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イニシエーションラブの映画と原作との違いは?ネタバレも!

更新日

小説・漫画作品をドラマや映画などで実写映像化するものの、

『これはどう考えても無理がある』

という作品もたくさんありますよね。

『進撃の巨人』『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』、そして、2017年公開予定の『鋼の錬金術師』など、

『かなり無理があるだろう…』

と思うものも、数多く実写映像化され、原作ファンとしては非常に複雑…

しかし、筆者だけかもしれませんが、唯一これは無理と言われながらも、実写映像化に大成功した作品があります。

そのタイトルは『イニシエーションラブ』

本記事では、何故、実写映像化が無理と言われたのか。

そもそも、『イニシエーションラブ』がどんなストーリーなのか。

『イニシエーションラブ』の最大のネタバレとは何なのか。

気になるポイントを一つずつ紐解いてご紹介していきます!

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『イニシエーションラブ』のストーリーあらすじ

イニシエーション・ラブ

皆さんは、前田敦子さん・松田翔太さんが主演を務めた映画『イニシエーションラブ』はご覧になられたでしょうか?

筆者自身、『イニシエーションラブ』は、2015年の話題作でもあったので、実際に観てみましたが、観た最初はパニックの連続で、何がなんだか分かりませんでした。

CSチャンネルで先日放送されていた『イニシエーションラブ』を録画し、改めて観て、ようやく全ての謎が分かり、実に面白い作品と改めて気付かされた次第です。

さすがに、筆者のように分からずじまいで放置する方は少ないと思います。

しかし、ちょっとでもぼんやり観ていると、何が何だかわからなくなってしまうほど、『イニシエーションラブ』は、幾重にも張り巡らされたトラップ満載の恋愛ミステリー映画なんです。

おそらく、この映画の原作となる同名小説を手掛けた作家:乾くるみ先生は、ミステリーのつもりで描いたわけではないですし、恋愛小説の延長線上として、書き綴ったわけでもないのだと思います。

