2018年の恵方巻を食べる方角を紹介!食べ方にルールはあるの?

時事

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恵方巻き


先日、西宮神社で執行された

『十日戎開門神事福男選び』でも、幸福を得たいと、全国から多くの人たちが集まっていましたよね。

この福男選びのように、縁起を気にする日本人に合わせたイベントは数多く開催されています。

2月3日の節分に食べられる恵方巻きもその一つ…。

恵方を向いて恵方巻きを食べるのが良いなどの言い伝えがあり、縁起ものとされて日本各地で認知されています。

ただ、実際のところその年によって食べる方角が変わっていたり、ルールがいまいち分からないという人も多いようです。

そこで、本記事で、恵方巻きの食べる方角や、食べ方・ルールを紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

恵方巻きとは?

恵方巻き

恵方巻き

節分の時期によく食べられる恵方巻き。

節分の時の縁起物と言うべきか、一種の幸運を願うための食べ物として、多くの人たちに食されていますよね。

近年では、コンビニエンスストアやスーパーでも予約販売までされている光景をよく見ます。

それにしても、人類は先日の福男選びといい、商売繁盛の招き猫といい、何かと縁起物には関心を持つ傾向にありますよね。

日本では恵方巻きが定着していますが、世界でも、別の縁起物の習慣が根付いています。

例えば、フランスでは、『ガレット・デ・ロワ』というケーキにコインが入っていると幸運が訪れるという風習が…。

一方、アメリカでは、クッキーにおみくじが入っていて、吉凶を占うというフォーチュンクッキーが…。

まさに、それぞれの文化の中で、縁起物とされていたり、吉凶を占う目的などで食べられたりしている風習が根付いているのです。

このように世界の文化なども調べてみると実に面白い話が見えてきますね。

さて、話を本題に戻しますが、縁起物の食べ物として食されている恵方巻きですが、そもそもその意味ってみなさん理解されていますか?

今となっては、どこに行っても恵方巻きという言葉を耳にするくらい、一つの風習として定着されていますが、意外とその意味は知られていない模様…

なぜ恵方巻きというのか?

そもそも恵方とはどういう意味があるのか?

恵方巻きのルーツは?

などなど…

意外と知られていない部分も多い恵方巻き…

まずは、そのへんの話からしていきたいと思います。

・恵方の意味とは?

さて、恵む方角の巻物(太巻き)と書いて恵方巻きと言いますが、その恵方とはどういうものを指すのでしょうか?

いろいろ調べてみると、名は体を表すことが改めて分かります。

恵方とは、別名『吉方』とも言うらしく、古くは正月の歳神が訪れる方向を指す言葉だったそうです。

それが、時代とともに、

『災厄が訪れないために、幸運を呼び寄せる恵方神・歳徳神が訪れる方角』

と認識されるようになりました。

要は、節分の豆撒きの厄払いに似た考えとして恵方巻きが定着されたと考えて良さそうですね。

・なぜ恵方巻きというのか?ルーツは?

