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100万円の女たち(漫画)の正体とは?各キャラクターの目的を考察!

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内容がシュールで、謎の伏線が張り巡らされているミステリー系漫画『100万円の女たち』。

本作品には、五人の女性キャラクターが登場するのですが、全く素性がわかりません。

その上、17歳の女子高生から30歳のオトナな女性と年齢幅も広く、どんな関係性があるのか全く想像できない世界が展開されています。

しかも、主人公の作家・道間慎が、彼女らとシェアハウスすることになるわけですから、実に不可解な世界観ですよね。

そこで本記事では、『100万円の女たち』に登場する五人の女性キャラクターの正体を、考察を交えながらお話していきましょう!

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『100万円の女たち』に登場する五人の女性キャラクター

100万円の女たち

ドラマ作品の原作にもなった漫画『100万円の女たち』には、五人の謎の女性が登場します。

それも、世代も価値観もバラバラで、なぜこの五人が招待されたのか全く意味不明なのですが、一体この女性たちは何者なのでしょうか?

100万円の女たちの正体は後ほど語っていくとして、まずは、どういうキャラクター設定なのか、紹介しましょう。

『100万円の女たち』の五人の謎の女たち

鈴村みどり(すずむら みどり)

17歳の現役女子高生。

学校があるためなのか、五人の女性の中で最も起床が早い。

ストーリーでは、最終的に高校中退してしまいます。

在学中はもっぱら受験勉強に明け暮れていて、朝はアセロラジュースがお決まりです。

嫌いな食べ物は、生のトマト。

塚本ひとみ(つかもと ひとみ)

陽気なタイプでヨガを日課にしている26歳の女性。

とくに働いている素振りはなく、何をしている女性なのか全くわからない。

紅茶を嗜み、香草とコーヒーが苦手。

開菜々果(ひらき ななか)

掴みどころがなく、『頭の弱い女性』を演じているような素振りも見えるが、実は芯の強い20歳の女性。

エビアレルギーで、朝昼晩関係なく牛乳が好き。

白川美波(しらかわ みなみ)

30歳の女性。

大人の女性として上から目線なところもあるが、なぜか家では裸族であり、鈴村みどりから服を着るように常に注意されている女性。

コーヒーはブラック派。

小林佑希(こばやし ゆき)

24歳。

基本的にあまりおしゃべりのタイプではなく、自室にこもりがちで何を考えているか全くわからない謎多き女性。

一応、本人のカミングアウトにより、既婚者であることが判明。

普段は、ほうじ茶を好む。

以上が、序盤で語られていている、100万円の女たちの素性です。

しかし、ハッキリ言って何者なのかさっぱりわからないのが、第一印象と言えるでしょう。

後ほど彼女たちの正体がわかり、初めて人物像が見えてくるのですが、それまではただ不気味な存在としか感じなかったところですね。

 

五人の女性の正体・共通点とは?

漫画『100万円の女たち』に登場する五人の女性は、まさに謎だらけ…。

彼女たちの正体は何なのか、そもそも、彼女たちに共通項があるのでしょうか。

最初から素性がわかっていないので、本当にストーリーをよく読まないと、彼女たちの正体がわかりません。

そこで、実際にわかりやすく、100万円の女たちの正体と共通点をまとめてみたいと思います。

100万円の女たち『鈴村みどり』の正体

一見、どこにでもいるような女子高生。

とても毎月100万円の家賃など払えるようには思えません。

しかも、ある人物から脅しを受けていますし、あまりにも違和感だらけの女子高生です。

しかし、ある一つの要因が浮かび上がり、彼女の正体がようやく見えてきました。

まず、彼女がお金を手に入れているのは、

宝くじ

によるものでした。

何気なく購入した

宝くじが当選し、10億円を手に入れる事になった

わけですが、なにせ彼女は未成年。

保護者なしでは、そんな大金を受け取ることはできません。

しかし、彼女は3歳の頃に両親に捨てられ、養護施設で育っているため、保護者はいないのです。

そのため、彼女と同じ養護施設で育った神田武という男に、保護者代わりとなってもらっていたのです。

ただ、この男は、宝くじで10億当選した鈴村みどりを金づると考え、何かある度にたかりにやってくるのです。

結局、神田武に付きまとわれ、困り果てた鈴村みどりは、道間慎の家にシェアハウスしている女性たちに、このことを相談します。

そして、白川美波が、手下である砂子を使って、鈴村みどりに呼びつけられた神田武を車で轢いてしまうのです。

幸いというべきか、神田武は命を落としておらず、鈴村みどりに命だけは助けてやってほしいとせがまれ、

社会的には行方不明扱いながら、砂子の手下として影で生きることに…

あくまで彼女の正体は、宝くじに当選してお金を余らせている女子高生でしかありません。

 