『イニシエーションラブ』は、謎を全部解明してから、答え合わせのように観ても実に面白い作品です。

後ほど『イニシエーションラブ』のストーリーあらすじから結末までご紹介していきますが、どんな内容の映画なのか、ざっくり言うと、一見よくある人間の

三角関係

を軸に、どこにでもあるような恋愛の縺れを描いた作品となっています。

ただし、

最後の5分

で、とんでもない衝撃に遭遇してしまい、視聴者としては、少しパニックに陥るようなミステリー作品となっています。

本当にあとで映画を振り返ってみると、実に伏線だらけで、

『必ず騙される』

と宣伝までされているのに、その伏線に気づくことなく、最後まで通り過ぎていき、最後の最後で、とんでもないだまし討ちを受けてしまう…

普通、だまし討ちを受けたら、激怒したくなるものですが、ミステリーとして観る観ないに関わらず、『イニシエーションラブ』は誰もが騙されてしまうような作品です。

正直、ここまで気分爽快なだまし討ちは、観たことがないです。

少し大げさかもしれませんが、過去の映画作品(タイタニックやハリーポッターなどの洋画も含めて)を振り返ってみても、トップ5に入ると言ってもいいかもしれないですね。

『イニシエーションラブ』は、そんな作品ではありますが、筆者がそこまで思うようになったのは、最近、映画を振り返ってみてからです。

そもそもはじめに『イニシエーションラブ』の映画化の話を聞いて、どんな内容なのか原作をちらっと観たときも、こんな作品を実写映像化は無理と思っていました。

そして、初めて映画『イニシエーションラブ』を観た際も意味不明な映画として素通りしてしまいました。

おそらく賛否が真っ二つに分かれてしまう映画なんだと思います。

強引に映画化したものの、結局意味がわからないで終わってしまった、と言うような印象を"当初"は『イニシエーションラブ』に持っていたのです。

しかし、それは大きな誤解であり、これほど映像化して大成功した映画は、そうそうお目に書かれないのではというくらい、

伏線の張り方から視聴者の騙し方まで

細部に、かなりの拘りを持っていることが、あとになって気付かされました。

劇場公開当初から

『あなたはきっと2回観る』

と宣伝はされていましたが、その意味がやっとわかった気がします。

この映画は、真相が分かってからが、本当の見どころなんです。

ぼんやり観ていて、意味不明となりながらも、最後の5分のどんでん返しで判明する答えを確認するために、もう一度繰り返し見ると、

『なんでこんなことに気づかなかったのか?』

と思うほどの伏線(ヒント)が随所に張り巡らされていたのです。

大きなミスリードがあるがゆえに、最初に観たときはその事に気がつかない…

その衝撃は大きく、自分の間抜けさに愛想をつかしてしまうほどのショックを受けるでしょう。

でも、改めてすべての謎がわかると、実にスッキリして心地よくさえ感じます。

それでは、改めてこの映画『イニシエーションラブ』のストーリーを振り返ってみたいと思います。

SideA

友人の誘いで、人数合わせのために駆り出され、仕方なく合コンに参加した鈴木。

その席に、たまたま出席していた、歯科助手の成岡繭子(役:前田敦子)に、一目惚れしてしまいます。

繭子もまんざらではないのか、鈴木がトイレに立ったあと、こっそり

「この後、二次会でカラオケ行くんですけど鈴木さんも来てくれますよね?」

と確認してくるのです。

もう鈴木は舞い上がり、それ以降、どこか繭子のことを意識し始めてしまうのです。

さらに後日、

「合コンメンバーで海に行くことになったが来ないか?」

と友人に誘われます。

8月2日、その海に鈴木も出かけることに…

当然、繭子もその海に来ていて、鈴木に急接近するのです!

どういうわけか数字の話になり、何故か、繭子の方から自宅の電話番号を教えてくれる、という嬉しい誤算も。

そして、8月7日、ついに鈴木が繭子の自宅に電話を掛けて、2人はデートすることに…

当初は、全くオシャレとは無縁の世界にいた鈴木だったのですが、繭子のアドバイスを受け、徐々にオシャレにも目覚めていきます。

そして、交流を深めていきながら、ある食事デートの席で、急に繭子が

「鈴木さんのことをあだ名で呼びたい」

と言い始め、鈴木の下の名前の『夕樹(ゆうき)』の"夕"の字がカタカナの『タ』に似ていることから、

夕樹 ⇒ たき ⇒ たっくん

と呼ぶように命名するのです。

鈴木は、完全に繭子の言いなりとなり、それ以降は常に

たっくん

と呼ばれることなって、さらに愛を深めていくのです。

そして、9月に正式に交際することとなり、親密な中になっていった中、迎えた12月のクリスマスイブのデート…

鈴木と繭子が街中のクリスマスツリー前ではしゃいでいると、別のカップルが

「あのカップル釣り合っていないよね…」

と揶揄し始め、少し気まずい空気が流れてしまいます。

その空気を察した鈴木は、繭子を幸せにするために、

ダイエットして格好いい男に変身する

と誓いを立てるのですが…

SideB

場面は変わって、6月19日、ある静岡の郊外を

ランニングする鈴木

の姿がそこにありました。

鈴木は、繭子との約束のために、ダイエットに励んでいたのです。

車の免許も取り、就職も決まり、繭子との人生を謳歌しようとしていました。

しかし、そんな鈴木に対して、会社から

東京転勤

の辞令が飛んでしまいます。

鈴木は、繭子に頻繁に会いに来ることを約束しながら、遠距離恋愛がスタートします。

そして、鈴木は東京へと転勤していってしまうのです。

最初は、遠距離恋愛も順調ですが、何度も繰り返す東京と静岡の往復に疲れたこともあり、勤務先の

石丸美弥子(役:木村文乃)

