ファミレスのドリンクバーは原価が超安いので利益率が高い真実

雑学

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


— みんなで当てよう「その原価いくら?」 (@genikura) 2018年2月9日

しかし、ドリンクバーの仕組みや原価の低さを考えると、ドリンクの種類が多くあるということは想像するだけで分かる話です。

そもそもドリンクバーとは、バブル経済が弾け消費不況に喘いでいた「すかいらーく」の子会社が、1992年にある店舗に設置したのが始まりでした。

そして、この店舗では、メニューそのものを低価格路線にシフトチェンジ!!

少しでもお求めやすい価格で、消費者たちにサービスを提供し始めたのです。

当時は、まだ費用もそれほどかけられず、ホットドリンク1つしか提供できなかったり、カップが1杯だけしか与えてもらえなかったりしていたようです。

今のようなグラスをも自由に変えて飲むサービスは、全く考えられなかったというわけ。

それでも、当時まだドリンクバーというサービスが無かった中で、画期的なサービスが展開されたと世間では大盛況!!

メディアも多く取り上げられるようになり、消費不況も幾分か改善しています。

もちろん、ドリンクバーは、一つのきっかけに過ぎず、消費不況を少しでも脱却できた要因は、すかいらーくの弛まない努力あってこそ。

ただ、一つの時代の流れとして、このドリンクバーサービスが、世間の常識をも大きく変えるきっかけになったことは間違いないでしょう。

近年は、原価率が抑え目のドリンクも世に輩出されるようになり、そのことも相まって、ドリンクの種類が充実…

さらには、他のドリンクと混ざってしまい不快感を与えないように、グラスも自由に交換できるサービスが提供され始めました。

そのことで、ますます消費者たちにドリンクバーが定着していきました。

また、そのことに付随して、ステーキハウスや食べ放題サービスを提供しているレストランなどで、サラダバーもサービス開始…

ますます、消費者達がお腹を満たして笑顔になれるサービスが拡充されていく光景が伺えるように…

とはいえ、このサービスを行っているのは一部に限られた話で、全てのファミレスがサービス展開しているわけではありません。

それには、ある明確な理由があることも事実です。

その理由に関しては後ほどお話ししていきますが、いずれにしても、今のドリンクバーサービスの課題であるともいえるでしょう。

ただ、少しでも気楽に来店してもらい、消費してほしいという願いが、よりよいサービスとして形を成していることは事実。

また、その規模も徐々にではありますが拡大しています。

今や、ドリンクバーは、レストラン産業において、切っても切り離せないサービスとなりつつあります。

それだけに、今後、ますますドリンクバーのサービスが拡大されていくことを期待したいものですね。

さて、そんなドリンクバーですが、実際のところ、現在のドリンクの種類はどれくらいあるのでしょうか。

例えば、ガストのある店舗におけるドリンクバーに関して言うと、定番のドリンクからミックス系も含めて全体で68種類提供されています。

そのメニューの一部がこちら。

コカ・コーラ
ファンタ
カルピスソーダ
ミニッツメイド
抹茶ココア
カフェオレ
トロピカルアイスティー
野菜と果実・人参ミックス(スムージ・ミックスジュース)
煎茶
アイスカプチーノ
ブレンドコーヒー

など…

全てのメニューを出してしまうとキリがないのでこの辺にしておきますが、実に多くの種類のドリンクを楽しめます。

もちろん、ドリンクバーを設置している各チェーン店によって、それぞれの特色はあるでしょうし、種類も若干異なります。

ただ、炭酸飲料系からホットドリンクまで、実にさまざまなドリンクが提供されることに変わりはありません。

ドリンクバーが設置された頃は、ホットドリンク1種類のみだったのですが、今ではこんなに種類がたくさん提供されているのです。

なので、オリジナルなミックスドリンクを試してもいいですし、いろんなフレーバーのドリンクを満喫してもOK。

そういう部分で、ドリンクバーは、非常におすすめなファミレスなどで見られるサービス形態と言えるでしょうね。

ドリンクバーにおける問題点

消費不況だった状況下において、お客様を呼び込み消費を拡大するきっかけにもなったドリンクバー。

このサービスのおかげで、大げさな話、経営難を脱した店舗もあるかもしれません。

しかし、ドリンクバーにもデメリット(問題点・課題)はあります。

決してメリットだけを得ているわけではないのです。

では、ドリンクバーを設置することでどんな問題点が発生しているというのでしょうか。

その最大の問題点は、ズバリ、回転率が悪くなることにあります。

ファミレスなどの飲食業界は、食べてもらったり飲んでもらったりして初めて利益が出ます。

ということは、ただ長時間店舗にお客がいるだけでは、全く利益につながらないのです。

まぁ、家電量販店などのように、利益を得るために販売するものが、飲食物でなければ、純粋に購入さえしてもらえば利益は出ます。

しかし、飲食業界は、食べ物や飲み物を売ってなんぼです。

コンビニなどは、テイクアウトが前提なので、問題はありませんが、ファミレスなどは、お客様が飲み食い出来なければ利益に繋がりません。

もちろん、ギャル曽根さんのように大食いタイプのお客様ばかりだったら、長時間いてもらうほど、次から次へと商品が売れることもありえます。

しかし、ギャル曽根さんのような大食いタイプはレアケースで、大抵は、そんなにガツガツ食べたり飲んだりすることは出来ません。

誰しも限界はありますし、そのことを踏まえた上で、飲食業界が利益を出すためには回転率を考えることは必然なのです。

しかし、ドリンクバーを設置することで、ファミレスでお客様がゆっくりくつろいでしまうため、回転率はかなり悪くなってしまう…

このことが、一つの問題点として、いまの飲食業界を悩ませているわけです。

ちなみに、一部のファミレスが、ドリンクバーを置かない最大の理由がこの、回転率が悪くなるという理由です。

もちろん、先程もお話した通り、ドリンクバーとして提供されているドリンクの原価がかなり安いので、それだけで利益は出ます。

とはいえ、お客様一人につき、何千円・何万円と利益が出るわけではありません。

1 2 3 4
ページトップへ