
なお、このテレビ出演ランキングは、
1月~11月の各タレント(出演者)のテレビ番組本数を調査したランキング
集計対象となる番組は、
キー局(NHK総合、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)
を対象としています。
つまり東京で放送されたテレビ出演を基準に調査されているのです。
ナレーションとしての出演や、再放送番組は全て対象外とされています。
純粋にリアルな出演本数が、このテレビ出演ランキングで伺うことができるわけです。
ちなみにグループに所属しているメンバーに関しては、
グループでの出演と個人出演を合算
して集計しているそうです。
ということは、AKB48グループ(乃木坂46・欅坂46も含めて…)や、ジャニーズアイドルグループなどは、
音楽番組などでも1カウントされるので優位
ということになりそうですね。
さて、このようなルールで集計されたテレビ出演ランキングです。
正直なところ、視聴者が、そこまで意識してテレビ出演ランキングを見る必要はないのかもしれません。
また、このテレビ出演ランキングをどこまで参考にしてキャスト選びをしているのかは、その番組によって異なるでしょう。
ただ、視聴者としては、誰に対して需要があるのか見ながら、別の角度で番組を楽しむスパイスになりますね。
テレビ出演ランキング2016トップ10一覧は誰?
さて、テレビ出演ランキングについて触れたところで、肝心の2016年のランキングを見ていきたいと思います。
まずは、こちらがテレビ出演ランキング2016トップ10一覧です。
テレビ出演ランキング2016TOP10一覧
1位:国分太一さん(TOKIO)
2位:設楽統さん(バナナマン)
3位:澤部佑さん(ハライチ)
4位:坂上忍さん
5位:近藤春菜さん(ハリセンボン)
6位:羽鳥慎一さん(フリーアナ)
7位:加藤浩次さん(極楽とんぼ)
8位:小島瑠璃子さん
9位:上田晋也さん(くりぃむしちゅー)
10位:大久保佳代子さん(オアシズ)
以上が、テレビ出演ランキング2016トップ10一覧です。
やはり予想通りというべきか、
帯番組を持っている出演者
は非常に強いですよね。
とくに国分太一さんは、『ビビット』に加えて『国分太一のおさんぽジャパン』も帯です。
他がそれほど多くなくとも、出演数で1位になれるのは、ごく自然の流れなのかもしれません。
2位にランクインしている設楽統さん、4位にランクインしている坂上忍さんも帯番組のレギュラーを持っている人たちです。
ですから、上位にランクインするのは当然と言えるでしょう。
それよりも特筆したい人が、3位に入っている澤部佑さんです。
一時期、彼も情報番組のコメンテーターとして『あさチャン!(TBS)』に出演していたことはありましたが、既に降板しています。
そもそも、澤部佑さんの出演は帯ではなく週一の出演なので、いずれにしてもランキングに大きな影響はありません。
帯番組を持つタレントと比較して、圧倒的不利な状況なのです。
それでも3位にランクインしているのは、澤部佑さん自身が周囲から高く評価されている証と言っても良いでしょう。
では、なぜそこまで澤部佑さんが評価されているのかというと、そこにはある2つの明確な理由が存在していたようです。
まずひとつ目は、
ボケ・ツッコミ両輪においてアドリブを利かせられる
という点。
元々『ハライチ』としては、澤部佑さんは相方である岩井勇気さんのボケに対して、ノリツッコミを繰り返していくスタイルを取っています。
ただ、澤部佑さんは共演者のボケを拾ってツッコむだけでなく、先輩芸人たちの無茶振りに対しても、ちゃんとボケで返してくれるのです。
そういった器用さと、『笑っていいとも!』のレギュラー時代に鍛えられた度胸の良さが、
明石家さんまさんなどの大御所芸人から高く支持され
制作サイドからも需要が高いと言われているそうです。
もう一つは、
澤部佑さん自身のルックスと愛嬌の良さ
という点。
失礼な言い方になりますが、澤部佑さんは決して爽やかイケメン俳優のような、二枚目路線のルックスの持ち主ではありません。
坊主頭で、ずんぐりむっくりな完全なる三枚目路線と言った感じです。
そのルックスが、澤部佑さんの本来の持つ愛嬌の良さをより引き立たせているらしく、女性共演者からも意外と親しみを感じられると好評。
あくまで、澤部佑さんは友人と言うような感覚で、親しみがある印象が強いのだと思います。
そこがまた、
「変に緊張することなく、気軽に接することができる」
と、支持を得られているのだと思いますよ。
どんな風にいじっても変な顔することなく、
明るく応じてくれる順応性と人柄の良さ
が、澤部佑さんがバラエティ番組だけでなく、ドラマなどでも起用されている大きな要因なのでしょうね。
さて、話をまたテレビ出演ランキング2016に戻しますが、5位以下も帯番組や番組MCとして起用されているタレントが中心となっています。