アナ雪主題歌(レットイットゴー)とパクリ盗作疑惑の曲を比較考察!

音楽

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アナ雪


世界中で大ヒットし、日本でも2014年3月に公開されたことで話題にもなった超人気ディズニー映画「アナと雪の女王」。

このアニメ映画の主題歌といえば、イディナ・メンゼルさんやMay J.さんが歌い大ヒットした「レットイットゴー」ですよね。

なんと、この「レットイットゴー」があるチリ人のアーティストによって訴訟を起こされパクリ疑惑となっているんだそうです。

実に衝撃的なニュースですが、一体どういうことなのか…

本当にレットイットゴーがパクリをして生まれた楽曲だというのか。

本記事で、その背景も含めて、レットイットゴーと訴えた側の楽曲とを聴き比べ、独自見解のもとで、パクリかどうかを検証していきます。

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衝撃!アナ雪主題歌(レットイットゴー)にパクリ疑惑

アナ雪

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2014年大ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王」は、世界中の人たちが知る超有名アニメ映画ですよね。

主題歌となる「レットイットゴー」も、世界中でカヴァーされ、多くのアーティストが歌う大ヒットソングへと大躍進!

「レットイットゴー」を歌うイディナ・メンゼルさんと、アナの声を演じた神田沙也加さんが共演したNHK紅白は、今でも忘れられないビッグコラボです。

さらに、ハロウィンでは、小さな子供もエルサやアナのコスプレをして町中を繰り出すほど、世界中でアナ雪効果は生まれています。

そんなアナと雪の女王の主題歌として大ヒットした「レットイットゴー」に盗作疑惑(パクリ疑惑)が浮上しているというのですから驚きです。

しかも、大ヒットした2014年に訴訟を起こされているわけでなく、今頃になって訴訟されたというのですから、実に不思議な話です。

ことの発端は、チリ人の歌手であるハイメ・シエロさんが、自身の楽曲「Volar」と「レットイットゴー」が似ているとして訴訟を起こしたことがきっかけです。

この訴訟問題が、アメリカの有名ゴシップサイト「TMZ.com」で取り上げられ、一気に拡散したという話ですが、あのディズニーがパクリ?

ますます困惑していく話ですが、もし、仮にパクリが事実だとして捉えてみると、確かにハイメ・シエロさんの訴えは筋が通っています。

彼が「Volar」をリリースしたのは2008年

一方、アナと雪の女王がアメリカで公開されたのが2013年。

確かに先にリリースしているのがVolarであるため、仮にレットイットゴーが完全にVolarに酷似していたらパクリと言われても仕方ないでしょう。

ただし、これは、あくまでハイメ・シエロさんの言い分が全面的に正しかった場合の話…

一応、ディズニーやこの曲を歌うアメリカ人の歌手のイディナ・メンゼルさんとデミ・ロヴァートさんが訴訟されていますがまだ決着は付いていません。

後ほど検証として筆者なりの意見も述べていきますが、訴訟を起こされたタイミングといい、実に不可解な訴訟問題です。

それだけに、今後、どのような進展を見せていくのか、アニメファンの一人としてこの訴訟問題の行く末を見守っていきたいものです。

 

