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バター不足の原因には3つの理由!値上げと品薄売切はクリスマス?

更新日

ここ数年、世界的にバターの値段が不安定になっているのをご存知でしょうか?

バターといえば、日本では2008年に深刻な在庫不足となり、店頭からバターの姿が消えたということもありましたね。

さらには昨年、2014年もバター不足に陥りました。

そして2015年もバターが不足することとなり、農林水産省が『バターの緊急輸入を実施する』という発表をしました。

消費者にとって気になるのは、バターの値上がりや、店頭での在庫不足ですよね。

そこで、当記事ではバター不足の原因と、今後の値上がりの可能性などについて調べてみました。

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バターが不足する原因とは?

バター

現在、バター不足が起こっているとのことですが、そもそもなぜバターが不足するような事態に陥ってしまったのでしょうか?

バター不足、とは言いましたが、厳密にいえば"国産バター不足"です。

なんでも推定で7000トンあまりのバターが不足する見込みだとか。

さて、その国産バター不足なのですが、原因には複数の大きな理由があります。

1:国の責任

農林水産省

先ほど、2008年にもバター不足が起きたとお話しましたが、この時の原因は国にありました。

農林水産省が、国産バターが余っているからということで、2007年にバターの減産を指示。

そのせいで国産バターが大幅に減ることとなり、翌年の2008年には深刻なバター不足となってしまいました。

農林水産省はその後もバター需要が減るという予測を立て、国産バターの減産を指示し続けましたが、予想に反し国内のバター需要は減りませんでした。

この減産指示が尾を引き、後のバター不足にも影響を及ぼすことになります。

農林水産省の見通しの甘さが招いたバター不足のはずですが、未だに農林水産省は過ちを認めてはいません。

一度、消費者に対して、

「われわれの予測が間違ってしました」

と潔く頭を下げて欲しいものですね。

2:酪農家の減少

酪農

これもバター不足の大きな原因のひとつになっています。

最近では円安により飼料価格が高騰し、なんと2013年から2014年の間に3倍にまで上昇したそうです。

酪農は、過酷な肉体労働であることと、海外の影響を受けやすいことから後継者不足にも陥っており、高齢の酪農家が次々に廃業していっています。

特に海外の影響として考えられるTPPがどのように転ぶかを不安視する酪農家が多いようです。

これらの原因が重なり、酪農家が大幅に減少。必然的にバターの生産量も減っていくことに繋がりました。

3:乳製品の生産順位

牛乳

これまでの理由は長期的なバター不足の原因は農林水産省の指導によるものでしたが、短期的に不足する要因も存在すると考えられます。

その理由のひとつが乳製品の生産順位です。

基本的に生乳の中で一番高く売れるのは牛乳用の生乳となっています。

そのため、酪農家の方も真っ先に牛乳用として売り出したいと思っているでしょう。

実際に、バターは不足しても牛乳は不足している…とは耳にしませんよね。

そして、次にヨーグルトになります。

その後、余ったものがバターになる、という優先順位がついてしまっているのです。

そのため、ただでさえ先に挙げた、ふたつの理由で生乳の生産量が減少しているのに、バターは価格が安いため優先順位が低い…そうなれば、深刻な国産バター不足に陥るのも当然でしょう。

 

バター不足で価格は今後どうなる?

バターの価格

日常的にも料理で使うことが多いバター。

気になるのは、2015年は、いつ頃からバターが不足するのか、またバターが値上がりするのか?それともしないのか?ですよね。

バターは、クリスマスシーズンになると需要が拡大するらしく、おそらくこの頃にバターが店頭から姿を消し始める恐れがあるのではないでしょうか?

クリスマスが近くなると、クリスマスケーキが店頭にも多く並びます。

このクリスマスケーキの原材料に使われるのがバターですので、年末頃にバターの在庫が不足するのでは?という予測のようです。

また、バター価格の上昇も避けられないでしょう。

現に2015年4月には雪印メグミルクが、バターの値上げを実行しています。

ただ、円安がこれ以上進むということはほぼないと思われるので、大幅な値上がりにはならないのではないでしょうか。

とはいっても、今や全世界でバターが不足している時代。

バターの輸出量が削減されたり、買取競争で敗北するようなことがあれば、世界規模での大幅な値上がりも覚悟しなければならない…かもしれません。

 

さいごに

国産バター不足により在庫不足から価格高騰の危機の恐れまで生じるのは、年末のクリスマスシーズンから年始にかけてになるでしょう。

2014年にも、この時期の不足を予想し、農林水産省は大手メーカーにバターの増産を要請したという過去があります。

しかし、2008年以降長期的なバター不足に陥ったのは、元はといえば農林水産省が原因です。

自らのことを棚に上げておいて

「増産しろ!」

とは、なんとも身勝手な話ですよね。

農林水産省は早急に自らの過ちを認め、謝罪、そしてバター不足打開の案を何としてもひねり出して欲しいと思いました。

日本の行政は酪農家に対する支援をもっと充実させていかなければ、永遠に輸入に頼ることになってしまいます。

ただでさえTPPによって将来を危惧する酪農家が多いのですから、この問題としっかり向き合い解決させていくことが急務といえます。

バターは酪農家だけでなく、家庭に大きく影響するような品目なので、主婦層も行政の取り組みを厳しい目で見ることでしょう。

行政は、バターの緊急輸入などを検討しているようですが、過去の反省と将来を見据えた打開策などの対応も必要です。

2015年は、バター不足を解消することができるのか?

今後の行政の取り組みに注視していきたいと思いました。

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