
中国では、過去に何度も中国株の大暴落を引き起こしていますよね。
2015年6月に起きた、いわゆる『チャイナショック』。
2016年1月に起きた大暴落。
などなど…。
この場合は、株バブルが崩壊しただけだったのですが、2017年には、ついに中国の不動産バブルが弾けるのではないかと言われています。
というのも、今の中国経済は、いわゆるリーマンショックを引き起こしたサブプライムローン問題で揺れたアメリカと全く同じパターンにあるからです。
再び中国のバブルが弾けるとなると、日本にはどのような影響があるのでしょう?
今回は、中国株に関するこれまでの動きをまとめ、日本に起こりうる悪影響について解説していきます!
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2015年6月の中国株大暴落『チャイナショック』とは?
まずは、これまでの中国株の大暴落についてまとめてみます。
1つ目は、2015年6月に起きた中国株の大暴落『チャイナショック』についてです。
この『チャイナショック』こそが、2017年に中国の不動産バブルが弾ける原因に繋がると言われています。
この時は、株バブルが崩壊したことで、わずか1か月で上海証券取引所のA株は株式時価総額の3分の1を失うという事態に陥ったのです。
では、なぜ株バブルが崩壊したのでしょう?
きっかけは、暴落に至るまでに個人投資家たちは巨額の株式投資を行い、株バブルを膨らませ続けたことにあったようです。
その背景としては、中国の国営メディアが一般の投資家たちを煽り立て、ハイリスクな信用買いに向かわせていたとのこと。
「土地を買おう!」
「株を買おう!」
と言っていたわけですね。
これによって投資が加速しましたが、ここで問題が起きてしまいます。