アナ雪主題歌(レットイットゴー)のパクリ疑惑を検証

さて、ここからは、実際に二つの楽曲を聴き比べした上で、筆者の見解を踏まえ、パクリ疑惑を検証していきたいと思います。

まず両者のメロディーラインに関してですが、大まかな傾向としては似ているものの、パクリを主張するほど似ているとは思えません。

例えるならば、桐谷健太さんが紅白出場した際に歌った「海の声」とTHE BOOMの「島唄」が似ていると言っていることに近いです。

たしかに海の声を手がけたのは沖縄出身の音楽バンドBEGINで、島唄のルーツは沖縄民謡と、いずれも沖縄に縁が深い楽曲です。

なのでメロディーラインが似通っていると言われてもそれは仕方のない話ですよね。

とはいえ、この曲が沖縄民謡をパクっていたかというと全く別の話。

影響を受けたりリスペクトしていたりすることはあってもパクることは絶対にありませんし、島唄はともかく海の声は全く別の楽曲です。

島唄に関してもカヴァーに近いので、パクリと訴えられることはまだありません。

さて、話をもとに戻しますが、レットイットゴーもハイメ・シエロさんが2008年にリリースしたVolarも大きな系統としては似ている楽曲です。

しかし、それはかなりぼやかして聴いた場合の話で、本当に大きなくくりとして似ているとしか言いようがありません。

先程も少し触れましたが、レットイットゴーはイントロから暗い悲しみをまとったイメージの強い楽曲であり、一方、Volarはかなり陽気な楽曲です。

なんとなくコード進行が似ているような印象は受けますが、明らかに明暗はっきり食い違っています。

しかも、どちらかというと、ゆったりしているテンポで歌うレットイットゴーに対して、Volarはテンポがやや早く感じます。

とはいっても極端に速くてついていけないというレベルではありません。

では、テレビアニメ「鋼の錬金術師」の主題歌「READY STEADY GO(L’Arc〜en〜Ciel)」例に挙げ比較してみましょう。

二つを比較してみると、明らかに、「READY STEADY GO」の方がテンポの早さは数段上であることは伺えます。

とはいえ、「READY STEADY GO」同様、VolarはAメロから語り口調で始まるため、少し似通った部分を感じます。

もちろん「READY STEADY GO」を比較対象として事例に挙げたのもわけがあり、語り口調でテンポが早い楽曲であることがその理由の一つ。

そして、筆者の印象の中で、リズム・テンポは違うものの、語り口調の部分が似ていると感じたからこそ、あえて違いを出すために、事例にあげたわけです。

まぁその理由はおいといて、いずれにしても、第三の楽曲とVolarを比較することで、レットイットゴーとの違いも明確になりました。

両者は明らかにリズム・テンポが違います。

そこがレットイットゴーとVolarの決定的な違いなのです。

そして、もう一つサビの部分に関しても決定的な違いが生じています。

実は、この二つの楽曲を聴いて筆者が感じたことですが、両者の演奏法は明らかに違うように思われます。

レットイットゴーのサビの部分は悲しみの部分をより明確に表現するために、少しベース音を目立たせてします。

これは筆者自身が何度も二つの曲を聴き比べた上で感じた話ですが、どう聴いても、明らかにレットイットゴーの方はベース音がしっかり聴こえます。

「ターン・タ・タ」というようなリズムを刻みながら、ドラムとともに主張しあい、悲しみをより強調している…

これがレットイットゴーのサビの部分の演奏法なのだと筆者は感じました。

一方、Volarに関しては、ほぼベース音はかき消されているような印象を受けます。

おそらく、この楽曲が明るい曲調の楽曲なのだと思います。

そして明るい曲調であるがゆえに、どうしても低音が目立つベースを引き立たせるような演奏はできないために他の音でかき消している…

筆者にはそのようにしか感じ取れません。

つまり、イントロからメロディ・サビに渡り、全体的にぼやけたところで似通っていながらも、明らかに両者の楽曲は異なるというのが筆者の結論です。

そして、これだけ明確に違う部分があるだけに、パクリであるはずがないと筆者は考えています。

これはデザイン画などにも言えることですが、もし、他者の著作物をパクるなら、少しだけのアレンジで世間に発表するのが一般的です。

というのもパクる行動そのものがそもそも犯罪ですし、罪を犯してまでパクるのに、その著作物の大半をアレンジするのは割に合いません。

労力を少なくして自分の作品として手に入れられるメリットがあるからこそ人はパクろうと考えるのです。

つまり、たまたま一部がなんとなく似ている程度ではパクリとは、認められませんし、そんな低次元のパクリなんてとても考えられないのです。

さらに言わせてもらえば、このタイミングでの訴訟というのも本当に疑問が残ります。

これが、たまたまアメリカでブレイクした楽曲というのであれば、まだ話は分かりますが、レットイットゴーは、世界中でカヴァーされている超有名楽曲です。

間違ってもよほどエンタメと関わりを持たない(例えばテレビを全く観ないなど…)人でない限り、まず一度くらいは聴いているはず。

それも相手は、チリ人のアーティスト。

芸能関係者である以上、レットイットゴーを知らないというのはあまりにも不自然です。

だったら、なぜ2013年のアメリカでの映画公開時(もしくは2014年に話題となった時期)に訴訟に踏み切らなかったのでしょうか?

あくまで、これは筆者のうがった物の見方でしかありませんが、おそらくハイメ・シエロさんは、炎上商法を狙っていたのではないでしょうか?

