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100万円の女たち(漫画)のストーリー結末ネタバレ!謎の真相を考察

投稿日

みなさんは、『100万円の女たち』という漫画を知っていますか?

筆者も、つい最近この漫画の存在を知り、実際に全4巻の漫画を読んでみたのです。

これは実にストーリー展開が複雑で、状況を理解することが大変な漫画作品という印象を受けました。

ただ、ドラマ化を果たした原作漫画だけに、『100万円の女たち』には、色々考えさせられるところもあり、面白みのある重厚な作品でもあります。

そこで本記事では、少しでもこの『100万円の女たち』のストーリーをわかりやすく理解できるよう、大まかなストーリーと結末ネタバレを紹介していきます。

ぜひ、『100万円の女たち』を読む時の参考にしてみてくださいね!

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ドラマの原作にもなった漫画『100万円の女たち』

100万円の女たち

堤真一さん主演映画としても話題となった映画作品『俺はまだ本気出してないだけ』の原作漫画

も手掛けている漫画家:青野春秋(あおのしゅんじゅう)さん。

彼が手がけた別の漫画作品『100万円の女たち』は、実にミステリアスな作品です。

読めば読むほど、いろんな考察が頭を駆け巡り、一つの謎が新たな謎を生んでいくような感覚を与えていく印象なのです。

『100万円の女たち』の核心がなかなか見えず、頭がこんがらがってしまいそうでした。

後ほど、お話ししていきますが、決して『100万円の女たち』のストーリーがめちゃくちゃというわけではありません。

ただ伏線が多く、結末・ラストの部分で展開が収拾されていないために、混乱を招くのだと思います。

まぁその部分は『100万円の女たち』の賛否が分かれてしまうところでしょう。

 

あくまで個人的感想となりますが、『100万円の女たち』は、スルメイカを食べているかのように、読むごとに味わいが出てくる作品です。

筆者が大好きな、湊かなえ先生の小説作品(『Nのために』、『夜行観覧車』、『リバース』など…)を読んでいるかのような。

かなり複雑で

謎が謎を生み、読み手によって視点を変えてみることができるストーリー

が大きく展開されていく…。

だからこそ、混乱してしまいそうになりながらも、ついつい先を気にして読んでしまうのでしょう。

 

では、『100万円の女たち』のストーリーについては後ほど紹介するとして、まずその前に、どんな内容の漫画作品なのか、軽く触れておきます。

この『100万円の女たち』の主人公は、かつて三人の人物を私情のもつれから命を奪ってしまった父を持つ小説家・道間慎。

小説を書いても賞賛されることはあまりなく、ごく一部にしか受けいれられていない売れない小説家です。

本人も、好きで小説を書いているものの、売れていないことは自覚していて、アルバイトをしないと生計が得られないと強く感じています。

そんなことを考え始めた頃、突如五人の謎多き女性たちが自宅に現れ、共に生活することから『100万円の女たち』の物語がスタートします。

道間慎は、彼女らの身の回りの世話をし、住む場所を提供することで、なぜか

毎月100万円(計500万円)もの大金が手に入る

というのだから、実に不可思議な話ですよね。

この五人の女性たちは、素性も何もかもバラバラで、当然お互いを知る関係にはありません。

ある日、招待状が送られ、いくつかの条件を受け入れること

で、道間慎の自宅で生活する運びになっていたようです。

その条件とは、

  1. 100万円を毎月支払うこと
  2. 道間慎に自身の素性を明かさないこと
  3. 自分の部屋に道間慎を入れないこと
  4. そして命を失う可能性があること

以上、この4つが、この不可解なシェアハウスに参加する条件!

謎の女たちはこの条件を引き受けて、それぞれ道間慎のところにやって来て、五人でのシェアハウス生活が始まってしまうのです。

それにしても、大金を払い、その上、命を落とすかもしれないという条件を突きつけられているのです。

にもかかわらず、彼女たちはなぜ見ず知らずの道間慎という、無名の小説家の家でシェアハウスしようと考えていたのか…。

その謎が蠢きながらストーリーが展開されていくのです。

 

ストーリーの途中で、

この謎の女の中の二人が、招待状を出した人物の正体

に気がつきます。

(一応、道間慎が出している事になってはいますが、出したのは別の人物)

