
いずれにしても、中日ファンにとっては、古巣に戻ってきてくれたことが嬉しいので、ぜひもう一花咲かせてほしいところです!
中日ドラゴンズの2017年の新助っ人外国人!
続いては、2017年から中日でプレーする、新助っ人外国人の紹介です。
2017年の中日の新外国人1 エルビス・アラウホ
エルビス・アラウホ投手は、まだ25歳という伸びしろのある速球派左腕。
何といっても最大の特徴は、
身長201センチ
体重124.7キロ
という身体の大きさでしょう。
その巨漢から繰り出される
最速156キロのストレート
は、長身から振り下ろされて角度がつくことから、非常に強力な武器となります。
短いイニングでアラウホ投手と対峙すると、相手としては、非常に嫌でしょうね。
攻略法を見出す前に3アウトチェンジ、という流れが作れそうなので、基本的にはセットアッパー、抑えとしての起用を考えているみたいです。
しかし、アラウホ選手は
『先発をやりたい』
という希望を持っているとのこと。
もしかすると、その時のチーム状況で判断、ということになりそうですよ。
上手く化ければ、ソフトバンクのサファテ投手のような怪物投手になれる逸材です!
2017年の中日の新外国人2 ホルヘ・ロンドン
2人目は、ホルヘ・ロンドン投手です。
28歳のロンドン投手。
こちらも、アラウホ投手と同様に速球派の投手。
最大の魅力は、平均150キロ後半、そして
160キロを超えることもあるストレート
でしょう。
アメリカでは、2016年でも160キロを計測しているため、急速に衰えはなく、豪速球は健在。
スライダーは、決まる時はものすごい曲がりを見せますが、甘く入って痛打されるということも珍しくないため、やや制球難なところがネックですね。
力押しの投手なため、どちらかというと、中日で言えば岡田投手のような、連投のきかないロングリリーフ向きタイプ。
セットアッパーのような、重要な局面を任せられるとは言えなさそうです。
2017年の中日の新外国人3 アレックス・ゲレーロ
3人目の中日の新助っ人外国人は、アレックス・ゲレーロ選手。
キューバリーグでは非常に素晴らしい成績を収めたため、メジャーリーグでも大型契約を結ぶことが多かった実力者です。
打撃の方はというと、典型的な引っ張りバッター、かつフリースインガーで、好不調の波が激しいタイプです。
しかも、三振率は非常に高く、メジャーリーグでは、
ほぼ4打席に1回は三振をしている
というほどの三振の多さ。
そのため2016年で言うと、横浜DeNAのロペス選手のような、好調時と不調時が極端になりそうな予感がします。
間違いなく、安定感には欠けるでしょう。
また、守備はショート、セカンドと回され、最終的にサードに落ち着いており、一応、外野も守れるみたいですが、サード以外は微妙です。
基本的には、サードを守り、高橋選手とレギュラーの座を争うことになりそう。
一発長打が期待できる選手ではあるのですが、安定感に欠けるため、ビシエド選手と並べてしまうのは、少し不安が残りますね…。
2人とも絶好調ならば、手のつけられない打線になるのですが、2人とも絶不調だと、打線として全く機能しなくなってしまいますから…。