さとり世代の年齢や年代はいつから?11個の特徴とゆとりとの違い

時事

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ゆとり世代ならぬさとり世代という言葉が様々な場所で囁かれているこの頃。

一体さとり世代とはどのような世代のことを指すのでしょうか?

さとり世代の特徴や年齢、年代、ゆとり世代との違いなどを探っていきます。

さとり世代の年齢・年代はいつからいつまで?

ある時代毎に、共通した考えを持っていることが多く、こうした人々のことを、○○世代と言いますね。

古くは戦後直後の『団塊(だんかい)の世代』が、そのきっかけではないかと思われます。

戦後直後の、1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)までに第1次ベビーブームに生まれた人々のことを『団塊世代』、その後を『断層(だんそう)の世代』、そして『バブル世代』と続きます。

○○世代と言われて、真っ先に思い浮かぶのが、1987年~2004年までの年代に生まれた『ゆとり世代』だと思います。

「これだからゆとりは…」などと批判されることが多く、国が勝手に決めたことにより、批判の的となってしまうゆとり世代。

実はそんなゆとり世代と被るように、さらにもう1つの○○世代という若者たちが増えるようになりました。

それこそが、『さとり世代』。

さとり世代は、1990年代から登場したと言われ、2013年には流行語大賞にノミネートされました。

このさとり世代について、簡単に言うと、世の中について、既に悟りの境地に至っている世代となります。

年齢の割に、既に世の中について悟ってしまっているとはすごいなと思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。

インターネットの隆盛により、昔よりも、より現実を知る機会が急増してしまっているからです。

さて実際のところ、一体さとり世代とはどういう特徴の人々のことを指すのか?

次に、さとり世代の特徴について、詳細をチェックしていきましょう。

さとり世代の11個の特徴

ゆとり世代と同時期に現れはじめた『さとり世代』。

具体的には、どんな特徴があるのでしょうか?

その特徴を見ていきましょう。

さとり世代の特徴(1)欲がない

第一に、さとり世代には、欲がないという大きな特徴があるそうです。

具体的には、ブランドには全く興味がない、最低限のものがあればというミニマム嗜好、出世意欲、将来の目標はない、車に興味がないといったことが挙げられます。

明らかに手の届かないものについては、努力せずに諦めてしまうのがさとり世代の特徴のうちの1つ。

要するに、欲がないというより、ほどほどを望んでいる世代とも言えそうです。

さとり世代の時代というのは、

  • 生まれた時から不況だったこと
  • 消費を控える大人が増えていた

…そんな時代。

たくさんの情報や、周囲の環境を見た結果、消費に対して極めて慎重になったことが、さとり世代に欲がないと思われる原因になっていると思います。

高いものこそ至高!という考えは通用しない世代なのではないでしょうか。

さとり世代の特徴(2)休日は自宅で過ごすことが多い

休日はあまり外出しないというのも、さとり世代の特徴の1つと言われています。

特に用事がないのに、無駄な外出をすることを嫌うさとり世代。

昔は暇なら外出し、食べ歩きなどをして楽しむ人が多かったですが、さとり世代はそうでもありません。

今の若者の皆さんは、「こんな天気のいい日くらい外行ってきなよ」というようなことを、休日に親から言われたことはありませんか?

まさにこれがさとり世代と、それ以上の年齢の世代との意識の違いだと思います。

今の若者が生まれた時代というのは、娯楽も非常に豊富で、家の中でも楽しめるものに溢れている時代です。

つまり、休日に自宅でも楽しめるものがあり、溢れているわけであって、無理に外に出る必要がありません。

単純に外出することがないわけではなく、「外に用がないから、外に出る必要もない」というのがさとり世代の考えなのです。

これは、さとり世代特有というよりは、年代・年齢がもたらすものなのでしょう。

さとり世代の特徴(3)恋愛に興味がない

恋愛に興味がないというのも、さとり世代の特徴の1つとして挙げられます。

恋愛への興味がないというのは、とくにさとり世代では男性に多いのではないでしょうか?