そして、真犯人によって、その二人は命を奪われてしまうのです。

一見、どこかシュールで淡々としたライフスタイルを描いた漫画と思いきや、突如ミステリーの顔を覗かせてくるわけです。

最終的に、この事件の真犯人は、あることをきっかけに正体を察知した人物たちの手によって、命を奪われてしまいます。

ただ、この真犯人がどのようにして二人を命を奪ったと推察したのか、その根拠は他のミステリー小説のようには、明かされません。

そして、そのまま『100万円の女たち』のストーリーが幕を閉じているため、非常に意味深で、最後は読者に委ねるタイプの漫画となっているわけです。

そのため、『100万円の女たち』の評価として賛否両論となっている印象は拭えません。

いずれにしても一見の価値は十分にある漫画なので、ぜひ機会があれば、一度読んでみてください。

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『100万円の女たち』のストーリー

読めば読むほど謎多き作品という印象が強い、漫画家:青野春秋(あおのしゅんじゅう)先生の漫画『100万円の女たち』。

先程も、軽くストーリーには触れているのですが、ここで全体のストーリーをお話していきましょう。

 

妻と浮気相手に憎しみを抱き、命を奪う…。

しかも、妻が110番通報して駆けつけた警察官の一人の命まで奪ってしまい、合計三人の命を奪った凶悪犯には、

売れないながらも小説家として活動している息子がいました。

その息子の名は道間慎。

2階建ての一戸建て住宅に住み、低収入ながらも好きな小説を書いて、生活しています。

彼は小説の中では、『人の命を奪ってはいけない』という鉄の掟を課しています。

それでも彼の小説を好んでくれている、ごく少数のファンに向けて、執筆活動を続けている道間慎です。

しかし、やはり売れていないので、アルバイトをしないと生活がままなりません。

「そろそろアルバイトを…」

と、道間慎が考えていた矢先、鍵の開いていた自宅に一人の女性が紛れ込んできました。

その女性の名は塚本ひとみ。

全く素性の知らない、赤の他人が突如として道間慎の家に転がり込み、

「道間慎さんのお宅で合っていますよね。」

と確認した後、

「今日から、ここに住むことにしたのでよろしくお願いします」

と言ってくるのですから、道間慎にとってはただ混乱するばかり…。

明らかに、この不審者とも言うべき女性に対して、『警察を呼ぶ』と道間慎が言いはじめると、彼女は

『招待状を貰った』と弁明し、100万円を道間慎に渡す

のです。

当然、道間慎は、そんな招待状を送った覚えはなかったので、当初はその話を断ろうとしていたのです。

その後、四人の女性がやって来て、同じような発言をしては、道間慎の自宅にある部屋を占拠したため、それに流されるように受け入れてしまうのです。

ちなみに招待状には、こんな内容が書かれていました。

  • 道間慎の経歴(出身地、アルバイト歴・職歴など全て)
  • 当時の道間慎の交際相手・交友関係。
  • 26歳で小説家デビューしたこと
  • 道間慎の家族のこと
  • 入居の条件(入居条件に関してはお話しているので、割愛)

以上のことが書かれていたのです。

 

そして、道間慎とその家を訪れた五人の謎の女性との、不可解な共同生活がはじまります。

正直、道間慎自身、誰が招待状なんてものを送ったのか、その目的は何だったのか、気にはなっていたのです。

でも、女たちの素性を聞かず、部屋にも入らず、ただ生活の世話をするだけで、毎月一人につき100万円貰えることに魅力を感じていました。

「これでまた好きな小説が書ける」

と喜びながら、女性たちの世話をしつつ、謎の生活が続いていくわけです。

そんなある日、一つの事件が勃発してしまいます。

この五人の女性の中の一人である開菜々果(ひらきななか)が、何者かによって命を奪われてしまうのです。

開菜々果は、『招待状を送ってきた人物の正体がわかった』と、道間慎に話していたのですが、そのことで命を奪われてしまったのでしょうか…。

 

そして、開菜々果の亡くなった後、彼女と同じように真犯人の正体を探っていた、謎の女性の一人である白川美波が、

道間慎たちが外出中に、家ごと燃やされて命を奪われてしまいます。

開菜々果が命を奪われ、さらにその直後、自身の父の極刑が執行され、道間慎は、いろんなものを失い、そのショックに打ちひしがれている間の出来事です。

道間慎はもちろん、謎の住人たちにも悲しみが訪れ、その後、残りの面々たちとの生活はバラバラになってしまうのですが…。

 

と、以上が『100万円の女たち』のストーリーとなっています。

もちろんここで物語は終わっていません。

真犯人はわかっていますので、そこは次のストーリー結末ネタバレで、お話します。

 

とりあえず、大まかなストーリーとしては、こんな感じです。

素性の知らない謎の五人の女がいきなり現れます。

『招待状を貰ってやって来た』と言って、道間慎に100万円を渡し、いくつかの条件を提示して共同生活を始めていく…。

そして、この謎の生活の中で起きた2つの事件によって、また新たな事件が生まれていくわけです。

一体、招待状の送り主は何の目的で、この五人の女性たちに招待状を送りつけてきたのでしょうか?

