アニメ『プリパラ』の“神アイドル”って何だったの?徹底考察

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小学生女児向けでありながら、老若男女問わずファンの多いTVアニメ『プリパラ』

現在は続編の『アイドルタイムプリパラ』がクライマックスで、先の読めない展開から目が離せません。

そしてそんな中、前作『プリパラ』からの主人公である神アイドル真中らぁら(まなか らぁら)が大活躍!

彼女のトモダチやトモダチの夢のために自分をなげうつ姿に、

「やっぱりらぁらこそ神アイドル!!」

とあらためて実感した人も多かったことでしょう。

この記事ではそんな今だからこそ、

「神アイドルとは何なのか?」

について、らぁらの活躍から全力で考察していきます!

 

『プリパラ』第3期「神アイドル編」のおさらい

さて、まずは『プリパラ』第3期「神アイドル編」を振り返りましょう

「プリパラ」とは、女の子ならだれでもアイドルになれるテーマパークです。

主人公の真中らぁらは、あるきっかけからプリパラでアイドルデビューを果たし、たくさんのトモダチとライブで通じ合って、かけがえのない時間を過ごしてきました。

らぁらがアイドルとして十分に成長したころ、彼女の通うパラ宿のプリパラで神アイドルグランプリが開催されることに。

神アイドルはすべてのアイドルの頂点であり、アイドルたちの憧れです。

神アイドルになるためにはトーナメントで優勝し、プリパラの女神に認められなくてはなりません。

らぁらたち「そらみスマイル」はこれまでの大事な思い出と成長のすべてを込めたライブで勝ち抜き、ついには女神にも勝利して神アイドルの称号を与えられました。

そしてプリパラの2人の女神ジュリィとジャニスをも救い、誰もが認める神アイドルになったのでした。

 

『プリパラ』第3期 そらみスマイルが“神アイドル”になるまで

かなり端折ったあらすじですが、第3期のそらみスマイルが神アイドルになるまでの流れから、神アイドルとは何なのかを考察してみましょう。

まず定義としてはもちろん、

  • 神アイドルグランプリファイナルトーナメントで優勝する
  • プリパラの女神に認められる(勝つ)

この2つの条件を満たすことです。

しかしそれだけなら、神アイドル編に1年もかける必要はありません。

そして神アイドルの誕生に、プリパラのみんなやファンたちが感動するはずもないのです。

この2つの条件について、もう少し突き詰めて考えてみます。

神アイドルグランプリへの出場条件

まず神アイドルグランプリに出場するには、ジュリィからスーパーサイリウムコーデ(SCC)をもらわなくてはなりません。

そのために慣れない赤ちゃんの世話をするアイドルたちの姿が描かれました。

しかしお世話されたのになぜかSSCを手に入れたドロシー世話に失敗したのに手に入れたひびきという例外が表れます。

しかも終盤になって、プリパラアイドル全員にSCCをばらまくという大盤振る舞いまで見せるジュリィ。

Twitterではこのことに対する批判やツッコミもたくさん見られましたが、ジュリィの真意は、彼女のこの台詞にありました。

「あのねー! 最後のグランプリみんなの参加を待ってるよー!

アイドルとはひとりひとり違った輝きを持ってるの」

『プリパラ』第124話より

つまりジュリィの思うアイドルとは、「それぞれの輝きをもつもの」なのです。

赤ん坊の姿となって彼女が間近で見たかったのは、その飾り気のない輝きでした。

赤ん坊の世話で、あるいは命がけのチーム結成式で、またはかけがえのない友達を想ってのせいいっぱいの誓いで、それぞれ輝いたアイドルたちに、神アイドルとなる資格が与えられたのです。

そしてその輝きはすべてのアイドルにあると確信したからこそ、ジュリィは全員に与えたのでしょう。

グランプリ本選での優勝…勝敗を分けたのは?

4回のグランプリ予選と敗者復活戦で選ばれた6チームはまさにその輝きに秀でていたものたちでした。

おそらくその輝きにおいて、優劣の差はほぼありません。

ここで勝敗を分けたのは、アイドルとプリパラへの“想い”の強さではないでしょうか。

これまでパラ宿のプリパラとアイドルたちのことを誰より思ってきたのは、そらみスマイルでした。

それはアニメでは、ライブ中のメイキングドラマで表現されました。

決勝直前まで合宿をし、どこよりも団結を強めたドレッシングパフェ。

その想いはセピア色で描かれたまっすぐな線路となりました。

一方そらみスマイルの想いは、これまでの思い出のシーンが飛び交う空間へ開かれる扉に。

トーナメントでの他のライブでも、いつもファンたちに心から語りかけるそらみスマイル。

どちらが優れているわけではありませんが、どちらが“神”かといえば、それはやはりそらみスマイルではないでしょうか!

