
その中で、10位の大久保佳代子さんは、MCではなくコメンテーターやパネリストとしてテレビ出演していることが多いです。
これは、大久保佳代子さんが歯に衣着せぬ物言いのキャラクターであるということが、一つの要因となっているのではないでしょうか。
3位の澤部佑さん同様、
帯番組を持っていなくてもタレントとしての魅力があれば、十分制作サイドからの需要を得られる
ということが、改めてわかったような気がします。
2017年は、ブルゾンちえみさんや、アキラ100%さんなど、今ブレイクしているタレントたちが、ランキングに波乱を起こしてくれることを期待したいですね。
テレビ出演ランキング2016で圏外に落ちたタレント
帯番組を抱え、テレビ出演ランキング2016で上位にランクインしたタレントがいます。
その一方、過去にトップ10にランクインしたにもかかわらず、2016年のテレビ出演ランキングでは圏外に落ちてしまったタレントも何名かいます。
例えば、テリー伊藤さんは、朝の情報番組『スッキリ』の降板が大きな痛手となり、トップ10どころか20位以内にも入っていませんでした。
『タカトシ』の二人も一時期多数のレギュラーを抱えていた頃と比較すると、ランキング圏外に留まっています。
さらに2016年は、先程お話したとおり、ほとんどがMCとして活躍しているタレントたちが中心なのです。
2015年にトップ10にランクインしていた春日俊彰さん(オードリー)、博多華丸・大吉の二人が
トップ10から陥落
していることにも注目したいです。
彼らのように、色んな番組で出演している人たちであっても、他のタレントたちに需要度で負けています。
それだけ、多様性を求められていることの表れではないかと思います。
現時点で、知名度も高く実績のあるタレントは別として、これからタレントとしてブレイクを考えているのであれば、
様々な需要に応えられるマルチ性が求められていく
ということなのかもしれませんね。
そのあたりからみて、ドラマ『人は見た目が100パーセント』に出演のブルゾンちえみさんは、今後もブレイクし続けていくかもしれませんね。
ぜひ、彼女のようなマルチ性を持ったタレントが、出演者ランキングの上位を脅かす存在として加わってほしいものです。
そしてテレビ離れが進んでいくこの現状を打破して、大いに盛り上げていって欲しいと期待しています。
まとめ
『テレビ出演ランキング』は、単純に人気だけでは推し量ることのできない、タレントが持つ需要度を示したランキングです。
このランキングで上位にいる人ほど、MCやアドリブでの応答など、様々な需要に応えるスキルを持っているタレントである可能性が高いのです。
もちろん、このランキングが全てではありません。
しかし少なくとも、テレビ出演ランキング2016の上位にいるタレントが、報道番組のMCを務めていること考えると、
多様性が求められている
ことは、一つの事実ではないでしょうか。
ぜひ、みなさんもテレビ出演者ランキングを見ながら、時代の風潮を感じてみてください。