お義父さんと呼ばせてのドラマ打ち切りの原因は視聴率とキャスト?

ドラマ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
お義父さんと呼ばせて


近年は多種多様のカップル・夫婦が誕生し、中には父親と同い年の彼を連れてくる娘もいらっしゃるみたい…

2016年春ドラマとして放送された、フジテレビホームコメディドラマ「お義父さんと呼ばせて」も、そんな今時のカップルを題材にしたドラマでした。

ただ、終わってみれば、平均視聴率6.9とそのシーズンの他のドラマと比較して惨敗。

しかも、9話打ち切りという事態に陥ってしまいました。

ただ、打ち切りの理由は視聴率以外に、キャストにも問題があったと言われていますが、それは一体どういうことなのか…

そこで、本作打ち切りの理由として挙げられている、視聴率の悪さやキャストの問題を解析してみたいと思います。

[adsense]

『お義父さんと呼ばせて』が低視聴率で第9話打ち切り?

お義父さんと呼ばないで

みなさんは、2016年春ドラマとして放送された、「お義父さんと呼ばせて」を覚えていらっしゃいますか?

遠藤憲一さんと渡部篤郎さんが義理の親子というかたちで共演し、コミカルに描いていくドラマとして、このドラマは注目されましたよね。

遠藤憲一さんといえば、強面俳優でありながら、近年では、バラエティ番組でおちゃめな一面も垣間見せ魅力あふれる俳優として知られています。

また、渡部篤郎さんはどこか謎めいた部分を持っていてかなり個性的な俳優…

年齡も近いこの二人が義理の親子として共演するわけですから、かなり奇抜なドラマであることには違いありません。

ドラまの内容に関してはここでは割愛いたしますが、実に設定がコミカルな内容でした。

父と同じ年齢の彼氏を娘が連れてくるという設定が、実に現代的で、非常に面白そうという印象を受けます。

しかし、いざ放送されてみると現実は非常に厳しく、視聴率が振るわなかったために、第9話で打ち切りとなってしまったのです。

・1度も視聴率2桁に達しなかった厳しい現実

残念ながら9話で打ち切りとなってしまったドラマ「お義父さんと呼ばせて」ですが、実際のところ視聴率はどうだったのか…

みなさんも気になる話だと思いますので、改めて、各回の視聴率を一覧でご紹介します。

その視聴率がこちら、

第1話:9.6%
第2話:6.2%
第3話:5.5%
第4話:6.5%
第5話:4.7%
第6話:6.7%
第7話:8.3%
第8話:6.3%
最終話(第9話)7.9%

