アニメ『ゴールデンカムイ』の作画崩壊がひどい!感想・評判と裏事情

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2018年4月から放送されているアニメ『ゴールデンカムイ』。

人気漫画のアニメ化とあって、とても期待は高かったのですが、放送開始してからは、やや否定的な感想がネット上で多くなっています。

特にそれは作画に関して集中しているようで……。

果たしてこのアニメ化は成功?それとも失敗?

アニメ『ゴールデンカムイ』についての感想をまとめ、その理由などを考察しました!

TVアニメ『ゴールデンカムイ』放送まで

『ゴールデンカムイ』は、野田サトル先生の人気漫画を原作に、2018年4月から放送されているTVアニメです。

原作が大人気であることや、アニメの監督を務める難波日登志(なんば ひとし)氏が、

チャレンジ精神でスタッフ一同と共に放送規制に挑みます! 

出典:TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式サイト

とやる気に満ちたコメントを発表したため、原作ファンの間では期待が高まっていました。

またアニメ放送前にいくつかのイベントにも参加したり、Twitterで個性的な企画をやったりもしていたので、多くの人がアニメ『ゴールデンカムイ』に注目していたことでしょう。

次々と発表される声優陣もはまり役と思えるメンツで、原作の面白さを見事に再現した名作になるであろうと思われていました。

アニメ『ゴールデンカムイ』第1話終了後の感想

第1話放送後の感想は、Twitterなどではおおむね絶賛といった様子でした。

何より北海道の雪原をはじめとした背景がとても美しかったし、さすがに第1話とあって、キャラクターの作画も安定していたのでそのためでしょう。

特に原作では回を追うごとに変顔の増えていくヒロイン・アシリパが第1話ではあまりに美少女で、原作ファンも新鮮な気持ちで話に引き込まれたようです。

 

また主人公2人のカッコよさや、スケールの大きさを期待させる始まりに、初めて見た人も興味を持ったらしく、100話無料となっている原作に手を出す人が続出しました。

第1話から見られた作画の乱れ……?

アニメ化を喜ぶ感想が並ぶ中、それでも第1話からすでに作画に不安を示す人も。

『ゴールデンカムイ』において山の脅威の象徴ともいえる動物、ヒグマ。

第1話から登場したのですが、これがCGで描かれたためか、キャラクターとちぐはぐで、重量感などが物足りない出来となっていました。

ここだけが残念だったというツイートは、いくつか見られました。

アニメ『ゴールデンカムイ』第2話終了後の感想

第2話放送後から、途端に作画を疑問視する声が増えます。

第2話にして、早くも作画崩壊が始まったのです。

 

主人公の杉元とヒロインのアシリパ、そして初登場の白石と尾形。

この4人の顔に、最近のアニメとしてはひどいレベルの作画崩壊が起こりました。

また

  • 原作の魅力の1つであるアシリパの顔芸がカットされる
  • 杉元と尾形の戦闘シーンに迫力がない

といった、原作の良さを消してしまうような改変(?)もあったため、原作ファンはアニメ化の喜びから一転、ガッカリムードとなりました。

声優に関する感想も続々と

第2話にして原作ファンが作画に対して次々と否定的な感想をつぶやくようになった『ゴールデンカムイ』ですが、声優に関しては肯定的なコメントが増え始めます。

特に尾形役の津田健次郎(つだ けんじろう)さんと、鶴見中尉役の大塚芳忠(おおつか ほうちゅう)さんに対してはほぼ絶賛

この2人は放送前からキャラクターにぴったりだと予想されていたので、当然といえば当然です。

白石役の伊藤健太郎(いとう けんたろう)さんも、お調子者の白石そのものでした。

しかし一方、杉元役の小林親弘(こばやし ちかひろ)さんと、アシリパ役の白石晴香(しらいし はるか)さんついては賛否両論の感想が。

この2人は俳優としての活動をメインに行っている方たちなので、アニメらしい演技をする他の声優たちから浮いてしまっているのが、否定的な感想の原因ではないでしょうか。

またアシリパ役の白石さんについては、早口で聞き取りにくいという感想も。

実は私もそう思ったくちで、正直まだ慣れていません。

アシリパは特に説明セリフが多いので、このまま聞き取りづらさが解消されなければ作品として致命的では……?

アニメ『ゴールデンカムイ』からの差別論争

多くの人が注目したせいか、『ゴールデンカムイ』のアニメの放送開始と前後して、なぜかこの作品を例に挙げての差別論争が巻き起こりました。

まずひとつは、アイヌに対する描写について。

原作者がアイヌに関する綿密な取材をしたうえで、ちゃんとアイヌの文化を尊重して描いた作品であることを称える人たちが現れました。

これは確かにその通りではあるのですが、別に少数民族の差別を特に取り扱った話ではないし、原作ファンからしたら的外れな意見に思えたのでしょう。

そしてもうひとつは、男たちがアシリパを子供だから女だからと下に見ることがなく、お色気シーンも描かれないことを称える、フェミニズム的な論調です。

こちらも原作ファンからは否定されました。

アシリパが男たちと対等であるのは、女がそう扱われるべきだからではなく、単なる彼女の強さと美しさによるものです。

キャラクターの魅力を無理やり性差別問題につなげたら、やはりファンはいい気はしませんよね。

アニメ『ゴールデンカムイ』の失敗の原因

まだ第2話なのに失敗とまで言うのは早すぎるかもしれませんが、それでも正直、原作ファンとしてはガッカリの出来といわざるを得ません。

また第3話も観たところ、

「そうじゃないんだ…!」

と言いたくなるような作画や演出の粗が目立ちました。

一体なぜ、『ゴールデンカムイ』のアニメは一定のレベルを保てないのでしょうか。

私が思うに、本当の問題は作画の乱れではありません。

『ゴールデンカムイ』より作画が雑なアニメはいくらでもありますが、それらが必ず叩かれるかというと、そうではありません。

ただ『ゴールデンカムイ』のアニメは、色んなことがちぐはぐなのです。

背景が美しいのはいいけれど、その力をなぜキャラクター描写に回せなかったのか。

ヒグマをCGで描くにしても、もっと違和感なく動かせなかったのか。

そして作画が乱れるのは仕方ないにしても、スピード感やカット割りでフォローできなかったのか。

さらに欲を言うなら、声優も個々の力量よりバランスを重視してほしかった。

意気揚々とコメントしていた難波監督ですが、全体を統率して作品を作る力に欠けていたのではないでしょうか。

Wikipediaを見るに、どうやらあまり経験の豊富な方ではないようです。

さらに、制作スタジオも前回『刻々』で酷評されたジェノスタジオ。

責めるわけではありませんが、監督とスタジオが作品の出来を左右すると考えるのが、やはり妥当に思えます。

アニメ『ゴールデンカムイ』についてのまとめ

放送開始前の期待度を裏切るかのように、ガッカリな回が続くアニメ『ゴールデンカムイ』。

作画崩壊や迫力のないCG、ミスキャストなどもその理由ではありますが、本当の理由はやはり全体としてまとまりが取れていないことではないでしょうか。

巷では『極黒のブリュンヒルデ』、『テラフォーマーズ』と並ぶ“ヤンジャン3大失敗アニメ”として認定されつつあります。

しかしアニメの出来とは裏腹に、原作人気は高まっているようなので、それが何よりでしょう。

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