『恋人がいる』というのは、それだけ自分に割ける時間が減ったり、余計に出費をさせられるということにも繋がります。

さとり世代からしてみれば、恋人というのは、自身の自由を奪い束縛してくる相手という認識なのでしょうか。

極力消費を抑えたい、自分のために時間を費やしたい人が多いさとり世代にとっては、恋愛は面倒なものという意識が根付いてしまったのでしょう。

それに、結局は恋愛もいつか終わるものです。

付き合っても別れる、結ばれたとしても、必ずどちらかが先立つ…。

恋愛はどんな形であれ、最終的には終わるものであり、生きていく上で必須でもありません

恋愛を進んでしようとは思わないが、相手から誘われれば…。

というのが、さとり世代の恋愛観だと思われます。

さとり世代の特徴(4)SNSやネットが好き

さとり世代は生まれた頃からネットでなんでも調べられる時代を生きています。

小さい頃からSNSやネットを駆使してきたさとり世代は、疑問に思ったことや調べ物はすぐにネットで検索し、解決できる世代。

また、SNSなどを駆使し、口コミや友達の情報までなんでも調べ上げることが得意なのもさとり世代の特徴と言えるでしょう。

最近では、学校に入学する前からSNSを通じて友達つくりをするのだとか。

さとり世代以前は、学校に入学する前からSNSを通じて友達作りをするなんて考えられませんでしたよね。

こういったことがある種、さとり世代へのプレッシャーになっていなければいいのですが…。

SNSやネットでありとあらゆることを調べ上げるさとり世代。

ネット上には、事実と異なる情報もたくさん載っています。

SNSの普及によって直に人と接する機会が減ってしまっているような気がします。

さとり世代の特徴(5)コミュニュケーションが希薄

SNSやネットの普及によって、人と直接関わる機会が減っているさとり世代。

そのためか、社会性やコミュニケーション能力が欠けている人も多いと言われています。

生まれた時からネット社会の中で生きてきたさとり世代が、コミュニケーション不足に陥ってしまうのは致し方ない気もします。

しかし、生きるために必要な社会性やコミュニケーション能力が欠けていると、生きづらくなってしまうのではないかと感じます。

事実、コミュニケーションがうまく取れない人は、仕事がうまくいかずに、職場を転々としやすいのだとか。

さとり世代の特徴(6)家族との絆が強い

さとり世代の特徴として、家族との絆が強いことが挙げられます。

事実、恋愛相談は親にするという若者が増えているのだとか。

さとり世代以前の年代の人々にとっては、親に恋愛相談をすることに気恥ずかしさがある人が多いのではないでしょうか。

家族との絆が強いのは素晴らしいことですが、親元を離れることができないなど、親離れ・子離れできていない人が増加しています。

さとり世代の特徴(7)できることしかやらず、無理やり頑張らない

できることしかやらず、無駄な努力はしないと言われているさとり世代

就職氷河期により、どれだけ立派な大学に行ったとしても、自分の思うような就職ができない時代。

『夢を追う』ということが、いかに無駄な努力に等しいか、という嫌な現実を見せてきた人が増えた時代でもあります。

そんな大人の背中を見てきたら、

  • 努力したからといって報われるとは限らない
  • それならほどほどに頑張ってほどほどの生活でいいじゃないか

という一種の諦めが生まれてくるのも当然な気がします…。

さとり世代の特徴(8)人付き合いは浅め

SNSに普及のせいか、人付き合いがあまり得意でないさとり世代

家族との絆が強いのは、他者との交流が深くないことも関係していそうですよね。

さとり世代の特徴として、他者と深く関わらないという点が挙げられます。

確かに、他者と距離を置いた方が楽というのは納得できない訳でもありませんが、寂しい気がします。

さとり世代の特徴(9)現実的で冷静

物欲がなかったり、出世することに興味がない世代は、現実的で冷静的な人が多いのも1つの特徴。

ある意味、さとり世代は、足元をしっかり見ている世代とも言えそうです。