以上が、各回の視聴率で、平均視聴率は、冒頭でもご紹介したように6.9%という、残念な結果となってしまいました。

確かに、初回に限っては9.6%と、もう少しで二桁に達する勢いが観られましたが、それは初回だからこそ成し得た結果に過ぎません。

やはり、全体を通して視聴者の受けがあまりにも悪く、視聴率は二桁どころか、平均7%にも達しない惨敗で幕を閉じることとなってしまいました。

これが、半沢直樹やドクターXシリーズなど、モンスタードラマが裏番組あったのならまだ理解が出来ます。

ただ、このドラマの裏番組として放送されたTBS系のドラマ「ダメな私に恋してください」も、平均視聴率は9.46%。

決してモンスタードラマといえるほどの結果は残していません。

ちなみにこのドラマは、朝ドラ「あさが来た」への出演で、

「五代ロス」

と大ブレイクしたことでも知られる、俳優・ディーン・フジオカさんが、深田恭子さんの相手役を務めたことでも話題になったドラマです。

・ディーンフジオカ&深田恭子でさえも視聴率撮れず…

ディーンさんも、深田恭子さんも人気の高い役者ですが、そんなビッグネームを起用しても、平均視聴率10%を超えない…

そこは、テレビ離れが加速している現代社会の厳しさなのかもしれません。

その裏で、放送された「お義父さんと呼ばせて」が、さらに視聴率が悪い6.9%というのですから、打ち切りという話もうなずけます。

TBSドラマ「37.5℃の涙」で主演を演じた女優・蓮佛美沙子さんがヒロイン役を務め、さらに遠藤憲一さん・渡部篤郎さんが脇を固めた…

それだけでも、それなりに注目される価値はあったような気もするのですが、全く結果が振るわなかった…

そこは、視聴者のドラマに対する厳しい目があるのかもしれませんね。

いずれにしても、ドラマの内容そのものが純粋に受け入れられていなかったことだけは、紛れもない事実とみていいでしょう。

やはり、ドラマでしか成し得ない設定(例えば勧善懲悪ものなど…)でなければ、なかなか視聴率を伸ばすことは難しいのだと思いますよ。

ドラマ「お義父さんと呼ばせて」の視聴率が悪い理由

51歳という中年男性が、一方ではヒロインの恋人役として、また、一方ではヒロインの父親役として登場するホームコメディドラマ…

そんなコミカルな設定で放送された、ドラマ「お義父さんと呼ばせて」。

客観的に見れば、遠藤憲一さんと渡部篤郎さんのダブルキャストという意味でも、実に面白かったですし、それなりの結果を出してもおかしくなかった…

そんな印象も伺えるのですが、いろんな意味で奇抜すぎたことが、視聴率に反映しなかった理由の一つにあるようです。

というのも、このドラマは、かなりアドリブも多く取り入れられてしまい、そのことがマイナスに作用してしまったと言われています。

そして、その発端にあったと言われているのが、他ならぬ渡部篤郎さんだったというのです。

・渡部篤郎のアドリブが、ドラマ不評の要理由?

お義父さんと呼ばないで3

バラエティ番組では、高田純次さんのようないい加減なキャラクターが受け入れられることは多々見受けられますよね。

どことなく収集がつかなくなるようなキャラクターではあるのですが、いい加減でハチャメチャに動くところがまた面白いと評判だったりします。

しかし、それは、ツッコミ役がいるバラエティ番組だから成立している話に過ぎません。

ドラマには、脚本(物語)が存在しているわけですし、全てアドリブでやっていくなら、それこそスジナシドラマになってしまいます。

中井美穂さんと笑福亭鶴瓶さんが番組進行役として出演していた、深夜バラエティ番組「鶴瓶のスジナシ!」は、まさに、その代表です。

このドラマは、簡単な設定だけ設けて、後は筋書き一切無しで、キャストである鶴瓶さんとゲストが自由にストーリー展開していく番組です。

なので、当然、ドラマ中に辻褄が合わないところが出てきますが、そこはご容赦して貰う形で、自由にやり取りしていくわけです。

これなら、アドリブだらけの展開であっても視聴者は納得できますし、多少不自然なところが出てきても面白おかしく観ることが出来ます。

しかし、ちゃんと台本があるドラマでそれをやられると話が変わってしまいます。

本筋が全く分からず、不自然な形ばかり見えてしまいますし、何より他のキャストが困惑してしまうので、ドラマそのものの魅力も半減してしまいます。

残念ながら、お義父さんと呼ばせては、渡部篤郎さんが、高田純次さんばりにアドリブで演じまくっていたところがあったそうです。

そのことは、共演者である遠藤憲一さんも、

「突然のアドリブでびっくりしたことがあった」

とコメントしていたことからも分かります。

遠藤さんは、

「僕自身がびっくりするようなアドリブが多数ちりばめられているので、楽しみにしてください。」

というようなことを、クランクアップ後に語られていたそうです。

結局、この不用意なアドリブが、ドラマを面白くなくさせてしまったために、視聴率が振るわなかったものと思われます。

・ドラマだからありえるストーリーではなかったため。

ドラマ「お義父さんと呼ばせて」の視聴率が最悪だった…

このような話をよくネット上で耳にします。

確かに過去最低では無いとしても、当時放送されたドラマの中では下から数えたほうが早いという最悪の結果です。

では。その理由はどこにあったのか…

先程お話ししたアドリブの部分以上に深刻だったのが、あまりにも現実にありそうなテーマに近づけすぎたことにあると思われます。

つまり、ドラマだからありえるストーリーでは無かったというのが、最大の要因だったと思われるのです。

それは、半沢直樹・ドクターXシリーズなどを観ても明らかですよね。

現実社会において、勧善懲悪などありえないですが、ドラマだとそれもありと放送できちゃいます。

また、

「ドラマの世界に現実社会のもやもやした世界観を投影して、気分だけでもすっきりしたい!!」

そんな視聴者達の心理が、ドラマに反映されているからこそ、特に勧善懲悪のドラマに人気が集まるのでしょう。

一方、ドラマ「お義父さんと呼ばせて」は、彼の年齡が51歳と高齢であることは特殊ですが、それ以外においては、どこにでもあるホームドラマです。

設定そのものが奇抜なので、そこを面白いと捉える人には魅力を感じることが出来るとは思います。

ただし、年の差カップルが増えつつあるこの時代で、この手の設定は、それほど極端に珍しいことではありません。

そういった部分が、視聴者の満足感を得られなかったのだとしたら、視聴率が上がらなかったとしても理解できます。

以上、ドラマ「お義父さんと呼ばせて」の視聴率が上がらなかったと思われる、二つの理由です。

ドラマとしての人気が高いシリーズは、勧善懲悪、不器用だけどまっすぐ命に向き合うドラマのいずれかの場合が多いです。

しかも、その内容は実にシンプル!!

お義父さんと呼ばせては、そのいずれにも属していませんでした。

そういった部分が視聴率を低下させ、結果として、9話で打ち切られてしまったのだと思いますよ。

実はキャストにも問題があったって本当?