恵方巻きのルーツから紐解くと、なんとなく恵方巻きという名前の理由も見えてきます。

もちろん、具体的に誰が名付け親なのかまでは分かりませんでしたが、先程お話しした

『吉報 = 恵方』

という考えからネーミングされた可能性は非常に高いと思われます。

そもそも、この恵方巻きのルーツは豊臣秀吉が天下を治めていた時代までさかのぼります。

何でも、豊臣秀吉の家臣だった堀尾吉晴が、節分の前日に海苔巻きのような食べ物を食べて出陣し大勝利していたらしく、このことがきっかけになった…。

そのような説が流れています。

また、一部では江戸時代に大阪の商人たちが商売繁盛を願って、太巻きを食べ始めたという話が恵方巻きのルーツとされたという説もあります。

いずれにしても、大阪が、恵方巻きのルーツに大きく関係していることだけは間違いなさそうですね。

とはいえ、この頃は、まだ恵方巻きという名前は付けられていませんでした。

恵方巻きという名前のルーツは、どうやら広島のコンビニエンスストアが、太巻きを売るための商売戦略の一つとして名付けたみたいです。

ただ、具体的にどのチェーン店のどの店舗が名付けたかまでは分かりませんでした。

ただ、西日本での文化が全国的に広まって、恵方巻きの風習が日本に根付いたと考えることはできそうですね。

このように、恵方の意味や、恵方巻きのルーツなどがわかると、改めて、恵方巻きを食べる意味が見えてきます。

恵方 = 今年一年の災いを振り払い幸運を呼び寄せる方角

大事な時に太巻きを食べると、いい結果を呼び寄せる

このような意味を持つ食べ物として日本で定着しているからこそ、節分の日に恵方巻きは食べられるのです。

ちなみに、なぜ一気に恵方巻きを食べると良いとされているのかというと、この由来も大阪が関係していたと言われています。

話によると、太巻きを切るのが面倒で、節分の日に太巻きを一本丸かじりしてしまった大阪の人たちが多かったことがきっかけだったんだとか…

もちろん一つの説にすぎない話ですが、このことが一つのきっかけとして、今や縁起物として1本まるかじりすることが良いとされるように…

ただ面倒臭がった行動が、縁起物としての風習として定着していくとは、実に面白い話ですよね。

あくまで恵方巻きと言うのは、恵方=吉報に向かって、節分に太巻きを食べることが、災厄を振り落とし幸運を呼び寄せると言うものを指します。

もちろん、より幸運を呼び寄せるために一本丸かじりしていくことが良いとはされていますが、そのために喉につまらせてしまったら意味がありません。

意外と、子供やお年寄りが恵方巻きを丸かじりしたことで、喉につまらせ事故が起こったなんて話も耳にします。

災厄を振り払い幸運を呼び寄せようとしているのに、恵方巻きを食べて命を落としてしまったら本末転倒ですよね。

何度も言いますが、まるかじりしなければ、恵方巻きの意味がないわけではありません。

無理せずに、できる範囲で丸かじりして、楽しく節分の日に恵方巻きを食べてくださいね。

みなさんに、幸運が呼び寄せることを願っています。

 

2018年の恵方巻きを食べる方角は?

さて、先程も恵方=今年1年の災いを振り落とし幸運を呼び寄せる方角とお話ししましたが、当然、2018年は、これまでの方角と異なります。

では、2018年の恵方はどの方角なのでしょうか?

いろいろ調べてみると、今年(2018年)の恵方は、

南南東

ということが分かりました。

南南東

南南東

なので、みなさんは南南東に向かって、節分の日に恵方巻きを食べてくださいね。

 

ところで、なぜ今年は南南東が恵方なのでしょうか?

『そもそも、誰が恵方を決めているの?』

そんな声も聞こえてきそうです。

そこで、恵方がどのように決まっているのかも調べてみました。

この恵方と言うのは、陰陽道によって毎年決められているようです。

 

ところで陰陽道をみなさん知っていますか?

おそらく、野村萬斎さんが主演を務めた映画『陰陽師』を通じて、その存在を知っている方が大多数ではないでしょうか。

野村萬斎さんが演じた『安倍晴明』も、陰陽師と言われる陰陽道を伝えた人物の一人…。

そもそも、この陰陽道とは、中国で生まれた自然哲学思想や陰陽五行説をベースに、日本で独自に広められた呪術・占術の類を意味したものです。

厳密には異なる部分も多いかと思います。

分かりやすくざっくり言えば、今の風水みたいなものと考えれば分かりやすいと思います。

ちなみに、風水は主に中国で、陰陽道は主に日本で広まったものと言われています。

やはり、ある意味兄弟的なものであると考えていいみたいですよ。

さて、この陰陽道でどのように恵方が決まっていくのか…

実は、陰陽道中の一つにある『陰陽五行思想』から生まれた、十干十二支(今で言う干支)の概念が大きく関係している模様…

多くの人は、単純に生まれ年という意味合いで、この干支を捉えていると思いますが、元々は方角を指し示すものだったようです。

みなさんは丑三つ時と言った言葉を聞いたことがありませんか?

実はこれも干支=方角という概念が指し示した言葉であったのです。

陰陽道では、子年を基軸に時計回りに十二支を割り当て、方角や時間・月が定められています。

ちなみに、丑三つ時というのは、丑年(1時~3時)を4分割に分けたうちの3番目を指し示す言葉…

つまり、丑三つ時は、朝の2時~2時30分を指し示す言葉だったのです。

まさに目からウロコの話ですよね。

さて、方角に関してですが、方角は少しややこしく、十干十二支という十二支に『甲乙丙…』という十干が組み合わされたものが割り当てられています。

ちなみにこの十干を全て紹介すると、

『甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸』

の10個が十干。

方角は、この十干と干支が組み合わさってできたもの…

申子を北として基軸に用い、そこから時計回りに『乙丑・丙寅…』というように、60周期で割り当てられています。

そして、2018年の方角を意味する戊戌が南南東を指し示すため、2018年は南南東を向いて恵方巻きを食べると良いと言われているわけ。

恵方巻きは節分の風習ですが、それが陰陽道・風水と密接な関係を持っていたとは意外ですよね。

ちなみに、節分や豆まきもこの陰陽道と密接な関係を持っています。

『鬼門』という言葉をみなさんは聞いたことがありませんか?

この鬼門というのは、陰陽道では簡単に言うと鬼が出入りする門の方角を指し示す言葉で、方角としては北東(丑と寅の間)と言われています。

その方角に向かって節分に豆をまいて鬼を追い払うのが、一つの習わしとされた…

だから、災いを振り払う風習として、節分に豆をまく風習が根付いているわけ。

つまり、この恵方巻きという風習は、豆まきを行う節分のイベントと共に、陰陽道と密接な関係を持っていたイベントだったのです。

まぁ、あまり深く考える必要はありませんが、陰陽道との関係や方角を理解して恵方巻きを食べると、また意味合いが変わってくると思いますよ。

 

恵方巻きの食べ方・ルールを紹介!

