
では、実際のところ、おみくじはいつまで効果があるのか、その期間はいつからいつまでなのか
きっとみなさんの中には、その一年間を通じて効果がもたらされると勘違いされている人がいるかと思います。
まぁ、大まかにいえば、決して間違いというわけではありません。
しかし、運勢が日々変わるように、おみくじだって、次に引いたら前のものの効果はなくなるのは当たり前の話です。
つまり、端的に言うと、次におみくじを引くときまで効果は持続すると考えてOK。
ということは、大凶を引いたとしても次またおみくじを引いて大吉が出れば問題ないと考えられがちですが、それも大きな勘違い…
先程もお話ししたように、あくまでおみくじというのは神のお告げ(指針・アドバイスの提示)に過ぎません。
そのアドバイスを無視して次のアドバイスを求めるのは、神様に対して失礼極まりない行為とみなされます。
なので、まずは、おみくじで、指摘されたことを素直に聞いて、行動に移す。
その上で、しばらく日数を置いて、再びおみくじを引くのが最低限のマナーです。
とはいえ、明確な決まりがあるわけではないので、だいたい1週間から1ヶ月をめどに、おみくじを引き直すのが良いのではないかと思いますよ。
もちろん神様からのアドバイス通り、大凶だったとしても、しっかりアドバイスを聞いて、1年用心しながら過ごすのもOK。
要は、本人の気持ち次第というわけですね。
まぁ、仮に大吉が出たからと言って、いきなりギャンブル運が向上し、臨時収入に恵まれるといったことにはなりません。
偶然にも、それらの事象が重なることはあるかもしれませんが、あくまで偶然重なっただけの話で、大吉を引いたことと因果関係はありません。
何度も言いますが、あくまでおみくじは神のお告げであり、指針を示されているにすぎないので、その辺の誤解だけはしないでください。
その上で、凶や大凶が出てしまった時に、どこまで指針に基づいて行動していくのか考えながら一年を過ごしてください。
また、後日運気を変えるためにもう一度占いたいと考えたのであれば、その時が効果の切れ目と考え、再び参拝しておみくじを引きましょう。
一方、大吉を引いた人は、より気持を引き締め、神様からのメッセージをしっかり聞いて、一年を過ごしてください。
何度も繰り返して言いますが、おみくじは神様からの大切な指針であり、あなたに対するメッセージです。
そのことを必ず肝に銘じて、一年を過ごす参考としてみてくださいね。
長い人生、運命を変える分岐点に差し掛かることがいくつも出てきます。
その時におみくじで得た指針が一つの参考となり、みなさんにとって、幸せに導くきっかけとなることを、心から願うばかりです。
まとめ
初詣のおみくじは、神様のお告げとして、一年の指針を指し示す道標的な意味合いを持つ神聖なクジであることが、今回改めて分かりました。
神からのアドバイスである以上、それを聞くも聞かないも、みなさんの自由です。
ただ、いずれにしても占いとは意味合いが違うことだけは事実。
その為、この結果に一喜一憂しすぎてしまい、人生を狂わせてしまわないようにくれぐれも気をつけてください。
そして、おみくじを引くなら、その意味をしっかり把握し、マナーを守りながら指針に従い行動を起こしてみましょう。
そのことが、一つのきっかけとなり、みなさんに幸せが訪れていくことを心から願っています。