ドラマ「お義父さんと呼ばせて」では、渡部篤郎さんのアドリブ以上に、演出がコロコロ変えられる珍事も見られていたそうです。

その原因が渡部篤郎さんの口出し似合ったと言われていて、監督も困り果てていたという話も聞かれます。

結局、

「何を描いているのかわからない」

と不評となってしまったことは、先ほどお話した通り、一つの事実です、

なので、渡部篤郎さんにかなり振り回されてしまったことは否めないでしょう。

ただし、だからといって、それだけが原因で打ち切られたわけではないみたい…

というのも、キャスト選びにおいてもいろいろ問題があったというのです。

・キャスト選びの問題とは何?

さて、このキャスト選びの問題とは一体何だったのか…

いろいろ探っていくと、実は、企画当初からキャスト選びそのものが難航していたという話が見えてきました。

そもそも、ヒロイン役も最初は別人が起用される予定でしたが、オファーを受けてもらえず、代役として蓮佛美沙子さんが起用されたというのです。

しかも、驚くことに、遠藤憲一さん渡部篤郎さんも後付で起用されたというのです。

どう考えても主役は、遠藤さん渡部さんの二人にあったと思うのですが、その二人が後付なんて…

完全に企画段階から瞑想していたことが伺えますよね。

結局、このドラマは、企画段階から、

「あれもダメ、これもダメ…」

と、右往左往しながら、キャスト選びにおいても、全て後手に回ってしまったことが、大きく影響し9話打ち切りとなったものと思われます。

・何故キャスト選びで断られ続けたの?

遠藤憲一さん・渡部篤郎さんを後付でキャスト起用したり、ヒロインが決まらず、結局断られ続けながら、蓮佛美沙子さんを起用したり…

いろんな意味で後手に回ってしまった感が否めない、ドラマ「お義父さんと呼ばせて」。

では、ここまで後手に回るは目に陥ったのは、どんな理由からなのでしょうか?

ここからは、あくまで筆者の推測でしかありません。

おそらくは、ここ数年に渡り、フジテレビにおける信用が薄くなっていることが大きく影響しているのだと思います。

・随所で見られるフジテレビの不祥事(信用問題)

バラエティ番組「ほこ×たて」のヤラセ問題や、昼ドラ・ごきげんよう打ち切り問題など、かなり不信感を抱く問題(不祥事)が多い…

これは、筆者だけに限らず、多くの人が抱いている素直な感情です。

また、この極めつけとして、何かと世間を賑わせてしまったのが、笑っていいともの打ち切りですよね。

ギネス記録にもなったあの長寿番組が、MCであるタモリさんの意向を無視したコーナーを企画された…

そのことでタモリさんとフジテレビに確執が生まれ、一つの信用問題にも繋がってしまった…

そんな話も聞かれます。

もちろん、一部関係者による話に過ぎず、どこまでが本当のことかは分かりません。

ただ、噂上の話だとしても、問題は深刻。

実際に、ほこ×たての件は、フジテレビサイドも認めている事実ですし、確実に信用は落ちてしまっています。

さらに、カインとアベル放送前の月9ドラマで、本来は、竹野内豊さんと瑛太さんにオファーしていたものの断られるというハプニングも…

竹野内豊さん・瑛太さんの件は、ドラマ「お義父さんが呼ばせて」放送後の話なので、直接影響しているわけではありません。

ただ、竹野内豊さんや瑛太さんにオファーを断られるところを見ても、フジに対する不信感が募っていたことは事実でしょう。

そういった積み重ねも、キャスト選びが難航した一つの理由だったように思います。

いずれにしても、ここまでの情景を踏まえて考えると、打ち切られべくして打ち切られたドラマだったといえるでしょうね。

残念ですが、これもドラマの世界で見られる一つの厳しい現実です。

今後、このような悲しい結末が引き起こされないように、ドラマ班には、更にクリエイティブな作品を手がけてほしいと願っています。

まとめ

ドラマ「お義父さんと呼ばせて」は、遠藤憲一さんと渡部篤郎さんが、それぞれ娘の彼役・娘の父親役に起用された設定のコミカルなホームドラマでした。

しかし、いざ放送されてみると、初回の9.6%はまだしも、それ以降、初回を超えること無く平均視聴率6.9%と大惨敗。

その理由は、渡部篤郎さんのアドリブの多さも一つの理由に挙げられます。

しかし、フジテレビへの不信感が強いのか、キャスト選びから難航し、全てが後手に回ったことが一番の理由ではないかと思われます。

結局、このドラマは打ち切りになるべくしてなったドラマだったのだと思いますよ。

残念ですが、現状を踏まえると、これも運命として受け止めるしかなさそうですね。

 

ページトップへ