
きっと二人にしかわからない何かが、確実にそこにあったのだと思います。
それは通常には理解できないものだったのでしょう。
それにしても、妻と離婚し、資産である22億の大半が横領されたのです。
これには失意のどん底かと思いきや、ポジティブにすぐ切り替えて、明日を歩んでいる新庄剛志さん。
ほんとにメンタルが強く『持っている人』なのかもしれません。
普通、ガタガタと音を立てて崩落し、人生どん底に陥っておかしくないはずです。
なのに、決してそんなことにはならず、それどころか、どんな窮地に陥ろうとも這い上がるメンタリティーを見せつける…。
しかも、最後は自由人を貫きながらも、決して自分本位だけではなく、相手のことも考え、優しさ・男気を持って行動しているようにも見えました。
とくに強く感じたのは、新庄剛志さんが引退を決めた2006年シーズンの話。
開幕直後に新庄剛志さんは、このシーズンを最後に現役引退を表明しました。
新庄剛志を観たいがために、球場に足を運ぶお客さんで満員になること
を一つの契機として、選手たちを発奮させたいと考えていたエピソードには、胸を打たれました。
わざわざ開幕直後に引退を表明し、球場満員のお客様を背に、とくに若い選手たちに、
「おい、満員だぞ!ここで活躍してみ。そしたらニュースにも取り上げられスーパースターになるぞ!」
と発破をかけていたそうです。

当時、日ハムの試合で満員になることは、あまりありませんでした。
選手もそういった経験にも慣れていないのか、モチベーションの上がり方も違っていたみたいです。
また、舞台慣れしておらず、本当はもっと実力のある選手でも、思った以上の力を発揮できなかった問題も起こっていたのだとか…。
そんな光景を見た新庄剛志さんの男気で、気がついたら、若手選手を中心に実力以上の力を発揮し、2006年リーグ優勝!
日ハムの影の立役者は、間違いなく新庄剛志さんです。
そういったエピソードを無数に持っている人だからこそ、スーパースターなのでしょう。
そんな新庄剛志さんは、今後もレジェンドとしてのエピソードを、次々打ち立ててくれるのではないでしょうか。
今後どのようなエピソードが飛び出て世間を賑わせてくれるのか、新庄剛志さんの動向にも注目していきたいものですね。
まとめ

プロ野球界の記憶に残る選手として名を馳せた新庄剛志さんは、根っからの自由人です。
プロ引退後は、元妻の大河内志保さんと離婚してまで、バリ島に移り住みました。
そして、モトクロスなどやりたいことをやりながら、第2の人生を過ごしているようです。
新庄剛志さんは、『その日が楽しければそれでいい』と、やりたいことをとことん追求するポジティブな人です。
しかし、その裏側には、22億円の横領事件など、災難にも見舞われています。
今回の調査で、波乱万丈な人生を歩んでいることが改めてわかりました。
ただ色々しくじりながらも
ポジティブに捉えて前を向けば
必ず風向きが変わることを、新庄剛志さんは証明してくれています。
だからこそスーパースターなのかもしれませんね。