スタミュのアニメで登場した曲名と歌詞の意味をチェック!

アニメ 音楽

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『スタミュ』といえば突然挿入されるミュージカルパート

最初はそのあまりの唐突さがネタにされていましたが、話が進むにつれ視聴者はすっかりとりこに。

それというのも、登場人物の気持ちをていねいに表現した歌詞が素晴らしかったからです。

『スタミュ』の物語は、ミュージカル曲の歌詞の意味を理解すればもっと楽しめる!

というわけで、それが最もわかりやすい曲を4曲ピックアップしました。

主人公の星谷悠太と、彼のチームメイトである月皇海斗

彼らの気持ちがどう変化したのか、歌詞を追って見てみましょう!

 

『スタミュ』星谷悠太のキャラソン2曲を比較

「星のストライド」歌詞の意味

まず1曲目は、第1期第1話の挿入歌「星のストライド」

曲名の“星”は光を放つスターと、周りを光で照らしていく星谷のことですね。

そして“ストライド”は歩幅のこと。

夢に向かって前に前にと進んでいく星谷のことを歌った歌だと考えられます。

第1期の星谷は、本当にいつも前向きで、そのパワーで仲間たちを巻き込んでいきましたよね。

星のストライド

踏み出した第一歩

まぶしい場所へ届くように

明日の笑顔輝かせるから!

冒頭のこの部分に、星谷のまわりへの影響力と、人をひきつける演者としての魅力が表現されています。

また

つまずく時だってつま先は前向き

反省しても悔やまないさ

加速する鼓動∞

という歌詞もすべて見たあとで振り返ると、まさに星谷の努力の軌跡そのもの。

失敗しても決してめげず前向きであり続ける姿には、仲間も視聴者も勇気づけられました。

そしてさりげなくはさまれたキーワードに注目してほしいのがこの部分。

今日も瞳の奥

色褪せないシルエット

追いかけながら

近づくんだ…まだ見ぬ景色へと!

これは明らかに、星谷が綾薙学園へ進学するきっかけとなった高校生、すなわち鳳先輩のことです。

彼を追いかけているからこそ、星谷は前向きでいられるわけですね。

しかし、第1期後半になると、鳳先輩が学園から姿を消してしまいます。

そのときにこの曲は星谷と鳳先輩のデュエットとして再び挿入歌として流れるわけですが、そこで新たな意味を持つのがこちらの歌詞です。

ちっぽけなツバサでも

そこに空があれば

飛んでいける何処へだって

羽根を広げて…あの鳥のように

“ちっぽけなツバサ”とは”鳳先輩(翼)を追いかけて成長できた星谷”のことでしょう。

誰かを追いかけるのではなく、ステージに立てば自分の力で演じなくてはならない――そんな星谷のひとり立ちをうながす歌詞となっています。

そしてそんなすべてを踏まえてのラストが、

あこがれが勇気の地図を描き

未来へ導いてくれる

この胸のキラメキを

空に放って!

という、やはりどこまでも前向きな歌詞。

あこがれの人も仲間との努力も自分の夢もすべて心に抱いて、自分だけの道を歩いていくという、第1期の星谷のすべてを描き切っている曲です。

『スタミュ』「Miracle Catcher」歌詞の意味

第1期はひたすら“夢”に向かって前向きな星谷でしたが、第2期の終盤になって、はじめてその夢の大きさにとまどいます。

鳳先輩があこがれの高校生だと知り、その人と同じ舞台に座長として立つことのプレッシャーで押しつぶされるそうになってしまうのです。

そこでの挿入歌が、「Miracle Catcher」

曲名は“夢をつかむ人”という意味で、毎回奇跡を起こしてみんなを魅了する星谷のことですね。

しかしこの曲では、星谷はいつもと違って鳳先輩と柊先輩に元気づけられる側。

柊先輩から星谷へのエールはこの歌詞。

たったひとつの たったひとりの

君になればいい 追いかけてみればいい

そして鳳先輩のエールはこちら。

俺たちの遊びは 永遠につづいてく

カタチを変えまたたく星のように

2人に対し星谷は、初心にかえったこの言葉で答えます。

諦める方法なんて知らない

挫けても何度でも 笑って進みたい

そしてタイトルの本当の意味は、サビの歌詞で分かります。

そして両手をひろげて

ぜんぶ つかみ取ればいい

ほら 世界を奇跡ごとキャッチしたら

きっと叶うだろう

第1期で星谷が起こした、鳳先輩と柊先輩を再びつなげるというミラクルが生んだ贅沢な応援歌ですね。

夢を追うだけでなく実現するのが第2期だということを、強く感じさせられます。

 

