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無良崇人の2016-2017年度フリー使用曲の魅力・背景をチェック!

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フィギュアスケートの無良崇人選手の、2016ー2017シーズンのフリースケーティング使用曲が発表されました。

無良崇人選手は、これまでのフリースケーティングでは、喜多郎の『古事記』や、テレビドラマ『スパルタカスII』などのポピュラー系の曲と、チャイコフスキーやベートーベンの協奏曲などのクラシック系の曲を、その都度、使い分けていました。

どうやら今回の2016ー2017シーズンのフリーでは、再びクラシック路線となり、ピアノの協奏曲を採用しています。

当記事で、無良崇人選手の2016ー2017シーズンの、フリースケーティングの使用曲とその意味などを見てみましょう!

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無良崇人の2016ー2017シーズンのフリー使用曲は?

無良崇人選手の2016ー2017シーズンのフリースケーティング使用曲は、

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の冒頭

を選曲しています。

それでは、まず無良崇人選手のフリースケーティングの動画から見てみましょう。

この振付は、チャーリー・ホワイト氏によるものです。

上下共に漆黒に近い、黒い衣装の無良崇人選手は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に乗って、見事なジャンプを次々に決めていきました。

ミスらしいミスは、3回転で着地の際に、少しバランスを崩した程度で、後は大きなミスはなく、高得点が期待されました。

スケートカナダ2016での無良崇人選手のフリースケーティングでの得点は、

140.89

ですが、減点1がありましたので、これがなければ更に高い得点を期待できたでしょう。

以下は、これまでに無良崇人選手が使ってきたフリースケーティング使用曲の一覧です。

無良崇人選手の歴代フリー使用曲一覧

2016-2017

ピアノ協奏曲第2番

作曲 セルゲイ・ラフマニノフ

振付 チャーリー・ホワイト

2015-2016

O(オー) (シルク・ドゥ・ソレイユより)

作曲 ブノワ・ジュトラ

振付 ジェフリー・バトル

2014-2015

ミュージカル『オペラ座の怪人』より

作曲 アンドルー・ロイド・ウェバー

振付 トム・ディクソン

2013-2014

テレビドラマ『スパルタカスII』より

作曲 ジョセフ・ロデュカ

映画『マン・オブ・スティール』サウンドトラックより

作曲 ハンス・ジマー

振付 トム・ディクソン

2013-2014

Shogun

振付 トム・ディクソン

2012-2013

Shogun

振付 トム・ディクソン

2011-2012

Four Seasons Tango

振付 トム・ディクソン

2010-2011

映画『ふたりでスロー・ダンスを』より

作曲 ビル・コンティ

振付 宮本賢二

2009-2010

映画『ゲティスバーグの戦い』より

作曲 ランディ・エデルマン

振付 宮本賢二

2008-2009

古事記

作曲 喜多郎

振付 阿部奈々美

2008-2009

ポンプ・イッツ

曲 ブラック・アイド・ピーズ

2007-2008

ヴァイオリン協奏曲

作曲 ピョートル・チャイコフスキー

2007-2008

皇帝

作曲 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

振付 阿部奈々美

2006-2007

KA 『シルク・ドゥ・ソレイユ』より

振付 阿部奈々美

2005-2006

ヴァイオリン協奏曲

作曲 ピョートル・チャイコフスキー

振付 阿部奈々美

無良崇人選手の対談によりますと、無良崇人選手自身、

腰のヘルニア

を患っているそうです。

倒れた時に立てないとか、足を前に出すことですら、とても痛いというほど、腰の悪い状態の時もあったようです。

そんな悪条件の中、それでもスケートを続けていたというのは、凄いことですね。

以下は、インタビューの時の無良崇人選手の言葉ですが、憧れというか、目標の選手は、

高橋大輔選手

だそうです。

また、無良崇人選手は、羽生結弦選手についても語っています。

大輔にしか出せない雰囲気があります。

手の表情だったりとか、そういうところって、もうどうがんばっても自分には出せない雰囲気を持ってました。

やはり、結弦の存在は大きかったかなと思ってますね。

年下ですが、試合やアイスショーの中で、彼がどういう風にジャンプやスケートを研究しているかっていうことを聞いた時に、

「やっぱこいつすごいわ」

って思いましたね。

やっぱり僕は彼に頭が上がらない。

無良崇人の2016-2017年度フリー使用曲の背景は?

