
プロボクシングWBO世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦。
わずかプロ5戦目で世界チャンピオン!
という日本国内最速の選手が現れました。
その選手の名は、田中恒成(たなかこうせい)。
筆者は失礼ながら、
「そんなに世の中甘くないだろう」
と思いながら、当時試合の様子を見ていましたが、良い意味で予想を大きく裏切り、判定ながらも勝利を手に入れてくれました。
しかも昨年末には、一階級上のWBO世界ライトフライ級王座決定戦で、第1位のモイセス・フエンテス(メキシコ)選手をKOに破っています。
これにより、あの
モンスター・井上尚弥選手(大橋)と並ぶ、日本最速の2階級制覇
を田中恒成選手は成し遂げたのです。
さて、そんな国内最速チャンピオンです。
過去の戦績や出身中学・高校などを含めた田中恒成選手のプロフィールが気になる方もいると思いますので、本記事でも紹介していきたいと思います。
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田中恒成が国内5戦で最速世界チャンピオン!
プロボクシングWBO世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦で、ある奇跡が起こりました。
田中恒成選手が、日本人最速の5戦目で、判定ながらも世界王者の座を奪ったのです。
全くボクシングを知らない人は、プロ5戦目が本当に最速なのかどうか全くイメージできないと思います。
この凄さは、高山勝成選手と比較すれば一目瞭然です。
高山選手は、ボクシングの主要4団体(WBA・WBC・IBF・WBO)の全てのミニマム級で世界王者の座を奪った日本初の人物。
現在も彼以外に4団体全てを制覇した人は現れていないそうです。
そんな高山選手が、WBC世界ミニマム級タイトルマッチで初めて世界王者の座を奪ったのが、プロ16戦目。