に惹かれ始めたことも合わさって、鈴木は、東京では美弥子と、静岡では繭子と、交際を続けてしまうのです。

その一方で、繭子の妊娠が発覚…

鈴木は、悩みながらも繭子に堕ろさせ、自分はまた東京に帰ります。

そんなことを繰り返すうちに、繭子への愛は冷めてしまい、鈴木はいつしか美弥子へと乗り換え、繭子と破局してしまうのですが…

以上が、この映画『イニシエーションラブ』の軸となる二つのストーリーとなっています。

ここでは、あくまでざっくり語っていますので、少しわかりづらい部分もあるかと思います。

ただ要は、

鈴木が二股した

という話と、この時点では理解できるでしょう。

それだけに、

『これのどこがミステリー?』

と言いたくなってしまうと思います。

しかし、『イニシエーションラブ』の話は、ここで終わりではありません。

実は、最後の5分間で、この二つのストーリーが見事にシンクロし、同一人物と思われていた鈴木が、別々に登場してきます。

それまで、二股のドラマと想像し観ていた観客たちが、一気に混乱に陥るわけです。

その部分は、後ほどたっぷり伏線部分を絡めてお話していきますが、まぁ実によく出来た映画だと言えるでしょう。

実際に、『イニシエーションラブ』は、DVDレンタルで観ることが出来ますので、もし気になる方は一度御覧ください。

この後に語るネタバレを観てから、答え合わせのようにして映画を観るも良し、あえてネタバレを読まずに観てみるも良し、それは皆さんの自由で良いと思います。

どのような方法で観たとしても、『イニシエーションラブ』は、何度も繰り返して観たくなる映画であることは間違いありませんので、いろんな意味でおすすめですよ。

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『イニシエーションラブ』の結末ネタバレと原作との違い

何気なくこの『イニシエーションラブ』という作品に触れると、どう見ても、ただの恋愛ものの映画です。

ミステリーでも何でもないと言われそうな映画『イニシエーションラブ』。

先程もお話したとおり、作家・乾くるみ先生の同作小説を原作とした映画ですが、その拘りは非常に強く、この作品を映画化するにあたって、乾くるみ先生からも、

太っている人の起用

を『イニシエーションラブ』映像化の絶対条件として提示しています。

しかしそのことで、『イニシエーションラブ』が映像化しても、違和感なく多くの映画を観た観客を騙すことに成功しました。

では、最後の5分で何が起こったというのか。

まずは映画『イニシエーションラブ』の結末ネタバレから見ていきましょう。

映画『イニシエーションラブ』の結末ネタバレ

繭子と破局し、鈴木は美弥子と正式に交際します。

そして、12月24日クリスマスイブは、美弥子の実家で過ごすことになります。

ただ鈴木は、一方的に別れたはずの繭子のことが気になり、もしかしたら24日の約束もキャンセルになったことを知らずに、

『繭子がずっとホテルで待っているのでは?』

と気になり、繭子の元に駆け寄るのです。

原作『イニシエーションラブ』では、

美弥子が、鈴木の下の名前を言うこと

で、全てが明らかにされていきます。

そのため、美弥子の実家で、クリスマスイブを過ごしている先のストーリーは一切描かれていません。

ただ、映画『イニシエーションラブ』では、さらにシーンが進み、これまで一人だけだったはずの鈴木が、12月24日のクリスマスデートの場所でもう一人と遭遇するのです。

もう一人の鈴木(辰也)は、12月24日の約束がキャンセルされていないと繭子が錯覚しているのでは?と美弥子の自宅から猛スピードでやってきて、もうひとりの鈴木(夕樹)は、普通に繭子とデート…