女神との最終決戦とプリパラの危機!

そしてその“神”感は、女神との直接対決でさらに強固なものとなります。

そのライブにそらみスマイルたちがぶつけたのは、

「みーんなトモダチ、みーんなアイドル」というプリパラの絶対理念。

プリパラのアイドルたちはみんな大事なトモダチであり、女神だって同じように大事なトモダチ。

だから、絶対助ける!

そしてこの気持ちを歌いたい!

これは、女神ジュリィが持っていたプリパラ観と同じです。

これこそが神アイドルの“格”というものではないでしょうか。

そして彼女たちはその気持ちから生まれる、アイドルパワーとトモダチパワーで女神たちに勝利し、他のアイドルたちのパワーもみんな集めてプリパラと女神を救いました。

こうして本当の神アイドルが誕生したのです。

 

本当の“神アイドル”は『アイドルタイムプリパラ』に!

全3期の『プリパラ』が終わり、続編『アイドルタイムプリパラ』でも、らぁらは夢川ゆいとともにW主人公として活躍します。

ファンたちがまず感動したのは、OPのゆいの手を引いて空に舞い上がっていくらぁらと、第1話のこの台詞ではないでしょうか。

「ゆいちゃん、プリパラは好き?」

「う…うん」

「じゃあ大丈夫!

みんなに届くように、世界中に届くように、

想いっきり歌おう!

ここではすべての女の子にそれが許されてるんだよ」

『アイドルタイムプリパラ』第1話より

普通の小学生だったらぁらが、先輩であるみれぃに誘われたときの台詞を、今度は後輩であるゆいにかけるらぁら。

先輩アイドルたちがいなくなっての再スタートによって、らぁらは神アイドルの本領を発揮していきます。

メイン主人公のゆいのサポート役として役に立つのが、らぁらのトモダチパワーでした。

らぁらがこれまで多くの人を救ってきたのは、誰にでもまっすぐに向き合い、相手と相手の大事なものを一緒に大事にするという性格のためです。

ずっと1人でアイドルになる夢をふくらませていて、誰にも相手にされなかったゆいを受け止めた、初めてのトモダチがらぁらでした。

それからもずっと二人三脚でパパラ宿プリパラを盛り上げていくゆいとらぁら。

何度も試練を乗り越えてアイドルたちも増え、ついにらぁらからゆいへ完全に主人公の座をバトンタッチするかのように思えたところで大事件が起こります。

第47話で見せた神アイドル・らぁらの本気!

第47話。

プリパラの「みーんなトモダチ、みーんなアイドル」を受け入れられず、ガァララと2人きりの世界を望むパックに、らぁらはゆいをかばって飲み込まれてしまいました……。

しかも自分が飲み込まれても、自分とゆいの夢だけは守ろうとします。

ここでらぁらが歌ったのが、第1期最初の主題歌「Make it!」。

この歌が流れたことで、今目の前にあるゆいの夢やパパラ宿のプリパラはもちろん、本当にたくさんの人の気持ちをらぁらが大事にしてきたことが思い出されます。

余談ですが、らぁら役の茜屋日海夏(あかねや ひみか)さんの歌声は女の子らしいのに力強くて心にガンガンきますよね。

らぁらの歌声には、パックの暴走を止めるだけの力が確かにありました。

しかしそれで力を使い果たしたのか、パックの中にとらわれたまま眠りについてしまうらぁら……。

この「眠ってしまった」「とらわれた」という状態は、『プリパラ』においては聖なる存在、あるいはプリパラの根幹をなすものの象徴です。

しかもみんなを救って眠りについたのですから、これが“神”でなくて何だというのか!

神アイドルとトモダチパワーの神髄(しんずい)を見せたらぁら。

次回、彼女を救うみんなのライブに、期待しかありません!

 

『プリパラ』“神アイドル”についてのまとめ

何度も奇跡を起こしてきた絶対的主人公らぁら。

『プリパラ』は、続編の『アイドルタイムプリパラ』も通して、彼女が神アイドルになる物語でした。

彼女の活躍の軌跡(きせき)は、涙なしでは語れません!

しかしそれはそれとして、本当はプリパラのアイドルはみんな神アイドルです。

そのときの想いが誰より強く、女神との対決で素晴らしいライブができたそらみスマイルがその称号を勝ち取っただけで、誰だってその称号にふさわしい輝きを持っているのですから。

そんな神アイドルたちが集結し、らぁらを救い出す第48回話は見る前から神回決定!!

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