3歳で両親に捨てられた悲劇性を見込まれたのか、真犯人から謎の招待状を送られることになったようですね。

なお彼女は、後に白川美波の遺産を受け継ぎ、彼女を亡き者にした真犯人の命を奪います。

そして、白川美波と名乗り、道間慎の前から消え、第2の人生を歩み始めます。

白川美波とは、普段はいがみ合っていましたが、どこか心でつながっていたところがあったようです。

彼女を亡き者にしただけでなく、愛していた道間慎や他の女性達を、道具のように見ていた真犯人を許せなかったのでしょうね。

100万円の女たち『塚本ひとみ』の正体

仕事も何をしているか全くわからず、ただのフリーターという印象もある塚本ひとみです。

実は、彼女はとんでもない大物の一人娘でした。

彼女の父は、11年前(物語上での年数)に亡くなった、超人気作家の荻江響だったのです。

荻江響が結婚し娘がいたという話は、友人でもある大御所作家の千葉をはじめとする、一部の人間しか知りません。

母は、塚本ひとみの命と引き換えに、出産時に亡くなり、父は55歳の時に肺癌でこの世を去ります。

その頃、塚本ひとみはまだ学生で、千葉が引き取ってくれたとのこと…。

なお、生活費に関しては、父・荻江響の著書の印税が使い切れないほど入ってくるので何不自由なく、父の遺産を譲り受けた富豪です。

父が偉大な作家であり、印税だけで生活できるというのですから、なんとも羨ましい話です。

なお、塚本ひとみが招待状を受け、道間慎の自宅にいち早く訪れたのは、招待状に命を失う可能性があると記載されていたため。

彼女の大ファンである作家・道間慎が誰かに襲われ、命を失うかもしれないと危機感を募らせ、彼を守ろう

と、招待状を受けたわけです。

100万円の女たち『開菜々果』の正体

開菜々果の正体は、ズバリ!世界に名をはせる女優でした。

彼女も道間慎の作品の大ファンで、新作『漂う感情』が

映画・ドラマ化される際には、主演女優として起用して欲しいと道間慎に頼み込んでしまう

ほど、彼の作品にハマっていたようです。

残念ながら、招待状の送り主に感づいてしまい、命を奪われてしまいます。

大女優として成功していた人なので、生存していた時には、お金に不自由はしていなかったみたいですね。

100万円の女たち『白川美波』の正体

白川美波は、30代のちょっと年輩の女性という印象もありますが、父親との過去の裏黒い経験以外、一切男性経験のないウブな女性でもあります。

そして、表の顔としては、飲食店を経営している女店主です。

しかし実は、裏では人脈のある人物でもあり、超高級コールガール倶楽部の社長も務めています。

某アイドルを何百万で一晩男性に抱かせたり、とんでもない闇の商売もしているために、

警察とも接点を持っている

超有名人物と言えるでしょうね。

開菜々果が亡き者にされた時、警察幹部から情報を得て真犯人を特定したのも、彼女の人脈があってのことでした。

残念ながら、真犯人によって命を奪われてしまいました。

100万円の女たち『小林佑希』の正体

かなり寡黙な人間なので、五人の謎の女性たちの中でも、最も正体がわかりづらい女性であると言えるでしょう。

まぁ彼女は偽名(小林佑希)を使っていたわけですから、得体の知れない人物ということは、言うまでもない事実。

さて、彼女の正体ですが、実は矢野健介というフィクサーの妻で、元々は彼の家政婦(メイド)をしていた女性でした。

なぜか健介に見初められてプロポーズされると、躊躇することなくそのプロポーズを受け、結婚しました。

名前も矢野姓に変え(本名は矢野恵で旧姓は不明)、彼女は億万長者の仲間入りに…。

それ以降は、金と権力と知恵を使えば、なんでも手に入るものと考えるようになり、真犯人として今回の謎のシェアハウスを画策したのです。

結果として、手下を使って開菜々果と白川美波の二人を亡き者にしてしまうのですが…。

性格的にも、金に糸目を付けず、なんでも手に入れようとするタイプで、人の命をも道具として捉える猟奇的な性格の持ち主のようですね。

 

以上が、五人の謎の女性たちの正体です。

彼女たちの共通項としては、あくまで

道間慎の作品に感化された人物である

ということ以外、何も共通項はありません。

矢野恵以外は、道間慎という男に好意を持っていて、お金よりも彼との生活の方を重視していたようです。

そして、次第に四人は彼を愛するようになり、命を失うかもしれないと記載された

謎の招待状の送り主から彼を守ろうとしていた

というのが、ある種の共通項であり、正体の一部とも言えそうです。

最終的には、白川美波、開菜々果、小林佑希(矢野恵)は命を落とし、鈴村みどりは行方不明…。

残った塚本ひとみだけが、道間慎の前に再び現れ、一緒に生活するようになるわけです。

そのため、まだまだ何か含みを持っているような印象も受けるのです。

いずれにしても、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかも、わかりづらい作品だったような気がしますね。

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謎の五人の女性が集められた理由

正直なところ、『100万円の女たち』をすべて読んでも全ての謎が収拾されてはいません。

なぜ、この作品で五人の女性が集められたのか、その理由ははっきりしていないのです。

まぁその内の一人は、五人の女たちの中に潜り込んだ小林佑希(矢野恵)なので、彼女は除外します。

では残り4名は、なぜ矢野恵によって集められたのでしょうか?

