
バイオハザード、13日の金曜日など、数々のシリーズ作品を生んだホラー映画達…
その中の一つとして、またSFホラー映画として1979年の第1作公開から人気を博していた映画作品が『エイリアン』ですよね。
そのエイリアンシリーズの最新作として、『エイリアン:コヴェナント』が、2017年9月15日に日本で公開されるそうです。
一体どんな作品なのでしょうか?
話によると、エイリアン第1作の前日譚として描かれているようですが、やはりストーリー結末、キャストなど気になる要素はたくさん!!
そこで、本記事では、映画『エイリアン:コヴェナント』のストーリーや結末、キャストをひと足早く紹介していきます。
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映画『エイリアン:コヴェナント』のストーリーは?
みなさんは、1979年に公開された映画『エイリアン』を覚えていますか?
筆者はどちらかと言うと、ホラー映画は苦手としているので、精通しているかと言われると正直疑問です。
そんな筆者ですらタイトルを知っているほど、映画『エイリアン』は、超有名な映画作品で、これまで4作(本編だけで)公開されています。
さらに、
エイリアンvsプレデター及びプレデターシリーズ、前日譚シリーズとなる、『プロメテウス』
と、既にアメリカでは公開されている『エイリアン:コヴェナント』を加えると、全部で11作になるというのです。
いかに凄いシリーズ作品なのかわかりますね。
さて、そんなエイリアンシリーズの最新作『エイリアン:コヴェナント』。
設定としては、冒頭でお話したとおり、1979年に公開された映画『エイリアン』(第1作)の前日譚として描かれているそうです。
エイリアンは、大型宇宙船の薄暗い閉鎖空間の中に紛れ込んだエイリアンに、乗組員たちが次々と襲われれていくパニック系SFホラー映画です。
今作『エイリアン:コヴェナント』も設定は同じ…
宇宙船・コヴェナントで巻き起こるパニックな展開が用意された物語となっているのです。
では、さっそく、そのストーリーを簡単に紹介していきますね。
時は2104年、地球の崩落を危惧し、
人類移住計画(コヴェナント計画)
を実行するため、2000人の人員を冷凍休眠状態で乗り込ませ、他の惑星へと旅立ったコヴェナント号…
宇宙船が航行している間は、アンドロイドのウォルター(役:マイケル・ファスベンダーさん)に船の管理を任せ、他の乗組員も休眠していました。
しかし、航行中ニュートリノによる衝撃を受けて、コヴェナント号は甚大な被害を受けてしまいます。
そして、休眠カプセルの中にいた船長・ブランソン(役:ジェームズ・フランコさん)は亡くなってしまいます。
さらに休眠中の13人が目覚めてしまうという想定外のでき事が勃発!!
完全なる緊急事態が発生し、早くも暗雲立ち込める状況に陥ったコヴェナント号です。
そんな中、コヴェナント号は近くの惑星から人間が発信したと思われる信号をキャッチするのです。
船長代理のオラム(役:ビリー・クラダップさん)は、惑星調査に向かおうとします。
当然、テラフォーミングの専門家であり、ブランソン元船長の妻・ダニエルズ(役:キャサリン・ウォーターストンさん)は猛反対!!
しかし、彼女の言うことを聞かずにオラムは、反対するダニエルズも含め、捜索チームを編成します。
ダニエルズ、オラム、アンドロイドのウォルター、カリーヌ、ファリス、ロープ、コール、ハレット、レッドワード、ローゼンサル、アンカー
のチームはその惑星を調査することに…
すると、降り立った惑星で、オラムたちは奇妙な光景を観ることになります。
なんとその惑星には、麦などの地球由来の植物が生息しているにもかかわらず、動物が生息しているフシが全く見当たらないのです。
なぜか植物のみ生息しているこの惑星を探索していると、そこに不時着したと思われるもう一つの宇宙船を発見!!
オラムたちは、一部の隊員を外で待機させつつ、さらなる探索を続けますが、その最中、外で待機していた
護衛隊員のレッドワード(役:ベンジャミン・リグビーさん)の耳に、謎の黒い胞子が入り込み、皮膚の下に潜り込んでしまう
という惨事が勃発!!
レッドワードは体調不良を引き起こして吐血してしまい、診察のために着陸船に引き返すことになりました。
同行者は生物学者のカリーヌ(役:カルメン・イジョゴさん)、科学者のファリス(役:エイミー・サイメッツさん)です。
ところが、もう既に引き返すことのできない脅威が迫っていたのです。
この黒い胞子が起因となり、
レッドワードはエイリアン化
してしまい、彼の吐血を浴びたカリーヌも未知の感染症に罹った上、エイリアン化したレッドワードによって命を奪われてしまいます。
さらに、不時着した宇宙船を探索した隊員の中にも黒い胞子に侵された者が出始めます。
その結果クルーたちの体が変化していき、脅威に満ち溢れた世界が辺り一面広がってしまうのですが…
果たして、コヴェナント号のクルーたちは無事、この惨事から逃げだすことができるのでしょうか。
以上が、映画『エイリアン:コヴェナント』の簡単なストーリーとなっています。
この映画は、未知の惑星で発生しているエイリアン感染が、クルーたちに恐怖を与える物語となっています。
そこからどのように逃げていく(または撃退していく)のかが、ある種、最大の見どころとなっています。
見れば見るほど恐怖を感じずにいられない世界観にみなさんは耐えられるでしょうか?