そして、ラストで

2人の鈴木

がぶつかり合ってしまい、繭子が

「大丈夫ですか?」

と声を掛けた男が、もう一人の鈴木であることに気が付き、全てが大混乱となる中、伏線が振り返られ、そこで初めて

繭子も二股していた

という事実が突きつけられ、繭子の笑顔で映画が幕を閉じるのです。

以上が、映画『イニシエーションラブ』の結末ネタバレです。

正直、鈴木が2人いた、とは誰も気が付かなかったことでしょう。

そのため、この最後の5分でほとんどの方が、大混乱となってしまうのです。

『この作品のトリックは、SideAで主人公が太っていて、SideBにストーリーが変わっていく過程で痩せていくことが描かれていないとダメ…』

と、原作者である・乾くるみ先生が映像化の最低条件を突きつけていたのですが、それ以降、その通りに観客は彼女の手のひらで踊らされてしまうのです。

シーンは、1986年4月25日に鈴木辰也(SideB主人公)と繭子たちが合コンした時代にリフレインします。

そこから、時系列で

SideAとSideBのストーリーがシンクロ

し、約2年間(ただし重なっている部分は1年)を進んでいた事実だったことが明かされ、全ての伏線が明らかになっていくのです。

では、その伏線もネタバレしていきます。

SideAの鈴木辰也は物理専攻でSideBの鈴木夕樹は数学科専攻だった

繭子の自宅で、アインシュタインの『アインシュタインの世界』という書籍が本棚に置いてあったんですが、普通、女の子の部屋にアインシュタインは不釣り合いですよね。

繭子が物理に精通しているのならまだしも、彼女は歯科助手(看護師)でしか無く、物理とは縁もゆかりもない女性です。

では何故、こんな本が彼女の自宅においてあるのか…

きっと夕樹も気になっていて、なんとなく触れたのでしょうね。

その前のシーンで、繭子は『本が好き』という話をしていたので、その延長線でごまかされてしまいました。

しかし今になってみれば、これは『辰也の影響』と理解することができ、なるほどといった話です。

そもそも、辰也は物理学を専攻していた学生だったのです。

それは、美弥子たちと、合コンをした際に出席した女の子が舞台をするために、観覧しに行っていたシーンでも物理学というフレーズが随所で登場していることが分かります。

これは同時に描かれているわけではないので、スルーしやすいのですが、海岸で夕樹達と遊んでいた際には、数学科と言っていたのに、物理学とはおかしな話ですよね。

冷静に見てみれば、この時点で鈴木辰也は物理学を専攻していた人物であり、鈴木夕樹は数学科専攻の人物と

完全なる別人だった

ことが分かるわけです。

まぁ、映画を観て、一発でこのことを見抜ける方は、かなりクールな方と言えるでしょうね。

12月24日のクリスマスデートでのプレゼントが靴だった一件

これも、実に不思議で、

『クリスマスプレゼントに靴をプレゼント(しかもエアジョーダン)するのだろうか?』

と、ふと思ったのですが、これもあとになってみれば、その意味がよく分ります。

1987年2月4日、この日は

辰也の誕生日

で、繭子から誕生日プレゼントとして、この靴が贈られていたのです。

合コンがきっかけで辰也・夕樹の二人と恋をした繭子ならではの話とも言えます。

なによりも、このエアジョーダンを一つのきっかけに、筆者をはじめ観客の誰もが、2人がどういった人物と誤解してしまったわけですから、かなり手の込んだ伏線ですよね。

完全に騙されました。

物語冒頭で繭子がはめていたルビーの指輪は辰也の贈り物

SideAの冒頭シーン(合コンのシーン)の中で、男たちに

「彼氏に貰ったの?」

と、繭子がはめていた

ルビーの指輪

を指摘されていますが、実はその指摘通り、

辰也からのプレゼント

でした。

先程お話したエアジョーダンをプレゼントされたシーンの続きで、7月2日が繭子の誕生日。

7月の誕生石は、ルビーであることを告げながら、繭子が辰也に指輪をおねだりしていましたが、そのことを辰也は覚えていて、当日プレゼントしていたのです。

それをはめて合コンに出席していたというのが真相で、夕樹とのクリスマスデートで、さも指輪を失くしたかのように装っていましたが、実は

破局をきっかけに辰也に突き返していた

のです。

既に突き返していたわけですから、なくて当然ですよね。

繭子が夕樹をたっくんとあだ名で呼んだ理由

正直、この繭子が夕樹を『たっくん』とあだ名で呼びたいと言い出した時、筆者は、

『この娘、大丈夫?』

という印象が突き刺さりました。

確かに"夕"という漢字がカタカナの『タ』に見えると言われれば、その通りなんですが…。

だからといって、そのまま『たっくん』というのもおかしいです。

仮に、夕三とか、夕二などの他の名前だったら、どうするつもりだったのか…

実に違和感を覚えたシーンだったのですが、その背景には、二股を掛けていた辰也のことを『たっくん』と繭子が呼んでいたのです。

間違えて別の名前で呼んでしまい、二股がバレるのを避けようとしていたというのが、大きく絡んでいました。

事実、辰也は、繭子のことを間違えて『美弥子』と間違えてしまい、完全に破局してしまったわけですし、ふと寝言で二股している相手の名前を言ってしまうかもしれない…

そう考えれば、繭子が『たっくん』で彼氏の名前を統一しているのは頷ける話なのです。

8月26日の夕樹とのデートを繭子がキャンセルした理由

8月26日。

繭子が夕樹とデートの約束を体調不良でキャンセルするシーンがあるのですが、実はここも伏線でした。

実は、繭子がデートをキャンセルしたのは、便秘で体調不良を起こしていたからではなく、

当時、辰也との間の子供を妊娠していて、その日に堕ろすこととなった

そのために、デートに行けなくなってしまったのです。

子供を堕ろしたわけですから、体調だって崩れますし、とても夕樹に合わせる顔も無く、デートをキャンセルした繭子の気持ちもわからなくはないですよね。

二股が良いか悪いかは別としても、ちゃんと辰也が繭子を愛し、子供ができたと知らされたときも、結婚を約束して産ませてあげればよかったと思うのですが、それぞれの身勝手な事情が、それを許さなかったのでしょう。