ここから先は、これまでのストーリーや、矢野恵の証言などを踏まえて推測している筆者の憶測です。

 

まず、最年少の女子高生・鈴村みどりですが、彼女は、先程もお話したとおり、施設で育った女性です。

たまたま宝くじが当たり、10億円を手にして億万長者となっています。

あくまで施設で育った女子高生ということで、その境遇などが発覚し、その上で

亡くなれば、何かとニュースになりやすい

と、矢野恵に招待されてしまいました。

そのことは矢野恵自身が語っていることなので間違いないのでしょう。

 

次に、道間慎の自宅とともに焼かれて、亡き者にされた白川美波についてです。

彼女は、裏組織に通じていて、人脈もある人物だったため、何かと利用しようと考えていたようです。

ただし、本来ならば、道間慎の家とともに焼いて命を奪うのは、鈴村みどりの予定だったのです。

それが変に勘ぐられ、正体が暴かれそうになったために、急遽変更して、白川美波を亡き者にしてしまったようです。

 

続いて塚本ひとみについてですが、彼女は先程お話したとおり、人気小説家・荻江響の一人娘で、デビュー当初から道間慎の大ファンでした。

小説に関しては疎かった矢野恵でしたが、その情報を使い、

出版社に売り込みさせよう

としていたため、塚本ひとみにも招待状を出していたのかもしれません。

 

ここまでは、完全に金と権力・知恵を使えば、

どんな無能な作家でさえも、超売れっ子作家にすることができる

と、自己顕示力を見せつけたいために、呼び寄せたと考えられます。

ただし、最後の一人である開菜々果を呼び寄せた本当の理由は、正直、はっきりしていません。

そのため推測の域を出ることはできません。

あくまで推測上の話ですが、彼女は世界的に超有名な女優でもあります。

その知名度を利用して、道間慎とスキャンダルを起こさせようとしていたのかもしれません。

実際に桜井の計画に便乗して、彼女が道間慎と路上キスをしてスキャンダルとなり、彼の作品がより注目を受けることとなります。

もちろん、その前の塚本ひとみのある賞への売り込みも、道間慎の作品がブレイクした大きな要因ではあるのです。

小説に疎かった矢野恵が、それだけでは物足りないと、開菜々果を呼び寄せたとしたら、ひとまず納得はできるような気もします。

ただいくら金と権力・知恵があったとは言え、そこまで綿密に計画できるとは考えにくいのです。

しかも、矢野恵は開菜々果に

「演技が素人臭く、嘘が下手」

と完全に正体を見抜かれてしまっています。

そんな危険人物を道具としてだけのために、呼び寄せるものなのでしょうか?

おそらく、彼女が道具として利用され、命を奪われた本当の理由は、白川美波が知っていたとは思います。

とはいえ、そのことは何も明かされていませんし、正直、筆者も最大の謎と考えていて、その答えは不明です。

 

一応、ミステリーの王道通り、復讐の線でも考えてはみました。

そもそも、彼女と四人の接点は、道間慎のことを知っていることくらいで、他の共通項はありません。

ましてや、矢野恵の夫である矢野景介と、四人の女性たちが何かしらの接点を持っていたとはとても思えません。

矢野恵が結婚していたことすら、他の四人は知らなかったのですから、接点のない女性たちを亡き者にする動機などありえないのです。

ということは、やはり、

自身の欲求を満たすために、道具として用いよう

としたために、他の四人に招待状を出して呼び寄せたと考えるのが自然なのかもしれませんね。

ただ、これは普通の人たちには、とても理解の苦しむ考えです。

 

フィクサーとも言われた矢野景介のメイドだった矢野恵が、突如プロポーズされ、フィクサーの妻となった。

金や名誉を全て手に入れたとなると、人間が豹変してしまうのかもしれません。

そして、どことなく猟奇的な性格を身につけてしまった矢野恵です。

ひょんなことから、道間慎の存在を知り、退屈しのぎに利用しようと今回の一件を企てたのでしょう。

まさに、漫画『100万円の女たち』は、今までの王道とも言うべきミステリーの手法すら覆してしまうくらいの、

良い意味で異端的なミステリー漫画

といえるのかもしれません。

その全貌が気になる人は、ぜひ『100万円の女たち』を手にとって、一度読んでみてくださいね。

 

まとめ

漫画『100万円の女たち』のストーリーで描かれている五人の謎の女性キャラクターの正体は、

  • 宝くじに当選した女子高生
  • 世界的超有名女優
  • 大作家の一人娘
  • 高級コールガールクラブ社長
  • 真犯人

の五人とわかりました。

ただ、一つ言えることは、真犯人を除く四人は、道間慎という男に興味を持ち、シェアハウス生活する中で、

彼を愛するようになっていった

という共通項はありました。

そして歪んだ性格ながらも、真犯人が道間慎の人の命を奪わない作風に、どこか惹かれていたのも事実なのでしょう。

『100万円の女たち』のキャラクターを見ていくと、そんな歪な関係性がふと見えたような気がした次第です。

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