生まれた時からインターネット1つでどんな情報でも手に入るさとり世代。

不況の時代しか知らないために、かなり現実的になってしまったのかもしれません。

さとり世代の特徴(10)ストレス耐性がない

さとり世代は忍耐力がなく、体験値が少ないため、他の世代と比べるとストレス耐性がないのが特徴とも言われています。

そのため、さとり世代以前の世代から見ると、少しのことでカッとなったり、物事が長続きしにくいと捉えられてしまいがち。

打たれ弱いのもさとり世代の特徴と言えるのではないでしょうか。

さとり世代の特徴(11)目立ちたがらない

全ての物事において目立ちたがらないと言われているさとり世代。

目立つのが嫌いというと、一昔前の世代とは正反対なように感じられますよね。

自己アピールが苦手だと、就職試験で不利に働いてしまいそうです。

以上が、さとり世代に見られる主な10個の特徴でした。

要するに、簡単にまとめると、さとり世代というのは、何に置いても現実的な思考を持っている世代と言えるでしょう。

今あるもので何をするか、ということを考えるのであり、不確定な要素が絡むものには極力関わらない…。

そんな考えを持って行動しているのでしょう。

その原因はバブル崩壊による不況、そしてリーマンショック以降の世界的不況によって、夢を追うことが難しくなってしまったため。

生まれた時から世の中がそのような状況だったため、現実的にならざるを得なくなってしまった…。

これが、現在のさとり世代を生むことになってしまったわけです。

そういう意味では、バブル時代や高度経済成長期に育った人たちには、バブル崩壊後に生まれ育った人たちの考え方は理解できないのかもしれません。

さとり世代の考え方は、筆者も非常にうなずけることばかりで親近感を覚えています。

努力は必ず報われるわけではありませんし、寿命が来てしまえば本人の意思はなくなり、持っていた地位や財産も、意味はありません。

それなら、今その場を自分のしたいよう自由気ままに生きればいいのではないか。

さとり世代が、こう考えるのも無理はないかと思いますね。

さとり世代とゆとり世代の違いは?

最後に、ゆとり世代とさとり世代の違いについて考えてみましょう。

年代的には、ほぼ同じで、これらを解説するサイトによっては、さとり世代とゆとり世代は同じだと考えているところもあるようです。

しかし、筆者としては、さとり世代とゆとり世代が同じとは思いません。

なぜなら、未だに家庭レベルでは景気の向上を実感できていない、さらにインターネットが小学生にも広まりつつある今の時代。

現実を知り、さとり世代の特徴である考え方を持つ人は増え続けることが想像に難くないからです。

そのため、ゆとり世代だけがさとり世代なわけではなく、ゆとり世代を見てきた若者も、さとり世代となっているとすら、考えることができるわけです。

現在、脱ゆとり教育となったものの、大きな夢を追う人は減っています。

というよりも、夢を追うことができない時代は依然続いているのです。

そのため、ゆとり世代=さとり世代なのではなく、家庭レベルで景気の向上が実感できない間は、さとり世代が増え続けていくのではないでしょうか。

まとめ

現在の若者の多くは、さとり世代と呼ばれ、必要以上の努力をしなかったり、夢を見ないタイプの人が増えてしまっているようです。

かつての国が決めた、ゆとり教育によって育ち、そして世界的な不況による就職難など、本人たちではどうすることもできない状況によって、人生を翻弄されてしまったゆとり世代。

その様子を見てしまって、諦めの境地に達した、さとりタイプの人たちすなわち、さとり世代が増加してしまったわけです。

何もゆとり世代だから、さとり世代…というわけではありません。

その時代における一番多くの共感される考え方に落ち着いただけのこと。

過去のバブル世代の人たちも、仮に今の時代に生まれていれば、きっと同じことを考え、さとり世代として行動していたのではないでしょうか。

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