メガバンク最終決戦の原作ネタバレとドラマのストーリー結末!

ドラマ

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椎名桔平

買収計画を企てるファンドや、陰謀を企てる官僚たちから、ただ銀行を守るためだけの戦いだったのです。

しかも、彼らが戦っている最中に、一つ間違えば日本経済の破綻すらあり得る状況が発生…。

そんなとんでもない設定が、『メガバンク最終決戦』の根幹にあるドラマ設定となっているのです。

『メガバンク最終決戦』のドラマ視聴後は、爽快感が得られるのかもしれません。

しかし、いろんな意味でハラハラドキドキさせられる奇抜なドラマと言っても良いのかもしれません。

 

さらにドラマ『メガバンク最終決戦』の内容とは別に、原作小説の中からも、ネタバレを少しお話しておきます。

そもそも、なぜ日本経済が墜落しそうになるほど、国債が暴落していったのか。

その背景には、この『メガバンク最終決戦』の舞台にもなっている

『東西帝都EFG銀行(TEFG)』

の頭取が大きく関与していました。

実はこの頭取、元の『帝都銀行』に名実共に戻るために、国(金融庁と財務省)の無理難題を受け入れていたのです。

『メガバンク』というのは、みなさんも知っている通り、いくつかの銀行が合併を繰り返して、非常に大きな銀行となりました。

この東西帝都EFG銀行(TEFG)も、いくつかの銀行が合併してできている銀行です。

その銀行とは、

  • 帝都銀行
  • 東西銀行
  • EFG銀行

の3つの銀行…。

当然、合併して一つになったと言っても、内部では軋轢などがあり、パワーバランスを保つことも困難な状況にあるようです。

そんな中、帝都銀行時代の頭取が、名前まで帝都に戻そうと動き始めていったというのですから、他の銀行職員たちは、たまったものではありません。

そして、何を血迷ったのか、この頭取は、

帝都銀行の名前を取り戻す

よう便宜を図ってもらうために、

金融庁・財務省に、はたらきかけて、ある条件を飲むのです。

その条件とは、

超長期国債(四十年債)を五兆円購入

することでした。

ちなみに超長期国債とは、

国が発行する債券のこと

(一般の投資家からまとまった資金を調達するために発行した券、国債の場合は投資家=国民と位置づけられています)

を指し、その期限が10年を超えるものを言います。

もっと平たく言えば、

国民が背負うべき5兆円分の借金を10年以上にわたって、メガバンクが背負う

ということを条件としたというわけ。

まぁ、金融庁や財務省は、国民の反感を受けなければ、どこからお金をもらっても、問題ないと考えているわけです。

最悪、銀行が潰れたとしても、1000万円以上は補填する必要もありません。

そのため、金融庁や財務省は、軽く考えているのだと思いますが、常識で考えると、これはありえない話です。

銀行には、多くの人たちの大切なお金が預けられていますよね。

その大切なお金(財産)を預かり運用しながら資金を増やし、人々の財産を守っていくのが銀行の役目です。

それなのに、1000万円以上は、たとえ銀行が潰れても払わなくていいからといって、5兆円分の借金を銀行が担保するなんて…。

ある意味、1000万円以上預けている人に、強制的に借金の肩代わりをさせていることになります。

そして、銀行を潰してしまうリスクを背負わせることをも意味しています。

そもそも、5兆円規模の借金を肩代わりできる体力があれば、はじめからメガバンクになる必要はありません。

メガバンクになっているのは、規模を大きくし一致団結して、

もともとの銀行が持っていた特色を組み合わせ、パフォーマンスを向上させ、銀行そのものが潰れないように体力を上げていくこと

が最大の目的です。

なのに、この頭取は、自分の保身(帝都銀行の名を名実ともに残すため)のために、本末転倒な要求を受け入れたのです。

この話を聞けば、どう考えてもありえない話と理解してもらえると思います。

 

国民のための政治をするのが政治家の仕事です。

しかし、国はその責任すら放棄して、形は違えど、

国民に借金を作った責任の全てを銀行に押し付けようとしている

のですから、ふざけた話ですよね。

もう、本当にこの頭取しかり、政治家しかり、呆れ果ててものが言えないとは、まさにこのことです。

 

結果として、国債は大暴落!!