まだまだ夏の暑さが残る9月に公開されるとあって、スリル満点のSFホラー映画に、肝を冷やし涼しさを感じること間違いないと思います。
また、結末にはとんでもないどんでん返しも用意されているので、少しでも映画『エイリアン』が好きな人は、ぜひ劇場で御覧くださいね。
映画『エイリアン:コヴェナント』の結末ネタバレ
人類移住計画のために航行中の宇宙船・コヴェナント号。
そして着陸した惑星で引き起こされた、未曾有の大惨劇。
クルーたちが、次々エイリアンへと姿を変えて命を奪われていく、地獄絵図のような展開が待っている映画『エイリアン:コヴェナント』です。
SFホラー映画が好きな人には、よりスケールアップしたスリルあふれる展開に大満足できると思います。
そして、やはり気になるのは結末ではないでしょうか。
完全にネタバレになるので、劇場で見るまで結末を知りたくないという人は、ここだけ飛ばして読んでいただければと思います。
中には早く結末を知りたいという人もいますので、ここで、本作の結末を簡単に紹介したいと思います。
まず、ネオモーフというエイリアンが、レッドワードの背中を破って出現します。
そのエイリアンはカリーヌの命を奪った後、医療室のドアをぶち破りファリスの命をも狙おうとしていました。
当然、ただでやられる訳にはいかないファリスは、ショットガンなどを持ち込み必死の抵抗を試みます。
ところがその銃弾により予備のタンクに引火してしまい、大爆破事故が起こってしまいます。
着陸船は大爆破、ファリスは全身火だるま状態で絶命し、ますます事態は悪化していく…
一方、不時着した宇宙船を探索した際に、黒い胞子が体内に入り込んでしまったハレットにも異変が勃発!!
遂にハレットの喉を突き破り、もう一体のエイリアンが出現してしまったのです。
次々と隊員が命を奪われていくという大ピンチに陥ってしまったオラムたちでした。
そこへ、一人の謎の人物(アンドロイド・デヴィッド)が登場し、一旦救われます。
しかし、デヴィッドが彼らを救ったのは、一時的なポーズに過ぎず、最終的には、彼が、
全てをエイリアン化し、この惑星を掌握しようと計画していた黒幕
だったことが分ります。
エイリアンや、デヴィッドから命を狙われているオラム達は、とにかく惑星から逃げようと必死に抵抗します。
ダニエルズ、テネシー以外のクルーは全て命を奪われてしまいます。
もう一人残ったウォルター(アンドロイド)も、デヴィッドがなりすましていた存在とわかってしまう…
結局デヴィッドに完全支配されてしまい、バッドエンドを迎えていくというのが、今作の結末として描かれていたのです。
あくまで、軽くネタバレしている程度なので、これが全部というわけではありません。
コヴェナント号から着陸船でどのように探索しようとしたのか、エイリアンとどのように対峙していったのかなどは、割愛してあります。
非常にスリル満点で、恐怖を植え付けるような映画作品ですが、その手のホラー映画が大好きな人にはたまらない作品となっています。
それだけに、ぜひ劇場でこの他の部分は確認して欲しいと思う次第です。
映画『エイリアン:コヴェナント』のキャストは?
さて、映画『エイリアン:コヴェナント』の日本公開を前に、もう一つ気になるキャストを紹介しておきたいと思います。
今作のキャストは以下のとおりです。
映画『エイリアン:コヴェナント』キャスト一覧
デヴィッド/ウォルター:マイケル・ファスベンダーさん(声:宮本充)
ダニエルズ:キャサリン・ウォーターストンさん
オラム:ビリー・クラダップさん
テネシー:ダニー・マクブライドさん
ロープ:デミアン・ビチルさん
カリーヌ:カルメン・イジョゴさん
ファリス:エイミー・サイメッツさん
リックス:ジャシー・スモレットさん
アップワース:キャリー・ヘルナンデスさん
アンカー:アレクサンダー・イングランドさん
レッドワード:ベンジャミン・リグビーさん
ブランソン:ジェームズ・フランコさん
コール:ウリ・ラトゥケフさん
ピーター・ウェイランド:ガイ・ピアースさん
エリザベス・ショウ:ノオミ・ラパスさん
以上が、映画『エイリアン:コヴェナント』のキャスト一覧となっています。
やはり中でも注目なのが、
前作『プロメテウス』で主人公的立場だったエリザベス役のノオミ・ラパスさん
と、
『プロメテウス』の生き残りでもあるアンドロイド・デヴィッド役を演じるマイケル・ファスベンダーさん
の二人ではないでしょうか。
とくにデヴィッド役を演じるマイケル・ファスベンダーさんは、今回アンドロイドのウォルター役も演じています。
前作からどのような変化が見られるのか、また前作『プロメテウス』との繋がりも二人の役者を通じて見えてくるので、そこに注目したいですね。
また、一方では、ブランソン船長という、初期の段階で亡くなってしまうキャラクターを、
スパイダーマンで、主人公ピーターの親友ハリー・オズボーンを演じた人気俳優:ジェームズ・フランコさん
が演じるあたりは、まさに贅沢なキャスティングです。
このような豪華なキャスティングでもあるので、ぜひ演者たちの白熱した演技にも注目して映画『エイリアン:コヴェナント』を観てくださいね。
まとめ
1979年に公開され、その後もシリーズ作品としてたびたび続編が公開され、多くのファンから高い支持を受け続けてきた
SFホラー映画『エイリアン』。
その最新作
『エイリアン:コヴェナント』が、2017年9月15日に、日本で公開されます。
時代背景はエイリアン第1作の前日談ながら、よりスケールアップした、エイリアンの世界を存分に堪能できる作品へと仕上がっています。
それでいて、最後に前作『プロメテウス』からの繋がりや、どんでん返しも見られますので、ぜひ劇場に足を運んで一度見てみてください。