さて、ここまでは恵方巻きのルーツや意味、2018年の方角や方角がどのように決められているのか、その基礎知識を紹介してきました。

では、ここからは、恵方巻きの食べ方・ルールを紹介していきます。

・恵方巻きは正しい方角を向いて食べよう

恵方巻きを食べる際には、やはり正しい方角を向いて食べることが、正しい恵方巻きの食べ方です。

そもそも、その年の恵方から神様がやってくるというのに、他の方角を向いて食べても全く意味がありません。

それどころか、完全によそ見をしていると見られ、運気は全く訪れないのです。

せっかく恵方巻きを食べて災いを振り落とし幸運を呼び込もうとしているのなら、必ず、正しい方角を向いて食べるように心がけましょう。

ちなみに方角がわからないという方は、スマホアプリで方角を調べる事もできます。

ぜひ、いろいろ活用して、方角を調べた上で恵方巻きを食べてみてくださいね。

・恵方巻きは黙って食べよう

やはり、恵方巻きを食べながら、神様にお願いするわけですから、気持があちこちにちっていては、真剣さが神様に伝わりません。

先程よそ見したら運気は呼び込めないとお話ししましたが、おしゃべりして食べるのもそれと同じことを意味しています。

なので、恵方巻きを食べる時は黙って食べるようにしましょう。

・恵方巻きはまるかじりで一気に食べつくす。

一般的に恵方巻きはまるかじりで一気に食べ尽くしてこそ、効果が発揮されると言われ、上品に切って食べると運気が訪れないと言われています。

まぁ、上品に切って家族で食べるとなると、いろいろおしゃべりもしてしまうでしょうし、そういった部分が悪影響を及ぼしているかもしれません。

なので、お子さんやお年寄りが喉を詰まらせないように、小さく巻いてあげるというのも良いかもしれません。

ただし、ルーツの項目でもお話ししましたが、豊臣秀吉の家臣・堀尾吉晴は、太巻きを何気なく食べて運気を呼び寄せ戦で勝利を導きました。

もちろんそれだけで大勝利したわけではありませんが、それでも太巻きを食べたことが縁起担ぎになったことに違いはありません。

つまり上品に太巻きを切ったからといって、絶対に幸運が訪れないということはないというわけ…。

もちろん、筆者の見解といわれればそれまでですが、このルールは、多少緩和して考えても良いのではないかと思いますよ。

確かに運気を呼び寄せるために一気にかぶりついて食べたほうが良いのは言うまでもありません。

しかし、そのことによって事故が起こるくらいなら、食べないほうがマシですよね。

あくまで、運気を呼び寄せるものであり、幸せを願って食べるものが恵方巻きです。

無理して食べても意味はありません。

なので、コンビニやスーパーで購入した場合は、食べやすいように切り分けてもOKと筆者は考えています。

きっと、神様もそれくらいのことなら、許容してくれるはずですし、そんなことすら許容できない神など凡人以下で無能な存在です。

力あるものは、弱き者を救い大きな心で包み込んでこそ、力あるものとして認められていると筆者は考えています。

もちろん神と言われている以上、それくらいできて当たり前です。

たしかに、よそ見をしたり、おしゃべりしたりと、真剣にお願いする気がないのであれば問題です。

しかし、一生懸命身の丈にあった大きさの恵方巻きを食べようとしているのであれば話は別です。

もちろん、無理なく食べられるのであれば、一気に食べたほうが良いですが、無理なら程よい大きさに切り分け食べるようにしましょう。

まずは無理をしないこと。

その上で、おいしく恵方巻きを食べるのが、運気をもたらす最高の食べ方だと思うのです。

笑いは良薬であるとよく耳にします。

笑顔で食べられてこそ恵方巻きであり、神様もそんな人に幸福を分け与えたいと考えているのではないでしょうか。

ぜひ、そんなことを考えながら、無理なく恵方巻きを食べるようにしましょうね。

以上が、恵方巻きを食べるルールや食べ方です。

若干、筆者の個人的な意見も交えさせていただきましたが、それだけ、恵方巻きを喉につまらせて亡くなられている方が多いと聞いています。

ルールはルールとして守るべきですが、それによって亡くなったら意味がありません。

ここは大事なことなので何度でも言わせていただきます。

ぜひ、大切な家族と共に、無理なく、楽しく恵方巻きを食べて、今年一年の運気を呼び寄せてくださいね。

みなさんの幸せを心から願っています。

 

まとめ

恵方巻きは、陰陽道と密接な関係があり、恵方という災いを振り落とし幸運を呼び寄せる方角で食べると良いとされる太巻きを指します。

要は、フォーチュンクッキーのように、世界各地で縁起物とされる食べ物の一つなのです。

ルールにおいても、

『正しい方角を向いて、黙って一気に食べつくす』

とありますが、子供やお年寄りは無理して食べてはいけません。

喉につまらせて亡くなったら意味が全くありませんので、状況に応じて切り分けることも考えましょう。

その上で、家族全員が楽しく食べることが最大のルールであると筆者は考えています。

ぜひ、みなさんに幸運がもたらされる恵方巻きとして、楽しく食べて節分を祝ってくださいね。

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