クリスマスデートのホテルのキャンセルが出たのは辰也がキャンセルしたせい

クリスマスデートとして、ホテルを予約しようとした夕樹でしたが、ちょうどキャンセルが出たと言われ、繭子と二人で喜んでいましたよね。

それもそのはず。

実は、この日そのホテルを予約していたのは、

辰也と繭子

だったわけですから、破局を迎えてキャンセルされたのであれば、上手いタイミングで、キャンセルに遭遇するのも納得ですよね。

まぁ繭子にとっては相手の違いはありますが、デートに行く場所は変わっていなかったわけです。

繭子と夕樹の初めてのデートで着ていった繭子の服装は辰也から買ってもらった服

少し話が戻りますが、SideAで夕樹と繭子が、初めてデートするシーンがありましたよね。

このシーンで

繭子が着ていた服

に注目してみます。

その後、もう一人の鈴木辰也とのシーンを見ていただければ分かることですが、実は、辰也が買い物に付き合わされ、プレゼントした服を着て、彼女は夕樹とのデートをしていたわけです。

話の順序が逆に描かれていて、さらに主演の松田翔太さんが、30分過ぎまで登場せずに、さも昔の太った頃の彼と印象づけられていただけに、まさか別人とは思わないでしょう。

ただ、よく考えてみれば、実に奇妙な話ですよね。

もし、ストーリー通りの時間の流れなら、手に入っていないはずの服を着ているのもおかしいです。

冷静に考えれば分かる話ですが、まんまと騙されました…

以上が、映画『イニシエーションラブ』本編のネタバレです。

本当はもう少しネタバレがあるんですが、これ以上はキリがないので、残りは、是非映画を観てみてくださいね。

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映画に出演した亜蘭澄司(あらんすみし)の正体ネタバレ!

最後に一つだけ、本編と別件のネタバレをしておきます。

映画告知ポスターなどでは、

『亜蘭澄司(あらんすみし)』

という、謎のキャスト名が明かされていました。

みなさんもお察しの通り、こんな俳優は存在しておりません。

何を隠そう、この人物こそ、本編で、SideA・SideBそれぞれの鈴木が別人であることを隠すためのカモフラージュだったのです。

それに『アラン・スミシー』という名前を聞いたことがありますか?

実は、この名は、

ハリウッド映画界での隠語

で、何らかの理由でクレジットできなくなった映画監督が使用する架空の偽名なんだそうです。

実際に、映画『ガンファイターの最後』や、『ハートに火をつけてなど』でも見られた話で、ハリウッド通なら誰もが知っている名前なのです。

その名を、今回、『イニシエーションラブ』を撮った堤幸彦監督は、あえて漢字名義に変えて表記させたわけです。

ここもトリックのためとは言え、小憎いシャレの利いた演出ですよね。

ちなみに、この鈴木夕樹を演じた俳優は、予告編はおろか、舞台挨拶などの席にも一切出席しておりません。

CSチャンネルで初めてインタビューに出演されているくらいです。

それが初の表への露出であり、彼自身、出演したことを一切公表できず、完全に影に徹していたのです。

その俳優の名は、森田甘路さん。

森田甘路

森田甘路

実際にインタビュー映像を見てみましたが、彼自身、何かと評判になっている中、外に出ることが一切許されずに、半年間黙っていたことは、じれったくて、もどかしかったそうです。

俳優としてスクリーンに登場しているのに、それを公表できず影に徹しなければいけない…

それも、役を演じるために、わざわざ太って役作りまでして、大変な思いもしているのに、名前が明かされないのは非常に辛い話です。

しかし、これも彼にとっていい経験になったのかもしれませんね。

ちなみに森田さんは、過去にモテキ(森山未來さん演じる主人公の太っていた頃の役)や、TBSドラマ『私結婚できないんじゃなくてしないんです』でも、脇役として出演しています。

ほとんど、名前も知られていない俳優ですが、今後、色んな作品で、表舞台にしっかり出る形で活躍していってほしいと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

一見すると、ただの恋愛映画が、たったラスト5分で、壮大なミステリーへと変貌していきます。

そのために多くの観客が、『イニシエーションラブ』を1度観ただけでは、その世界観が理解できずに、

『あなたはきっと2回観る』

の宣伝文句通り、2回以上繰り返し見たくなってしまうのです。

結局、筆者は全部で4度『イニシエーションラブ』を観てしまいました。

それでも、それぞれの角度から観ているために、飽きることが無い、秀逸な映画として楽しめました。

きっと今後もなかなかめぐり逢えないタイプの映画と言えるでしょう。

まだ『イニシエーションラブ』を観ていない方は、一度DVDをレンタルしてみてください。

『あなたはきっと2回観る』の本当の意味を痛感させられ、良い意味で何度も期待を裏切られると思いますよ!

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