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冬至の日にかぼちゃを食べる理由と由来(ルーツ)!縁起が良いの?

投稿日:

みなさんは、

『冬至の日にかぼちゃを食べると良い』

という話を聞いたことがありませんか?

筆者自身、かぼちゃは夏が旬の食べ物と記憶していますし、もともとかぼちゃはカンボジアから持ち込まれた食べ物であり、一見すると冬至の日とは全く縁もゆかりもなさそうです。

それだけに本当にかぼちゃを冬至の日に食べると良いのでしょうか?

何故、冬至の日にかぼちゃを食べると良いとされているのか、その理由はもちろんのこと、由来(ルーツ)も非常に気になります。

そこで本記事では、冬至の日にかぼちゃを食べると良いとされる理由・ルーツ、また、その他にも冬至の日に食べると良いとされる食べ物を調査し、ご紹介していきたいと思います!

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冬至の日の由来(ルーツ)は中国!

冬至とは、二十四節気の一つであり、本格的な冬の到来であるという話は別の記事でも語りました。

ただ、あくまでざっくり冬至のことを説明したにすぎない話なので、その由来(ルーツ)までは触れていません。

では改めて、冬至の日の由来(ルーツ)はどこにあるのか、お話していきたいと思います。

そもそも、冬至の日の由来(ルーツ)は、日本ではなく中国にありました。

そこで、二十四節気のルーツを辿ると、

中国の戦国時代

の頃まで、話を遡ることになります。

中国では、太陰暦を用いて暦を制定していたのですが、どうしても周期にズレが生じてしまうために、微調整してカレンダーのように暦をコントロールしなければなりません。

そこで、うるう年という考えを用いて微調整した上で、きっちり日の満ち欠けをベースに、

1年を12頭分して節気

が誕生したそうです。

ちなみには、季節を分けるためのものであり、は月名という意味合いがあるようです。

とは言え、このような説明だとイマイチわかりづらいでしょう。

ざっくり、1月・2月・3月…のように、

月の区切りを指し示すものが節気

であると捉えると良いでしょう。

なお、節気である12個は、以下の通りです。

二十四節気の節気12個一覧

  • 立春(正月:2月4日)
  • 啓蟄(二月:3月5日)
  • 清明(三月:4月4日)
  • 立夏(四月:5月5日)
  • 芒種(五月:6月5日)
  • 小暑(六月:7月7日)
  • 立秋(七月:8月7日)
  • 白露(八月:9月7日)
  • 寒露(九月:10月8日)
  • 立冬(十月:11月7日)
  • 大雪(十一月:12月7日)
  • 小寒(十二月:1月6日)

以上が、月の区切りを表す節気12個となっています。

ここで何か異変に気が付きませんか?

正月の節気のスタートが、何故2月になっているのか…

これは間違いでも何でもなく、中国では、かつて2月を年始めとされていて、その名残は今でも

旧正月

として残っているのです。

近年、中国人たちの爆買い旅行客を多く見かけるのも、この2月の旧正月の時期が多いですよね。

何故2月という中途半端な時期に中国で賑わっているのかというと、その理由は、この旧正月が今でもその名残で中国をはじめとする一部の国で、祝日とされているからです。

中国で、2月を旧正月として祝日化されている由来(ルーツ)も、この二十四節気による

現在の2月 = 年始め

の概念が根付いたものであったのです。

さて、二十四節気には、月を分ける12の節気とは別に中気(または中と表記)という12個の区分けが存在します。

では、この中気と言われる二十四節気の残り12個はどんなものがあるのか、ざっくりまとめておきます。

二十四節気の中気(または中)12個一覧

  • 雨水(正月:2月19日)
  • 春分(二月:3月20日)
  • 穀雨(三月:4月20日)
  • 小満(四月:5月21日)
  • 夏至(五月:6月21日)
  • 大暑(六月:7月22日)
  • 処暑(七月:8月23日)
  • 秋分(八月:9月23日)
  • 霜降(九月:10月23日)
  • 小雪(十月:11月22日)
  • 冬至(十一月:12月21日)
  • 大寒(十二月:1月21日)

以上が、中気と呼ばれる二十四節気の残り12個となっています。

なお、この中気というのは、ざっくり説明すると、

一月を半分に分けた区切り点

であり、さらに細分化し二十四節気とすることで、季節のズレを修正して、今のカレンダーのような形に持っていったという風にも考えられます。

ひとまず二十四節気の基盤となるのが、春分・夏至・秋分・冬至にあり、中国では旧正月となる2月の一部を祝日として盛大に祝い、日本では二十四節気としてまとめ、暦として刻まれている、と考えるのが良いかと思いますね。

 

冬至の日にかぼちゃを食べると良い習慣の由来(ルーツ)

