
2015年7月期に、フジテレビ系で放送された北川景子主演のドラマ『探偵の探偵』。
同名の推理小説シリーズを原作に、”探偵を探偵する”という新鮮なストーリーが話題を呼びました。
今回はそのドラマ『探偵の探偵』最終回までのストーリーと結末をご紹介。ネタバレありなので注意して下さい!
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ドラマ『探偵の探偵』の最終回ネタバレ!死神と呼ばれた犯人は…

ドラマ『探偵の探偵』は2015年9月に放送を終え、これまでの謎が明らかとされました。
15歳で両親に捨てられ、暴行も受け、心が荒んでいった市村凛(門脇麦)が、ドラマ『探偵の探偵』の黒幕だったのです。
自身が関わった相手の命を奪う方法として、
筋弛緩剤を打つ
という手法であったことも『探偵の探偵』第10話で、ほぼわかりました。

ドラマ『探偵の探偵』第9話・第10話は、複雑化したドラマの設定・演出を、全て明らかにしていくようにかなり明快に、わかりやすく描かれていましたよね。
今回は一部の事件においても、原作とは異なり、ことごとく筋弛緩剤が登場してきたわけです。
それは『探偵の探偵』最終回で、
市村凛が筋弛緩剤を用いて、紗崎玲奈の命を奪うことを暗示させるメッセージだった
と考えれば、「なぜあえて筋弛緩剤を用いていたのか?」という謎も、理解できます。

また、筋弛緩剤を犯行に用いることで、市村凛の狂気の性格を過剰に演出し、さらに
ただの犯人ではなく、これまでの事件の黒幕であることを強調
しようとしていたのだとすれば、筋弛緩剤にこだわっていたことが納得できます。