
むしろ平均か、平均以下程度。
守備の指標を示すアルティメット・ゾーン・レーティングでは、
レフトがプラスになっている以外、全てがマイナス
という数字になっていました。
また、打撃も、メジャーリーグで一番成績の良かった2015年でも、
104試合、打率.275、10本塁打、42打点
という数字。
決してアベレージヒッターというわけでも、大砲というわけでもありません。
さらに、四球率は毎年5%前後なので、
四球を選べないフリースインガー
という特徴もあります。
積極的に打ちにいくスタイルではあるものの、その割にはミートの正確さに欠けている印象を受けました。
ただ、メジャーリーグではパワーがあるとは言えなくても、日本プロ野球では、パワーがある方に分類されるかもしれません。
もしかすると、
1シーズン20本
ということもありえるだけに、日本という新環境でもダメか、もしくは大きく化けるか…
どう転ぶかわからないというのが、筆者のパラデス選手に対する評価です。
まとめ
2017年の千葉ロッテの新戦力についてご紹介しました。
ドラフト会議で大量の投手を指名し、投手不足を補強した形にはなりましたが、外国人選手の補強は、ことごとく失敗しています。
デスパイネ選手が流出、狙っていた元阪神のゴメス選手も韓国に先を越される
などなど…。
肝心の内野補強として獲得した外国人選手2人も、大砲タイプではないため、せいぜいポジションの穴を埋める程度に留まるでしょう。
これらのことを踏まえると、2017年の千葉ロッテは、非常に厳しい戦いを強いられることになりそうですね。