
皆さんは『すあま』というお菓子の名前を聞いたことがありますか?
一見、かまぼこのようにも見える『すあま』。
関東の人々は、『すあま』について一度や二度、耳にしたことがあるのではないでしょうか。
実は、関西の人々は『すあま』について全く知らないんだとか。
ではなぜ関東と関西で『すあま』の知名度に違いがあるのでしょうか?
そこで本記事では、『すあま』というお菓子についてやその味、似ていると言われている『ういろう』や『すはま』などとの違いについて探っていきます。
関西で知名度が全くない『すあま』
『すあま』というお菓子について知識があるという人は、関東に住んでいる人が多いのではないでしょうか。
関東では『すあま』を普通に見かけますし、お茶菓子として出てきますよね。

そんな関東では知名度がある『すあま』ですが、関西では全く知名度がないんです!
というのも、関西の人が『すあま』の写真を見たときに、『どう見てもかまぼこだ!』と発言したことを機に、関西の人々の間で『すあま』が話題に。
確かにそう言われてみると、『すあま』とかまぼこってそっくりな見た目をしていますね。
すあま?うん、知識としては知ってるけど、食べたことないし、関西じゃお目にかかったことすらない。かまぼこみたいなん、て言い方するw
— 燦々 (@sansanx) June 17, 2018
『すあま』とはどんなお菓子?その由来は?
さて、続いては『すあま』とはどんなお菓子なのか探っていきましょう。
一般的に『すあま』とひらがなで称されることの多い『すあま』ですが、漢字で『素甘』とも書きます。
『すあま』は江戸時代末期に関東で流行。
その名残で現代でも関東ではよく見かけることができるのでしょう。
( ̄~; ̄)~💕
すあま(寿甘、素甘)
地域限定?の和菓子なのを
知らずに育ちました💦餅菓子の一種
縁起を担ぎ「寿甘」という字をあてたり
紅白のすあまを詰め合わせて
祝い事の席で配る習慣もある江戸時代に木場で誕生
上新粉を湯でこねて蒸し
砂糖を加えて熱いうちにつきあげて作る#ナエ pic.twitter.com/Gv2PPocnA9— 花:🌷🌸🌹🌼🌺🌻 (@lilacblueblue) February 8, 2018