無良崇人選手のフリースケーティングで使用されている曲は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の第一楽章冒頭の部分ですが、通常の演奏会用のものとは少し違うようです。

これは、装飾音が多いとか、リズム感が微妙に違うなどの点です。

おそらくは、フィギュアスケート用として、曲に若干アレンジしたものではないでしょうか。

このラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18は、1901年に作曲された、

後期ロマン派の代表的ビアの協奏曲のひとつ

です。

また、20世紀の作品ということで、現代音楽と分類されることもあるようです。

しかし、内容的には完全に後期ロマン派の作品で、

湖底に沈んだような暗鬱さと、はかない憧れとがないまぜになった

印象的な曲です。

このピアノ協奏曲第2番の陰鬱さの背景には、1897年に満を持して発表した最初の交響曲、

交響曲第1番が全くの不評だったため、

ラフマニノフは、

自信喪失のため鬱病

となってしまい、作曲することもできなくなってしまったという事情があります。

しかし、2000年になって、ラフマニノフは、当時著名な精神科医だったニコライ・ダーリ博士の

催眠療法

の診療を受け、その結果、快方に向かったのです。

そして、このピアノ協奏曲第2番が生まれ、ラフマニノフは感謝の印として、この曲をニコライ・ダーリ博士に献呈しました。

このエピソードは、名曲にまつわる逸話としても、非常に珍しい例です。

筆者が、このエピソードを知ったのは、もうずいぶん前のことなのですが、今でも鮮明に記憶いるくらいです。

 

以下は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の動画です。

こちらは第一楽章のみのバージョンです。

このピアノ協奏曲第2番の第一楽章は、

運命を象徴するかのようなピアノの和音の連打

によって始まります。

ピアニッシモからフォルティッシモへと、深い水の底から浮かび上がるように和音は続き、主部へと入っていきます。

主部では、

憧れに満ちた、しかし決してかなえられない憧憬

を表現するような、美しい旋律が奏でられます。

この冒頭部分は、運命と叶えられない憧れを象徴しているように感じられますね。

開始部分が非常に印象的であることから、映画その他でもこの部分がよく使用されているのでしょう。

1945年の英国映画の名作『逢いびき』。

ヒロインのシリア・ジョンソンとトレヴァー・ハワードとの、道ならぬ恋の物語の映画ですが、全編にこのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が流れています。

監督は巨匠デビッド・リーン(『アラビアのロレンス』や『超音ジェット機』など)。

原作はノエル・カワードの戯曲によるものです。

また、日本の漫画

『のだめカンタービレ』

でも、重要なシーンでこの曲が使用されています。

若い方であれば、こちらでご存知の方が多いのかもしれませんね。

この曲は、演奏技術の面でも超絶的な難曲としても知られています。

その理由の一つは、

ラフマニノフ自身が非常に大きい手を持っていた

ためなのです。

第一楽章の冒頭部分は、

通常の人間の手では絶対に届かない

10度の音域に指を広げなければならないため、アルペジオ(分散和音)として弾くピアニストもいるくらいなのです。

 

まとめ

今回は、無良崇人選手の2016ー2017年度シーズンのフリースケーティングの使用曲と、その意味などを見てきました。

無良崇人選手は、2016ー2017年度シーズンのフリースケーティングの使用曲として、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調の冒頭部分を使用しています。

この曲は、多くの映画やアニメに使用されるくらいの人気のある曲です。

非常に印象的な曲であり、フィギュアスケートでも、これまで何度か使用されてきました。

フィギュアスケート用の曲としては、決して滑りやすい易しい曲とは思えませんが、無良崇人選手は見事に滑りこなしているみたいですよ!

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