沈まぬ太陽の原作モデルは日航機事故…ドラマストーリーネタバレも

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これまでのことも、カラチで知られていたためか、駐在員からは白い目で見られ、家族もカラチに移り住むも、生活環境に馴染めず困惑…。

その頃、行天は労働組合や恩地と決別して出世コースを歩んでいき、ロサンゼルス支店への栄転が決まります。

まさに、天国と地獄という格差がついてしまった恩地と行天ですが、その格差はさらに広がっていくことに…。

なんと『2年で帰す』という約束も反故にされ、恩地は2年後にイラン(テヘラン)へと再び左遷されてしまうのです。

約束を反故にされ、憤慨しつつも、渋々テヘラン支店へ赴任した恩地。

しかし、テヘラン支店長・島津(役:永島敏行さん)からは信頼されるようになり、カラチよりは居心地は良さそう…。

そんな中、日本から恩地に思わぬ訃報(母の訃報)が舞い込み、急いで帰国の途に就く恩地…。

一方、行天も堂本常務と八馬の指示の下、労働組合を潰すための極秘任務に当たるために、日本に緊急帰国します。

結果として、堂本・八馬・行天の行動によって、労働組合の沢泉たちまでも不当人事が課せられ、憔悴していきます。

また、恩地に対しても、アフリカ行きが命じられてしまいます。

とはいえ、恩地には

『労働組合との完全決別を誓えば日本に帰してもらえる』

という話もあったのですが、恩地はそれを蹴ってアフリカ行きを決意!!

労働組合の面々も、不当人事を課せられながら、その不遇に耐え、労働組合存続へと一致団結していくのです。

労働組合の面々が疲弊する中、恩地の家族も困惑を隠せない厳しい状況が続いていくわけです。

 

そんな中、ある事故をきっかけに事態は一変していきます。

なんと、国民航空の旅客機が、日本国内で重大な事故を起こしてしまうのです。

それは、アフリカにいる恩地までもが安否確認に奔走するくらい、とんでもなく大きな事故でした。

しかも、その事故の原因が人為的ミスによるもので、恩地がかねてから懸念していた労働環境の悪さが招いたものだったのです。

○注意

現実の日航機事故では、事故原因は結局特定されていません。

  • 製造、または設計時期からの尾翼部分の構造的な欠陥
  • ずさんな修理で圧力隔壁が破壊された

などの説がありますが、人為的ミス説は、ほぼ否定されています。

それでも、堂本・八馬・行天たちは、一切その責任を取らずに、遂に恩地も怒りが爆発!!

その頃、この航空機事故の問題は、国会で取り上げられる事態へと発展していきます。

完全に収集がつかなくなってしまい、信頼を失墜してしまった国民航空…。

そんな国民航空を見かねてか、当時の総理大臣・利根川総理(役:平幹二朗さん)と、その影の参謀・龍崎一清(役:橋爪功さん)は、

信頼を失墜させた国民航空の建て直しのため、関西紡績会長の国見正之(役:長塚京三さん)をトップに就任させます。

国見は、事故の遺族たちの世話係として帰国していた恩地を呼び寄せ、信頼回復のために改革を図っていきます。

その最中、次々と旧経営陣たちの不正が暴かれてしまうのです。

それは、収賄容疑などを含め、国をも揺るがす、とんでもない不正だったのです。

当然、旧経営陣・労働組合側は国見の態度を快く思いません。

行天も次から次への変わり身のはやさで、一度退社に追い込まれながらも常務取締役に就任!!

そして、この不正に一部加担していたのか、利根川総理や龍崎の罠に嵌められ、国見を辞任に追い込みます。

さらに、このことをきっかけに、遺族のお世話係に戻されると思っていた恩地は、行天の命を受け、再びアフリカ・ナイロビへ左遷。

旧経営陣・労働組合側の勝利となり、バッドエンドで幕が閉じられるかと思いきや…。

  • 堂本は、国内での大事故の責任を取り辞職。
  • 行天も自身の横領が発覚し、逮捕されてしまう。

など、旧経営陣も破滅に追い込まれてしまうのです。

そして、ラストは、恩地が機内で、いつまでも沈まぬ太陽を見つめるシーンで幕を閉じます。

 

後半部分は、本当にざっくりしすぎているかもしれませんが、以上が『沈まぬ太陽』WOWOWドラマ版のストーリーとなっています。

一つのネタバレとして、出世欲にまみれた行天たちが、裏金づくり(横領)を計画します。

その指示を受けていた細井(温水洋一)を最終的に命を捨てるまでに追い込み、証拠隠滅に図ろうとしていたことも明らかにされていきます。

事情を知らない恩地の子供たちからは、

「なぜ一緒に日本に帰れないの?」

「父さんは悪いことをしているの?」

という言葉を投げかけられてしまいます。

しかし、本当に悪いことをしていたのは、紛れもなく堂本や行天・八馬たちのほうですよね。

さらに、このドラマ『沈まぬ太陽』では、彼らだけでなく、悪にまみれたとんでもないキャラクター。

そこと接点を持つホステス役として佐々木希さんも登場します。

実に豪華なキャストが揃った作品でもありましたね。

 

まとめ

日航機墜落事故を一つのモデルとして書かれた、故・山崎豊子さんの小説『沈まぬ太陽』。

WOWOWの25周年記念作品として、2016年春に、連続ドラマW枠で放送されました。

あくまで、この『沈まぬ太陽』は、フィクションとして作られています。

しかし当時、日本航空の社員だった小倉寛太郎氏の経歴が、主人公・恩地元の経歴と同じであることからもわかる通り、

御巣鷹山での日航機墜落事故

の裏に隠れた企業の闇が描かれた作品と見ていいでしょう。

今でも忘れることができない、日航機墜落事故。

その裏側で何が起こり、また恩地元が受けるとんでもない不遇とは何だったのか。

その全貌をまだ観ていない人は、ぜひDVDで一度見てみてくださいね!

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