無名の作家・道間慎を訪れ、家賃に100万円を渡し、さらに命を失う覚悟を持って共同生活を望んだ理由とは一体何だったのか…。

謎が新たな謎を生む、まさに複雑に糸が絡んでいるミステリアスな展開となっている『100万円の女たち』。

ストーリー結末ネタバレも語っていきますが、まずは、この話が気になる人は、一度『100万円の女たち』を手にとって読んでみてください。

正直、筆者自身、まだいくつか釈然としない箇所もあります。

それだけに読み応えはありますので、読んでみて損はないと思いますよ。

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『100万円の女たち』のストーリー結末ネタバレ

ここまでにお話したように、『100万円の女たち』には、五人の女性がメインキャラとして登場します。

ある人物に命を奪われてしまった白川美波、開菜々果の二人。

そして、最初に道間慎の自宅にやって来た塚本ひとみ。

この三人に加え、

女子高生の鈴村みどり。

既婚者の普段無口で謎多き女性・小林佑希。

この五人と道間慎は共同生活(シェアハウス)を送ることになるわけです。

 

その中で起きてしまった開菜々果が亡くなる事件…。

ことの発端は、実は世界的に名高い超大物女優だった開菜々果が、道間慎の担当編集者である桜井と、あることを画策。

それは、道間慎と開菜々果の路上キスをきっかけに、熱愛スキャンダルをでっちあげ、

道間慎の新作小説をヒットさせようとした

ことが一つのきっかけとなっていました。

開菜々果自身、道間慎の作品が大好きだったのか、桜井の持ちかけた画策に喜んで便乗し、目立つように路上キスしたのです。

そのことが仇となり、43歳の男性・西村健吾によって、開菜々果は命を奪われたのです。

その後、西村健吾が自ら出頭し、事件が明るみになっていきます。

ただ実は、この事件は西村健吾が熱愛スキャンダルに怒り狂い、開菜々果の命を奪ったわけではありません。

先程もお話したとおり、開菜々果が真犯人の正体に気づいてしまったため、口封じの目的もあり、

1億円で雇われたころし屋に命を奪わせた

ことが事件の真相だったのです。

その事を、裏組織の力を使い、探りあてた白川美波。

彼女が次のターゲットとして命を狙われてしまうのです。

ただ白川美波自身、相手が悪すぎることを知っていて、自身が命を奪われることを察知していたのか、他の住人たちと計画を立てて、

道間慎をディナーに招待した上で、自分だけが最後に家を出る

ように仕向け、誰も被害に巻き込まないようにしていたのです。

おそらく、他の女性には、良いシャンパンが手に入るから、それを持って後で駆けつけるとか言っていたのでしょう。

あまりにも白川美波の到着が遅く、嫌な予感をしていた女性たちが道間慎とともに帰宅したのです。

しかし既に時遅し。

家ごと燃やされ、亡くなった白川美波が発見されることとなりました。

しかし、用意周到だった白川美波は遺言を残していて、

高校生の鈴村みどりに遺産を相続させ、さらに同封されていた手紙に、真犯人の正体を綴っていた

のです。

鈴村みどりは、遺産を相続し、高校を中退…。

そして、道間慎に招待状のことや、遺言状のことを話しますが、真犯人のことは語りませんでした。

それは、自らその人物を始末するために、あえて、

「真犯人のことは何も書いていなかった」

と、道間慎に嘘までついて伏せていたのです。

では、その真犯人とは一体誰だったのか…。

 

『100万円の女たち』の中では、他のミステリー作品のように、誰かが探偵役となり、犯人を暴くことはありませんでした。

しかし道間慎自身、五人との共同生活や、女たちの会話を振り返り、ある答えを導き出していました。

そして、その真犯人とも言うべき人物を、自宅が全焼後に仮住まいとして泊まっていたビジネスホテルの一室に呼び寄せます。

その人物はズバリ、小林佑希でした。

ちなみに小林佑希という名前は偽名。

本当の名は矢野恵。

矢野恵は、ある大物フィクサーの妻となり、お金には不自由なく暮らしていた女性でした。

ただ、その大物フィクサーは重度の脳梗塞で意識も戻らず、ICUにて治療中…。

もしかしたら、どことなく退屈していたのかもしれません。

そんな中、道間慎という、極刑判決を受けている父を持つ小説家の存在を知りました。

また、道間慎自身が、父の事件の影響で、小説の中ですら、人をあやめることができなくなっている情報を掴むのです。

そして小説のことはわからないまでも、彼に興味を持ち始めます。

そして、金と権力・知恵を使い、道間慎を売れっ子作家に仕立て上げ、その上で

悪意を抱かせ、自由に洗脳しようとしていた

のではないかと思われます。

ある種、歪みきった愛情と言うより、自己顕示欲を道間慎を使って世間に見せつけたかったのかもしれません。

そして、道間慎たちをおもちゃのように使い、人生を謳歌しようとしていた…。

これが矢野恵の真の目的だったような気がします。

 

