
本当に本末転倒な話ですが、これは実際にあることです。
筆者もあるコンビニで、店員が忙しさのあまり、店内を走り回ってしまい、そのために怪我を負わされたために、一人の客として、本部にクレームを入れたことがあります。
その時の言い訳は、『本人に言って聞かせる』の一点張りで、『仕事をたった一人でやらせることがまずいのでは?』というと、経営的な問題で難しいと言い訳するばかり…
実際に他のコンビニチェーン店では、それほど儲かっていないにも関わらず、二人でしっかりシフトに組み込むか、オーナー自らがサポートについて、店内を走り回る事のないようにフォロー態勢を引いています。
もちろんバイトに払う給料は、それほど多くはないでしょう。
ただ、そのコンビニ店では、事前に面接で
『安全にみんなで楽しく働くため』
と説明し、了承してもらっているとのこと。
たとえ売り上げが少ないコンビニ店であっても、やろうと思えばできることなのだと思います。
結局は、筆者が被害にあったコンビニ店は、その努力を怠ってしまい、お客様へのサービスが劣化してしまっているとしか思えません。
おそらく、マクドナルドでも同じような現象が起こっているのだと思います。
いつも苦しむのは末端の人間ばかりで、経営陣達が苦しむことはほとんど聞いたことがありません。
だからこそ、マクドナルドのフランチャイズ一斉撤退という話まで流れてしまうのでしょう。
すでにマクドナルドの末端であるフランチャイズは、悲鳴を上げています。
消費者でも、その事に気づいていて、マクドナルドが倒れるカウントダウンが始まった、と見ている人もいるそうです。
当然、このままでは、とても『スマイル0円』なんてできません。
マクドナルドには、もう少し本来のサービスがどこにあるべきか真剣に考えてほしいですね。
追記
マクドナルドは、2015年度の営業利益は242億円の赤字ということで、これまで以上にない大幅赤字を叩き出してしまいました。
これにより一気に窮地に追い込まれてしまいましたが、131店舗のフランチャイズ店の犠牲もあり、一方で、マクドナルド総選挙などの、お客様参加企画などを打ち出すことで、ようやく黒字へと回復させることができました。
(2016年は50億円の黒字)
しかし、筆者個人の見解としては、まだスタートラインに立ったとは言えません。
形は違えど、失った131店舗分の従業員を増やせるくらいの営業利益を上げてこそ、初めてスタートラインに立ったと言えるのではないかと思うのです。
異物混入事件を引き起こしてしまい、完全に信用を失墜したマクドナルドが、やっとその信頼を取り戻し始めただけに、今後のマクドナルドにさらに期待したいものですね。
まとめ
以前、噂されていたマクドナルドのフランチャイズ店131店舗の閉店の噂。
結局、2016年中には、これが全店舗閉店となり、最悪の状況を招いてしまいました。
しかし、この犠牲のおかげもあったのか、242億円もあった2015年の業績赤字からなんとか脱却し、マクドナルドは2016年末に50億の黒字を達成!
ただし、まだスタートラインに立ったと言うには早く、今後、野菜の価格高騰や高額なロイヤリティ(さらに10年契約)なども加味され、フランチャイズ店が再び圧迫してしまうなんてこともあるかもしれません。
そうならないように、怠慢な経営から脱却し、しっかり信頼を回復させるような経営努力と業績黒字を、今後のマクドナルドに期待したいものですね。
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