
2015年11月1日に、AKB48卒業を発表した内山奈月。
内山奈月がこのタイミングでAKB48を卒業するのは、どういう理由からなのでしょうか?

AKB48卒業を発表した時に内山奈月さんは、
AKB48に在籍することが、自分の将来やりたいことへの近道になるとは限らないため、悩んだすえに卒業を決めた
とコメントしています。
この内山奈月さんのコメントは、実に意味深な言葉ですよね。

内山奈月、AKB48時代は総選挙39位と大健闘
卒業後もソロで活躍していきたいと考えているメンバーであれば、AKB48の中で完全に埋もれていない限り、このようなコメントを発するとは思えません。
内山奈月は、第6回選抜総選挙で初めて63位にランクインすると、第7回では39位と大幅にランクアップ。
次世代のAKB48中心メンバーとして、ファンからも高い支持を受けていたメンバーです。

そんな内山奈月が、ソロとして、アイドル・タレント・女優などの道に目指すことを考えていたと仮定しましょう。
その場合は、指原莉乃がHKT48としてその知名度を利用し、芸能界で活躍しているように、
AKB48というブランドを使って、その知名度を利用
していて良いはずです。

しかしそれが、
やりたいことへの近道にならない可能性がある
というのですから、内山奈月はおそらく、
「芸能活動とは異なる道を目指そうと考えているのでは?」と思います。
実は内山奈月は、慶應義塾大学2年生で、日本国憲法の条文を暗記しているすごい暗記力の持ち主。

もしかしたら内山奈月としては、まずは学業に専念し、慶應義塾大を卒業したいと考えているのかもしれません。
そしてその先には、法律家か、あるいは政治ジャーナリストの道がある可能性もありますね。
内山奈月が著書『憲法主義』を出版!
実際に内山奈月は、九州大学法学部教授の憲法学者である南野森(みなみのしげる)教授とコラボして、憲法本『憲法主義』を共同出版しています。
しかもその憲法本は、Amazonの売り上げランキング1位を獲得。

ちなみにこの『憲法主義』という本は、
もしアイドルが本気で日本国憲法を勉強したらどうなるのか?
というコンセプトをベースに、今まで日本国憲法に全く関わりを持たなかった人にも分かりやすいように、憲法について解説している本。
その本や、出版元であるPHPの公式サイトにある宣伝動画などを見てもらうと分かりますが、内山奈月は南野森先生をも感心させるほどの吸収力を持っている、頭の良い女性なんですね。

純粋に今後の努力次第では、内山奈月が法律家・政治ジャーナリストとして活躍できる可能性もあるでしょう。
ただし法律家となっていくには、内山奈月がアイドルのままだと、
『真剣に法律を学んでいるのか?』
という見方をされてしまうところなのでしょう。
ですので、内山奈月が早めにアイドルから離れたほうが良い、と考えるのも理解できます。
というわけで、もし内山奈月がその道に進んでいきたいと考えているのであれば、AKB48を卒業する理由として十分に理解できます。
また、卒業発表した時に発した内山奈月のコメントの意味も理解できます。
内山奈月卒業公演、DMM手書きコメントhttps://t.co/FMNUxfSVf6 pic.twitter.com/fQglFgaC1a
— さやりん (@kazuyukirin0715) 2016年1月31日
ただしここまでは、あくまで推測です。
実際に内山奈月が、具体的にどういった理由で卒業するのか分かっていません。
しかし、少なくとも彼女が真剣に悩みぬいて卒業発表をしたことだけは事実です。