しかし、他の四人は、道間慎と直接知り合いではなかったとはいえ、彼の作品を通じて、ファンとして好意を持っていたわけです。

命の保証がないことを招待状で告げられ、道間慎が命を奪われてしまうかもしれないと危惧し、彼を守ろうと入居を決めたところがあります。

とくにその想いが前面に出ていたのが、塚本ひとみでした。

彼女は、招待状に書かれた

『命を失うかもしれない』

ことを、

『道間慎が命を奪われるかもしれない』

と感じ取り、命がけで道間慎を守るために、入居を決めました。

そして、日課と称して、常にリビングでヨガをしていたのです。

彼女が道間慎の側にいることで、真犯人から命を守ろうとしていたわけですね。

なお、道間慎たちのシェアハウスが全焼となった後、道間慎は誰とも同居できないよう、狭いワンルームに引越しして新生活をスタートします。

ですが、そこにも塚本ひとみは押しかけてきます。

そして、事の全容を伝え、一緒に過ごさせて欲しいと言うのです。

まぁ一種のプロポーズみたいなものですね。

元々彼女は、彼の作品のファンだったわけですが、シェアハウスを通じて、本気で好きになり、愛し始めるようになったようです。

そして、彼女の言葉に感銘を受け、道間慎は塚本ひとみを抱きしめ涙します。

もう人が亡くなっていくのはたくさんという道間慎の想いに、

「大丈夫…私長生きして頑張るから…」

と塚本ひとみが答え、新生活が始まろうとしていたのでした。

 

一方、もう一人、生き残っている鈴村みどりですが、彼女は、何かと衝突していた白川美波が亡くなったことに、相当なショックを受けていたようです。

そして何よりも、道間慎や他の面々たちを道具として利用していたことに、強い憤りを持っていました。

その結果、矢野恵(小林佑希)をホテルのある一室に呼び出します。

そこで、白川美波の部下で、高校卒業までサポートしてもらっている砂子と、養護施設で共に過ごし、あることがきっかけで砂子に使われている神田武に矢野恵(小林佑希)の命を奪わさせ、行方不明にさせたのです。

残念ながら、砂子と武は、エピローグの中で、矢野恵(小林佑希)に従っていたころし屋たちによって拷問を受け、無残に落命してしまいます。

その頃、鈴村みどりは、白川美波と名乗り、ある物件を契約して第二の人生を歩み始めたのです。

 

以上が、この『100万円の女たち』のストーリー結末ネタバレです。

本当に、読めば読むほど謎が多い作品で、疑問は多々あります。

  • なぜ急に矢野恵が人格破綻者のような、人の命をおもちゃのように扱う性格になってしまったのか
  • なぜ白川美波は鈴村みどりに遺産を残そうとしたのか

などなど…。

今なお、収拾しきれていない謎も多く、読み手にそんなストーリーの結末を感じさせる印象の作品です。

何より、真犯人の真の目的も、曖昧な表記ではっきりしていないのです。

『100万円の女たち』の賛否が大きく分かれてしまう作風であることには違いないでしょう。

とはいえ、それだけ何度でも飽きずに読み返すことができる作品でもあります。

じっくり腰をすえて、一度『100万円の女たち』を読んでみてくださいね。

 

まとめ

ドラマ『100万円の女たち』の原作となっている同タイトル漫画作品は、

売れない作家・道間慎を中心とした、謎多きシェアハウス

を舞台としたミステリー系漫画作品です。

『100万円の女たち』のタイトルが指し示すとおり、100万円を持ってきた謎の五人の女が、主人公である道間慎と共同生活をはじめていくストーリーとなっています。

途中で、彼女らに招待状を送りつけ、一緒に100万円の女たちとして潜り込んでいた小林佑希という女性が、他の二人の女性を命を奪ってしまいます。

後に、小林佑希も別の人物に命を奪われ、ストーリー結末もハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか、判断しづらい作品です。

とはいえ、『100万円の女たち』には読み応えは十分あります。

ぜひ一度読んでみて欲しいと思う作品ですね。

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