
ここ数年『ふるさと納税』という言葉をよく耳にしませんか?
テレビや雑誌でも取り上げられている『ふるさと納税』。
『何か地方に納税と言う形で寄附をして、見返りにその地の特産品などをもらえる。』
おそらくは、この程度の知識で、
「あまり詳しくは知らない」
という人も多いですよね。
ネットにも色々と『ふるさと納税』についての情報は溢れていますが、難しく書いてあるものも少なくありません。
冒頭ではありますが、ここで簡単に説明すると、まず『与党税制改正大網』というものがあります。
それは翌年度の税制改正法案を決定する前に、与党や政府が発表する税制改正の基になるものです。
この『与党税制改正大網』により、毎年、税制の方針が決まるので、『ふるさと納税』も、必然的にこの影響を受けます。
そのため、『ふるさと納税』と、ただ一言で表しても、その年によって、なにか変更点があり、ことなる『ふるさと納税』である可能性があるのです。
そこで当記事では、『ふるさと納税』が、2016年と2017年ではどうなったのかについて、お話していきましょう。
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お得な『ふるさと納税』とは?
まず、『ふるさと納税』のことを全く知らない人の為に、簡単に『ふるさと納税』について説明しましょう。
『ふるさと納税』とは、
住民登録のある地域以外に、『ふるさと』(自分が貢献したい!と思う市区町村)への”寄附金”
を税金として納めます。
この
『”寄附金”を税金として納める』
ことが一番重要なポイントです。
これは、個人が2,000円を超える寄附を行ったときに、
住民税(住民税の5,000円を超える部分)と所得税(所得税の2,000円を超える部分)から一定の控除を受けられる制度