かぼちゃ

さて、ここからいよいよ今回のテーマの本丸に触れていきたいと思います。

まず、冬至の日に、『かぼちゃを食べる習慣』は、日本ならではのものです。

冬至の由来(ルーツ)とされる中国とは、直接関係はありません。

では、この『冬至の日にかぼちゃを食べると良い』とされる由来(ルーツ)について、改めて掘り下げて解説していきますね。

冒頭でもお話したように、かぼちゃの旬は夏にあり、冬の食べ物ではありません。

しかし、かつて1年過ごすことすら大変な時期だったということを考えれば、色々つながりが見えてきます。

実は、日本では、

『冬至=命の終わりが近い日』

という風に捉えられていたところがあったそうです。

それは、1年の生活の支払いをツケにしていたという風習もあったそうですし、年を越すことが非常に大変なことであるため、

『良いお年を…』

と、新年の挨拶に用いられているのも、その大変さを物語っているのでしょう。

そういった背景があったのだとしたら、たしかに『冬至=命の終わりが近い日』と位置づけられていたのも分かる気がしますよね。

さて、そんな冬至の日に対して、かぼちゃは、

厄除けの食べ物

として捉えられていたそうです。

一つは夏に取れるかぼちゃは、比較的長期保存に向いている夏野菜で、昔は、そのかぼちゃを保存食として食べながら、1年を過ごしていた時期があったらしいです。

命の終わりが近いと言われる冬至を、かぼちゃで乗り越えられたことで、かぼちゃが厄除けとされていたのです。

また、中国では、

冬至の日 = 災厄が振り払われて幸せな運気が運び込まれてくる区切りの日

という風に捉えられているところがあり、考え方そのものは両極端ですが、日本・中国共に相通じる何かを感じられますよね。

近年では、冬至の日にかぼちゃを食べることによって邪気が振り払われ、災厄から抜け出し、幸せな運気を運んでくれる縁起の良い食べ物として捉えられているところがありました。

そのことから、かぼちゃを率先して冬至の日に食べられるようになったわけです。

つまり、冬至を乗り越えるための縁起の良い食べ物がかぼちゃであると、日本国内で風習として語り継がれるようになり、それ以降、冬至の日にかぼちゃを食べるのが良いとされるようになっていったのです。

なお、かぼちゃは、ビタミンA(β-カロチン)、ビタミンC、ビタミンEなど、栄養成分を多く含む食べ物とも言われ重宝されている食べ物です。

風邪やがん予防への免疫力を高め、身体の酸化を予防し、老化を防ぐ効果も期待される食物として知られているでしょう。

あくまで栄養素的に、健康に期待される程度のものですが、昔、医療技術も今のように発達していなかった頃を考えると、身体にも良いから、冬至の日に食べられていた、というのもなんとなく分りるように思います。

まぁ今の時代、冬至の日を迎えたからと言って、必ずかぼちゃを食べなければ、災厄が訪れるということもありません。

ただ一つの風習として、冬至の日に縁起の良い食べ物と理解して、冬至の日にかぼちゃを食べてみるのも良いかもしれませんよ。

 

冬至の日に食べると良い食べ物(かぼちゃ以外)

さて、冬至の日に、かぼちゃを食べると良いと言われている理由や由来(ルーツ)は、先程のお話でなんとなくでも理解したと思います。

ただ実は、かぼちゃ以外にも、冬至の日に食べると良いとされている食べ物が存在しています。

では、その食べ物とは一体どんな食べ物なのでしょうか?

みなさんは

運盛り

という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

昔の風習で、

食べ物の名前の後ろに『ん』の文字がついている食材を食べると、運気が上がり縁起が良い

とされていたそうです。

このことを運盛りと呼ぶそうです。

中国の幸福をもたらす区切りの日という考え方の延長線上として日本で定着し、縁起物として、冬至の日に食べられていたのでしょう。

具体的に、その食材は『冬至の七種』として、健康に良いとされる食材として、多くの人たちに知られるようになりました。

次に、その冬至に日に食べると良い食材をまとめておきます。

冬至の七種

  • 南瓜(ナンキン=カボチャ)
  • 人参(ニンジン)
  • 蓮根(レンコン)
  • 銀杏(ギンナン)
  • 金柑(キンカン)
  • 寒天(カンテン)
  • 饂飩(ウンドン=うどん)

以上の7つの食材が、冬至の日に食べると良いとされる縁起物とされています。

かぼちゃについては、先程お話したとおりなので割愛しておきます。

人参・銀杏に、よく含まれているβカロテンは、かぼちゃ同様ウイルス感染への免疫力を向上させ、風邪やがん予防に効果が期待されています。

また、抗酸化作用ももたらし、老化や脳卒中・動脈硬化予防に良い食材とも言われています。

一方、蓮根と金柑は、ビタミンCが多く含まれているので風邪予防に効果的です。

寒天は、食物繊維が豊富なので、コレステロール排泄を促進してくれる効果が期待され、うどん薬味などとともに食べることで、疲労回復や免疫力向上が期待できます。

もちろん、栄養学的に言われているに過ぎません。

とくにうどんに関して言えば、直接うどんそのものというより、暖かくして食べる(冷やしうどんではダメ)ことで、体温を上昇させ、免疫力を向上させたり、ネギを薬味にすることで効果が期待される、と言われているに過ぎません。

あくまで、ほんの気休め的なものでしかないので、絶対に効果があるものというわけではないことを、念押ししておきます。

とは言え、縁起が良く健康に良いとされている食材です。

せっかくなら、これらを組み合わせながらバランスの良い食事を冬至の日に取りたいものですね。

 

まとめ

冬至の日に、『かぼちゃを食べると良い』と言われている理由や由来(ルーツ)を探っていくと、昔の人達が、如何に1年を大変な思いをしながら生きてきたのか分かる気がしますよね。

経済的にも苦しく、貧しい人が少なくなかった当時。

冬至の日を迎えるまで、なんとかかぼちゃを食べて飢えを凌いでいたという話を聞くと、涙が出てきてしまいそうです。

現在でも不幸を背負い込み、日々の生活が苦しいという人はたくさんいます。

あくまで気休め程度にしかなりませんが、一度、冬至の日に『かぼちゃ』や、ここで紹介した縁起の良い食べ物を食べて過ごしてみてはいかがでしょうか。

皆さんに、冬至の日が素敵な一日となることを願っています!

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