『スタミュ』月皇海斗のキャラソン2曲を比較

「Limited sky」歌詞の意味

ミュージカルの天才・ 月皇遥斗を兄に持つ海斗。

コンプレックスに悩み、仲間のおかげで自分の道を見つめなおすことのできた彼の曲も、歌詞を読みこむとなかなか深いものがあります。

第1期の海斗の歌った挿入曲は「Limited sky」

“限られた空”という意味のネガティブな曲名の意味は、冒頭の歌詞に書かれています。

晴れ渡る空に

両手を伸ばせた子供の頃

いつしかこの手じゃ

届かない距離だと諦めてた

もちろんこれは天才の兄と自分を比べた時の劣等感を歌っているわけですが、“諦めてた”というワードに注目。

これは、「夢を諦める方法なんて知らない」という星谷と対になっているようです。

これに続く

誰かの背中ばかり追いかけた僕は

手に入れたものが

そっと、偽物に見えた

という歌詞も、誰かを追いかけたというところは星谷と同じなのに、感じ方が正反対にネガティブです。

だからこそ星谷の初心者ゆえのポジティブさが、コンプレックスでがんじがらめになっていた海斗の心を救う展開となります。

どこまで歩けば辿り着けるかわからなくて

「それでもいいさ」と自分の弱さ 肯定して

あの頃のように 流れる雲に手を伸ばして

枯れ果てた声を無限の空へ解き放つんだ

アニメでは少しわかりにくかった第1期での海斗の心情の変化が、この曲を聴きこむと理解できるのではないでしょうか。

『スタミュ』「straightforward」歌詞の意味

第1期で仲間たちといるうちに、がんじがらめの優等生をやらなくていいと気づいた海斗。

しかし第2期では兄・遥斗がかつて演じた役に挑戦することになり、また兄へのコンプレックスで自分を縛ってしまいます。

そんな彼を、本当の仲間になった星谷と、同級生として遥斗へのコンプレックスを抱えていた魚住が救う第5話。

この回の挿入歌が、「straightforward」です。

そこで語られる海斗の心情がこちら。

どうしてだろう

越えたいと思えば思うほどに

見失うよ

くしゃくしゃに握っていた夢の地図

“地図”というのは『スタミュ』の挿入歌ではよく出てくるキーワードです。

“くしゃくしゃに握っていた”というのは、ずっと大事にしていたけれど、その結果見えなくなってしまったことを示しているのでしょう。

これは「夢を諦められない」という意味ともとれて、思い通りにいかず悩む海斗の切なさをとてもうまく表現しています。

そしてそんな海斗の答えとなる3人のメドレーパート。

夢を追いかける

チケットがあれば

恐れずにゆける

それぞれの光抱いて

つまり、海斗が星谷に託したチケットは、かつて海斗が抱いていた夢だったわけです。

それを星谷に譲り、海斗は新しく自分自身の夢を追いかけていきます。

ここはアニメの演出とあわせて歌詞を読みこむと、細やかな演出に気づくので、ぜひ本編を確認してみてください!

 

『スタミュ』の歌詞の聴きどころまとめ

『スタミュ』の名物となっているミュージカルパートは、その場面でのキャラクターの心情がていねいに表現されています。

歌詞の意味を知ると作品がもっと胸に迫るように感じられるので、ぜひ読み込んでから本編を見返してみてください。

今回は主人公の星谷と海斗のキャラソンを取り上げましたが、どれもいい曲ばかりなので、聴いて損はありません。

いくつかのキャラソンで共通して使われているキーワードなどにも注目すると、アニメでの演出の意味もよくわかりますよ。

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