさい」

「意味がよくわからない」

など、不評も多かったのです。

アルゼンチンタンゴの中でも、アストル・ピアソラの曲は、かなり難解な曲といわれていますので、そういった点でわかりづらく、今回の選曲は、微妙なところだと思います。

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