日本経済そのものが大ピンチに陥ってしまいます。

ただ、銀行員全てが銀行を潰して逃亡してしまったら、本当にそのしわ寄せが、国民に向かうこととなり、大暴動が起こってしまいます。

いかにリスクが国民にあるとはいえ、本当に責任転嫁させてしまうわけにはいきません。

そのために、頭取だけが責任から逃れるために、この責任を敏腕ディーラーの専務と、総務部員に全部背負わせたのです。

この頭取は、本当にとんでもない人間ですよね。

しかし、頭取に文句を言ったところで、このままいけば日本経済が破綻するのは目に見えています。

メガバンクを守るために戦うしか道が残されていない…。

だから、異を唱えながらも専務と総務部員は、バディを組んで戦いを始めていくことになるのです。

 

正直な話、この『メガバンク最終決戦』原作小説のネタバレを知った筆者は、ただ唖然とするばかりでした。

しかも、この話には、まだ続きがあります。

かつて、大蔵省に在籍していた『魔術師』と呼ばれる人物が、陰の策士として動き、日本長期債券銀行の米国への売り飛ばしを立案したらしいのです。

その責任を押し付けられたかのように、一人の外務官僚が売国奴の汚名を着せられ、自ら命を絶つことに追い込まれていたのです。

そして、その一件も含めて、黒幕は金融庁長官・五条健司だったのです。

後ほど『メガバンク最終決戦』のストーリー結末もお話していきますが、金融庁の五条が裏で糸を引き、全て仕組んでいたわけです。

最終的に、TEFG銀行専務でディーラーの桂と対峙していくことになるわけですが、ここまで来ると、頭取云々の話ではなくなりますよね。

直接手を下していないとしても、五条が人の命を奪ったに等しいですし、そういう人間が金融庁のトップに立っているなんて許せない話です。

そして、帝国銀行に戻したいと私欲にまみれた

頭取を利用して、下手をしたら国民をも巻き込む大惨事を演出

しようとしていたとするなら、みなさんはどのように感じられるでしょうか?

 

実際に、この『メガバンク最終決戦』には、自ら命を絶った外務官僚の娘が、復讐のために海外のファンドと結託し、TEFG銀行乗っ取りを画策します。

後に、TEFGの責任ではなく、五条の責任ということが分かり、ファンドを裏切り、所有するデータをTEFG銀行専務・桂に譲渡するのです。

筆者としては、これが実話でなく、フィクションであったことに、思わずホッとさせられた次第です。

元々は銀行の問題なのに、それが外務官僚へ責任が飛び火。

しかも外務官僚が自ら命を絶ってしまう事件に発展するだけにとどまりません。

その娘が復讐のために、海外のファンドと結託し、国外への問題へと発展していく…。

まさに、この『メガバンク最終決戦』のストーリーは、想像を遥かに通り越したストーリーといえるでしょう。

そして、『メガバンク最終決戦』は、ある種、国に対する反抗的な作品という見方もできそうです。

正直なところ、

「これを放送して大丈夫なのか?」

という考えも筆者の中で出てきました。

ただ実際に放送され、大騒動となることはありませんでした。

あくまでフィクションなので、問題視はされていないのでしょう。

さすがに猟奇犯罪の類とは異なり、これを真似して良いと考える政治家や、銀行関係者はいないでしょう。

あくまで銀行を舞台にした、一つのフィクションであることに違いはありません。

しかし、実在の銀行をモデルにしたのではないかという話も持ち上がるくらい、話題となっている作品なのです。

ストーリーの結末も含め、気になる人は『メガバンク最終決戦』の小説やDVDを手にして、一度観ることをおすすめします。

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ドラマ『メガバンク最終決戦』のストーリーあらすじから結末まで

メガバンク最終決戦

メガバンク最終決戦

さて、日本経済も揺るがす、とんでもない金融戦争をテーマに描いた『メガバンク最終決戦』が、WOWOWでドラマ化。

そこで、そのストーリーあらすじをお話していきましょう。

 

東西帝都EFG銀行(TEFG)は、帝都銀行を中心に東西銀行、EFG銀行が金融庁主導で合併し、新たにメガバンクとして誕生しました。

主導権は常に帝都銀行出身者が握っていたため、内部の軋轢も次第に高まっていきます。

そんな中、帝都銀行出身者ではないものの、敏腕ディーラーの桂光義(役:椎名桔平)は、その手腕を買われ、為替部門の専務になるまで出世していました。

一方、EFG銀行のさらに前身の銀行で、TEFG内でも最下層と位置づけられている名京銀行出身の総務部、二瓶正平(桐谷健太)。

彼は、階層的支配(ヒエラルキー)や、周りの目にも屈することなく、まじめに仕事をこなしていました。

ある日、TEFG上層部と金融庁官僚との密談によって、超長期国債を購入することになったのですが、同時期に

日本国債が大暴落!

そのために、TEFGは、突然、

破綻の危機

に陥ってしまうのです。

そこで、会社存続のため、桂は二瓶と共にTEFGの買収を狙う外資ファンドや、陰謀を企む官僚たちと対峙します。

そして、喰うか喰われるかの史上最大の大勝負を挑んでいくことに…。

 

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