つまり、訴訟に負けたとしても構わないし、別に自分の正当性を訴えるために訴訟を起こしたわけではないのだということ…

もっと言えば訴訟の結果なんでどうでもよく、訴訟を起こしたことで、知名度を上げたかったと考えればこの一連の事象のつじつまが合います。

どう考えても許容範囲としか考えられないのに、パクリと訴訟を引き起こしてしまったこと。

しかも、そのタイミングが大ヒットから3年近く経過した今であるということ。

全ての謎の真相が炎上商法なら、筆者も納得がいきます。

もちろんこれは筆者の推測でしかありませんし、本当に彼が著作権違反と感じ訴訟を起こしているのかもしれません。

ただ、いずれにしてもレットイットゴーはパクリではないというのが、筆者の見解です。

百歩譲ってパクったとして、ここまで徹底的に違いが出るほどアレンジをするものなのか、かなり疑問です。

パクリは一種の犯罪行為です。

そんな行動を起こす以上、それなりのメリットがなければ全く割に合いませんし、パクリをする意味すらありません。

筆者自身、あえてパクリが行われていたものと、かなりハイメ・シエロさんサイドに立ち考えてみましたが、どこをどう見てもパクリとは思えないのです。

それどころか、どんどん炎上商法でないかと思えて仕方ないというのが本音です。

それだけに、今後、どのような展開を見せていくのか、まずはその動向を見守っていきたいものです。

 

アナ雪主題歌(レットイットゴー)パクリ訴訟問題の評判

最後に、ネットユーザーたちが、今回のレットイットゴーのパクリ騒動(訴訟問題)に対してどのような意見を出しているのか、まとめていきます。

まず、今回の一件に関して結論から述べさせていただくと、完全に賛否両論となっているというのが正直なところです。

筆者のように多少似ているところが見受けられるも、別の楽曲であると感じている人がいる一方、確かに似ているという人もいます。

それは、聴き手の捉え方にも影響してくる話なので、聴き手次第で意見が変わることはごく自然な話です。

ただひとつだけ言えることは、明らかにパクリであると言っている人が極めて少ないということです。

もちろん二つの曲に似ている部分があることは事実です。

ただぼんやり聴いているだけだと、似ていると感じてしまってもおかしくありません。

しかし、あくまで似ているだけの話であって、パクリを犯したと感じている人はほとんどいませんでした。

ネットユーザーたちの意見を見聞きしてもパクリかどうかは疑わしいという意見が多かったわけですから、どう考えてもパクリと証明するのは難しい。

多くのネットユーザーの意見を見聞きしていく中で、筆者自身もそのような考えが強くなっていきました。

やはりこの訴訟問題の落としどころとしては、相手側(ハイメ・シエロさんサイド)が勝訴することはまずないと考えていいでしょう。

とくに音楽に関して言えば、たった8音のみのオクターブを使って音を表現するわけですから、どうしても似通ったところが出てくるのが自然。

それがパクリなのかオマージュなのか、それともたまたま似てしまったのか、それらを判別することは非常に難しく、安直にパクリということは誰にもできません。

強いてパクリと断定するなら、明らかに誰が見てもパクリと言い切れる証拠がない限りほぼ無理と考えていいでしょう。

それは裁判所においても同じ考えだと思います。

あくまで推測ですが、明らかにパクリと証明できる何かがない限り、ハイメ・シエロさんサイド勝訴することは極めて難しいと思いますよ。

もちろん、今後の同行次第では、いろんな証拠が浮かび上がることも考えられますし、あくまでパクリと判断が難しいというのは現時点での話です。

だからこそ、今後、どのような展開を見せていくのか、その動向に注目したいと思う次第です。

 

まとめ

アナと雪の女王の主題歌「レットイットゴー」に突如舞い込んだパクリ盗作疑惑。

この問題は訴訟問題まで発展し、今大きな話題としてネット上で拡散されていますが、明らかに聴き手がパクリと批判をしている話は耳にしません。

あくまで似ているに過ぎず、このままでは、訴訟を起こしたハイメ・シエロさんサイドが勝訴することはまずないでしょう。

とはいえ、世界中で大人気となっている超有名曲に対する訴訟問題ですから、どのような決着を見せるのか、非常に気になるところ。

今後も、この訴訟問題の動向は随時注目していきたいと思う次第です。

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