
その新しい名前というのが、先ほど触れた…
『日本のこころ』
そして、参議院では自民党と統一会派を組むこととなり、会派名は
『自由民主党・こころ』
となり、『日本のこころ』は与党になったのです。
『日本のこころ』に改名した理由
『日本のこころ』は、『次世代の党』から『日本のこころを大切にする党』へ改名した当時、ネット上では、
「これはさらに浸透しなくなりそう」
「何が伝えたいのかさっぱりわからない」
「覚えやすくて党名が短いほうが、選挙の時にも書きやすいのに、全く逆の方向へ向かっている」
と、批判が噴出していました。
やはり、筆者も感じたように、
「党名が長い」
ということが、1番の批判ポイントになっていたようです。
党名が変われば名前が浸透するかと言われれば、そうではないのです。
『生活の党と山本太郎となかまたち』は、名前こそインパクトがありますが、所属している議員の評判の悪さもあって、世間からの支持は得られていませんし、あまり認知もされていません。
それに、昨今は
『解党しては結党』
という、政党の乱立状態が起きている状態です。
そんな状態の中で、政党の名前を変えずにいれば、新たに誕生しては消えていく政党に比べれば、認知度も広まるはずなのです。
それなのに、わざわざ長ったらしい名前にしてしまったことが、批判を浴びてしまったのでしょう。
ある意味では、その批判も注目される理由にはなったので、炎上商法的な意味合いでは成功したのかもしれませんが…。
そういった状況を見てか、先ほども触れたように、『日本のこころを大切にする党』は、
『日本のこころ』
に、たった1年3か月ほどの期間で改名したわけです。
では、なぜ『日本のこころを大切にする党』から、『日本のこころ』という名前に変更したのでしょう?
その理由としては、やはり、批判されていた部分の
『名前が長すぎた』
というところにあるようです。
『日本のこころ』は、この名前が長すぎた結果が参議院選挙での大敗に繋がり、有権者からの認知度も低かった原因としたのです。
はじめから、わかりそうなものですが、なぜ『日本のこころ』はわざわざ長い名前をつけてしまったのか…。
もはや失ったものが大きすぎて、いまさら気づいても遅いのでは?
そう突っ込みたくなってしまいましたね。
まとめ
『日本のこころを大切にする党』は、あまりにも名前が長すぎたということから、
『日本のこころ』
という政党名に変更。
しかも、『日本のこころを大切にする党』という名前に改名してから、わずか1年後のことでした。
もともと『日本のこころを大切にする党』への改名当初から言われていた、名前の長さ…。
それを今頃になって自覚し、改名に至ったのだと思われます。
しかし、時すでに遅しといった印象もありますよね。
結局、『日本のこころを大切にする党』への改名を巡って党員を失っているわけですから…。
筆者としては、かつての『次世代の党』のままでもよかったのでは?と感じてしまう次第です。